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大喜利ゲーム「It's Alive!」 開発秘話(1)

Studio PLAYFOOLのSakiです。遊びを通して、個々人の想像力や創造力を育むことをミッションに、日々ものづくりに励んでます。2018年から本格的に活動を初め、デザインとエンジニアリングとを掛け合わせた私たちのプロジェクトは、国内外で高い評価を頂いています。

最新のプロジェクト「It' Alive!」も、私たちのデザインスタジオとしてのミッションの通り、個々人の想像力を育むことを目的にしたプロダクトです。が、今回は、ハードウェアではなく、ゲームデザインに挑戦しています。このnoteでは、なぜこのプロジェクトを始めることにしたのか、その背景をご紹介したいと思います。

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ワークショップから、大喜利ゲームへ

「It' Alive!」は、実は、私たちの2017年のプロジェクト「PLAYFOOL Workshop」に起源があります。このワークショップのアイスブレークに用意したエクササイズは、お目めのシールを用いて、部屋の中に色々なキャラクターを見つけ、そのキャラクターそれぞれに名刺を作ってあげる、というものです。

一見シンプルなエクササイズですが、全く異なるバックグラウンドをもつ参加者を、一気にPLAYFOOL Workshopの世界に引き込むことのできるとても良いものです。顔を見つけるために部屋中を歩き回るので身体を使い、「顔を探す」といういつもと異なるミッションのもと、なんの変哲もない部屋を隅々観察する。名刺には、名前、職業、将来の夢を書く必要があり、適度に想像力に負荷がかかり、ストーリーでアイディアを紡いでいく練習となりました。(ちなみにこちらのワークショップは、ミミクリデザインとブラッシュアップし、現在はミミクリデザインが研修プログラムとして展開してくださっています。興味のある方は是非お問い合わせください。)

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PLAYFOOLワークショップの様子

でも、ワークショップには限界があります。そもそも私たちは2人ともが日本語を話せるわけではないので、日本でワークショップをするのは難しい。どうやったら、ワークショップではない方法で、もっとカジュアルにこの遊びを体験してもらえるだろうと悶々としていたときに、DSCLの平野さんから「ボードゲームにしなよ!これだけでも充分楽しいよ!」とさらっと一言。この日の夜から、このエクササイズのボードゲーム化プロジェクトがスタートしました。

自社製品を商品化するということ

ただ、いつもこんなにスピーディーにプロジェクトを始動させているのかと言うとそうでもなく、今回こんなにクイックにプロジェクトを始められた背景には、Knottyというハードウェアのプロジェクトでの悔しい体験があるように思います。Knottyは、国内外で高い評価を受け、テクノロジーも国際特許(申請中)という革新的なプロダクトです。Knottyで遊ぶ子供たちの姿を見るのは何よりも嬉しかったし、私たちが想像もしていなかった使い方でどんどん遊びを生み出す子供たちを見て、なんとしてでも商品にして届けなくては、と思っていました。

ただし、Knottyの場合、ハードウェアということもあり資本が必要です。当然投資家の方にも数名お会いしましたが、投資を受けるスタートアップとしてのゴールは急成長。私たちには子供の創造性教育のみに10年捧げる気もなければ、会社を大きくすることにも価値を見出してない(もちろん6人くらいの規模感になりたいけれど。6人笑)。したがって、投資ルートは即消滅。大きい会社にアイディアを売却するルートは、1.5 年ほど生き残ったものの、このプロダクトの商品化はリスクが大きすぎ、中々スピーディに結論が出せる話ではありません。結果、Knottyはしばらく箱の中へ・・・という結果になってしまいました。

あの時の決断は設立2年目の私たちにとって正しかったとは思うものの、自社オリジナルの製品を世に出す、という私たちがデザインスタジオとして最も価値を置くことを達成できなかったことへの悔しさはずっと残っていました。それもあり、このボードゲーム化のアイディアを平野さんから頂いたとき、これならハードウェアほどの資本は必要ないし、自分たちでもできる!!!!!!!!と歓喜したのを覚えています。

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It's Alive! 一番最初のテストの様子

長くなりましたが、そういう背景があり、It's Alive! ゲームのプロジェクトが始まったわけでした。前述の通り、ワークショップのアイスブレークとしては、すでに完成した遊びだったので、そのままボードゲームとしてまとめて終わり!というのも選択肢のひとつではありましたが、もっとカジュアルに遊んで欲しかったこともあり、大喜利ゲームとして多少の競争要素を取り入れる形で、リデザインすることになりました。

私たちは、ボードゲームの世界では最近多い、キックスターターを利用してのデビューを目指します。クラウドファンディングは、意外と大変で、日々学ぶことばかりですが、幸いにもボードゲームの世界はオンラインコミュニティがしっかりしていて、お互いをサポートし合う良い環境が揃っています。ただ、やはり厳しい世界ではあるのは確かなので、より良いものをより良い方法で世に出せるよう、準備していきます。

最後に、このゲーム「It’s Alive!」は、大人も子供も、楽しく想像力を育むことのできる盛り上がり必至な大喜利ゲームです。詳細は、こちらのスーパー可愛いウェブサイトをご覧ください。メーリス(英語のみ)や各種SNSでは、最新の情報をお届けしますのでぜひフォローお願いします!試遊希望も大歓迎です!希望者はオンライン試遊会を企画しますので、ぜひご連絡ください。

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オンライン試遊会の様子

次回は、ゲームデザインの話を深堀していく予定です!


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Studio PLAYFOOLというデザインスタジオをやっています。DMM.makeのスカラーシップ生です。 Web: studioplayfool.com

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