自分をどれほど知っている?
と聞かれると、
うーん、
となってしまうことありませんか。
だって自分の事をそんなに振り返ったりすることあまりないですもんね。
就職とかAO入試とかの季節には、無理矢理自分の強み弱みを考え出し、
「それっぽい自分」
をプレゼンする儀礼が日本全国で行われています。
自分自身について知るというのは、強み弱みという話にとどまらず、
自分がどのような資質・能力を持っているのか
に気付くということです。
一体それってどのようにすればよいのでしょうか?
「非認知」とか能力・資質という言葉はビジネス界のみならず、学校教育でも流行っています。
今回は、まさにこの「自分を振り返る」入試問題です。
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【参考】
入試問題
2021 静岡大学 前期 地域創造学環 選抜方法B
今回の入試問題は、まず
1 次世代のリーダーに求められる能力・資質
ということがポイントですね。
「今までの」と「これからの」対比を明確にして内容を考える必要があります。
しかしですね、リーダー像といても99%の受験生は自分自身の経験から考えなければならいので、
2 これまでに経験した活動
となっているわけです。
普段から振り返りとか、自分自身の事を見つめている、 又は部活とかでリアルな経験をしてきているとなんとか対応出来るのですが、 結構難しいですよね。
では、リーダー像とか自分の能力・資質って一体どのようなものがあるのでしょうか?
リーダーとは
リーダーシップと言えばぁー? ゴールドマン!
というなんか漫才みたいなやりとりになっていまいますが、それほどリーダーシップ界隈では有名なダニエル・ゴールドマンは6つのリーダーシップを提唱しています。
(注)リーダーとリーダシップは違うという議論を堂々とドヤ顔で棚上げにしています。
【参考】
そして、さらに!そのリーダーになるためにはどのような能力・資質が必要ですかぁー?
この能力・資質って本当に難しくて、どのような「ターム(用語)」があるのか知らなければならいですよね。
それに役立つ鉄板の本がこれ!Strength Finder!
そして、営業になって申し訳ないのですが、ICT機器を活用してやるならこれ、AI GROW!(お問い合わせの際、髙橋のnote見ましたというと良いことあります!)
さて、能力・資質の種類とリーダーシップの型を知ったら、この問題はすぐに解けますよね。
重要なのは、用語を知ることではなく、普段の学校生活から「自分自身を振り返る」機会を持つことなんですよ−。そしたら自分はリーダーに向いている、向いていないって分かりますよね。自分の能力・資質とリーダーの違いについても語ることが出来るはずです。
非認知能力という言葉がピョンピョンと跳びはねていますが、まずは腰を落ち着けて振り返る時間を持ちたいですね。
非認知能力は新しい事柄ではなく、あなた自身についてのことなのですよ!
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