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お家でできるお絵かき遊び「顔認識ゲーム」

全国の小中学校・高校に臨時休校の要請が出てからというもの、日中の家での過ごし方に困っているご家庭も多いのではないでしょうか。

「遊びから入る」をコンセプトに新しいアプローチを提唱するPLAY FIRSTでは、こんなときだからこそ、遊びを起点に何かできないかと考え、このnoteを立ち上げました。

ここでは「お家でできる遊び」をテーマに、誰でも家で簡単にできる遊びを思いつくままに提案していきたいと思います。少しでもみなさんのお役に立てたら、うれしいです。

さて、第1回目となる今回は、簡単な「お絵かき遊び」です。

これを読んでいるみなさんは、絵を描くのが得意でしょうか。もしかすると、ちょっと苦手…という方も多いかもしれません。しかし絵というのは、生まれ持った才能だけによるものではなく、練習によってある程度描けるようになるものなのです。

そこで今回は、最も基本となる「顔」を描く遊びをやってみましょう。やり方は簡単です。紙とペンを用意して、好きなように顔を描くだけです。ただし、ちゃんとした顔が描けているかどうか、判定の仕方がちょっとだけ変わっています。

<用意するもの>

・紙(A4を半分に折ったくらいがちょうどいいと思います)

・ペン(ちょっと太めの黒いマジックがオススメです)

・スマートフォン(顔認識機能が付いているもの/最近のスマホには大体付いていると思います)

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1:紙に、好きなように「顔」の絵を描いてみましょう。

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2:描いた絵をスマホのカメラの前にかざします。

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3:カメラの顔認識機能が反応したら、クリアです。

<注意>

※顔として認識されると、だいたい黄色い四角などが表示されます。

※絵にしっかり光が当たるように、明るい場所でやってみましょう。

※うまくいかなかったら、紙の位置や角度をいろいろ動かしてみましょう。


どうでしょう。たったこれだけの、とても簡単な遊びです。ぜひお子さまと一緒に、チャレンジしてみてください。スマートフォンの機種によっても違いますが、実際にやってみると意外と難しいです。

筆者も、子どもと一緒にいろいろ描いてチャレンジしてみました。みごと顔として認識されたのは、このあたりの顔でした。(※iPhone7の標準カメラアプリを使用した場合)

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逆に、うまく認識されなかったのは、この人たちです。↓

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どうやら、極端にシンプルなものやマンガっぽい絵は、人間としてうまく認識されないようです。また、実は絵の上手い下手も、あまり関係なさそうです。これらの顔認識の傾向から考えられるコツは、次のようなことだと思われます。

①まゆ毛、目、鼻、口などのパーツがリアルな人間の配置に近い。

②特に「鼻筋」はしっかり描いた方が良さそう。

③顔の輪郭や髪の毛もちゃんと描いた方が良さそう。

はっきりとした「しきい値」のようなものは分からないのですが、顔認識は基本的に眉毛・目・鼻・口などの位置を「特徴点」として読み取って、人間の顔らしきものを判別しています。つまり、顔のパーツの位置関係が、より人間らしい配置になっていることが大事なのです。

では、「顔のパーツの配置をできるだけ人間らしく描く」ためには、どうしたらいいのでしょうか。せっかくですので、より人間らしい顔の描き方をお教えしましょう。

人間の顔の基本的な配置というものは、だいたい決まっています。よく言われているのは、次のようなことです。

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・頭頂部とアゴのラインの中間あたりに目と耳がある。

・目〜鼻先〜口〜アゴの間の比率を均等になるように描くと、よりリアルな人間らしくなる。

・両目と口の真ん中を頂点とする正三角形を意識して描くとよい。

これは、かなり単純化した比率ですが、逆にこれらを少しズラすことで、年齢や性別など、顔の特徴を強調して表現することができます。

ただし、このような正しい比率を知っておくことは大事ですが、これに従ってばかりいると、どんどん「普通の顔」になっていってしまう可能性があるので、注意が必要です。

先ほどの例でジャイ●ンやベジー●の顔が認識されなかったことからも分かるように、漫画やイラストを描くときには、もっと個性を強調した方がいいキャラクターになると思います。

とはいえ、この遊びを繰り返すことで「より人間らしい顔の絵」を描けるようになる…かもしれません。カメラの顔認識機能は、実は有能な「絵の先生」でもあるのです。

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さて、いかがだったでしょうか。ちょっと絵が苦手だなと思ってしまうような人でも、このように遊びながら学ぶことで、少しだけ絵を描く技術が上達しちゃうかもしれません。

何かと暗い気持ちになるようなニュースが多い昨今。事情はどうあれ、大人も子どもも家にいる時間が多いこの機会をうまく使って、遊びを起点に楽しく絵の勉強をしてみてはいかがでしょうか。

(岩下)


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「遊びから入る」をコンセプトにしたこれまでとは違うアプローチのゲーミフィケーションで、ソリューション、プロジェクト、ツール・プロダクトの開発を推し進めていくデザインユニットです。 https://play-first.jp/
コメント (1)
似顔絵の講座を持っていますがこの内容はそれにも通じます。面白い。
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