見出し画像

完全オーダーメイドイマーシブシアター

今日から10/16(日)までの1週間、初めましてのお客さんと一緒に作る即興二人芝居『Shall We Impro?』の動画を限定公開する。
約40分の作品だが、一緒に演じてくれたお客さんの変化が興味深いので、是非観てみて欲しい。

そういえば昨日、僕の妻・夢子が構成演出を務めているイマーシブシアター『反転するエンドロール』が無事千秋楽を迎えた。

ここ数年、人狼やマーダーミステリー、謎解きなど、観客が体験するエンターテイメントが多くなってきた。増えてきたということは、需要がそれだけあるということだ。
事実、この公演も情報公開直後からチケットが売れまくり、次々と即完していった。
このようなイマーシブシアターの台頭を見ると、最早演劇も観るものから体験するものへと変化していくのかもしれない。

そういう視点で僕がやっている『Shall We Impro?』を見直せば、実はこれは「究極のイマーシブシアター」なのかもしれない。

だってそうだろう。お客さんは僕と一緒に演じながら世界を体験する。
ここまでは既存のイマーシブと同じだが、全て即興でやるために、作られるものはその日その時に決まり、同じ展開はもちろん、同じ設定で演じられることもない。
観客(というか演者)の自由度は高く、設定(動画の中では10年後のドラえもんとのび太くん)の上であれば何を喋ろうが、何をしようが構わない。
物語のリードは僕が行い、責任を持って完結させる。

えげつない体験ではないか?

それをしかも、演劇やインプロなんて一度もやったことがない主婦の方が、最終的には生き生きと役を演じ切るのだ。動画を観ればわかるが、開始10分程で世界に没頭している。
いわば完全オーダーメイドイマーシブシアターだ。

とはいえ流石に40分演じ続けるのは2人とも大変だ。

だったら15分くらいならどうだろう?
15分くらいならやれるかもしれない。
それに他にも人がいるとなったら?
自分だけじゃなければ恥ずかしさもないかもしれない。

そんな想いで作ったのが『30SHOW』です。

初めましてのお客さん3人と、15分の即興二人芝居を作ります。
言い方を変えると、3人のお客さんのための完全オーダーメイドイマーシブシアターです。
演じる側の条件は僕と初めましてであること。観る側(傍観者)の条件はありません。あるのは15席限定だということです。

完全にブームに乗っかって捉え直した自分のパフォーマンス。
多分日本で数人しか出来ないパフォーマンスですし、出来ない体験となります。
12/23、是非ともお越しくださいませ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?