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あなたから教わるとは、自分と向き合うということ
最近、コロナ禍になってから久しぶりに居酒屋に行った。
友人であるフランス料理店のオーナーシェフと、ちょっとした親睦会で知人数人で飲もうということになった。
会場は最近オープンしたちょっと小洒落た居酒屋というか小料理屋というか。知人の女性が店主だったので俺が予約をした。
親睦会の当日、店はそこそこ混んでいた。コロナ禍でこれだけ客が入っているのはなかなかいいねという話をしながら、生ビールを飲んでお
伝わらないことでも伝わっていく
とても生きづらそうな後輩がいる。
20代はじめの女性。
名の知れた名門私立高校を卒業し、誰もが優秀だと認める某国立大に進学したという。
ここ数年一緒に仕事をしているが、とにかく有能な女性だ。
コーヒーを飲みながら雑談をしているとき、彼女は「生きづらいんですよね」とこぼした。
俺はどう生きづらいのか質問するのだが、彼女からはっきりした答えはない。何か答えはあるはずなのに、言うのを控えているように見
男とは加害者である。
男性とは、加害者である。
それはその人が何をしたというレベルの話ではなく、もっと数千年に及ぶ歴史の上に立つ、男性という存在の根源的な意味で。
例えば人間が人を殴らなくなったのは、この日本でもほんの30年のことだろう。今の50歳代以上は、日常的に暴力行為を目撃していたと思う。
些細な喧嘩で他人を殴る男、子供を好き放題殴る教師、指導と称して選手を殴る部活顧問、言葉が不自由なのか殴らないと部下に仕事
例え話をしてはいけない時
「たとえ話」をよく理解できない人は世の中に想像以上に多い。
相手がよく分かるようにと思って例え話をするのだが、その例え話が理解できないので話が違う方向に飛んで行ってしまう。
「たとえばね・・・」から始まる文章は、受け手にとっては有難いと思って耳を傾けるものだと俺は思っていた。理解が難しいことを身近な事象に「例えて」、理解のきっかけを作ってくれるのだから。
俺は例え話を聞くのは大好きだし、その例
汎用性のある「優秀さ」など存在しない
会社員としてあまり優秀とは言えない人たちが、こう言うのを聞くことがある。
「この会社の中で実力をつけても、他所に行ったら通用しないんです。」
「ここで優秀でも、他所に行ったら優秀じゃありません。」
「会社の人たちは井の中の蛙です。みんな他所では通用しません。」
つまり、絶対的な「優秀さ」や「実力」というものが存在するのだとでも思っているのだろう。
俺から見れば、UFO研究家よりもメルヘン
「奥さん」と呼んではいけない
他人の配偶者について、なんという呼び方をしていますか?
ある女性の配偶者について、一昔前なら「ご主人」「旦那様」などと言ったものです。
しかし「ご主人」という言い方には主従関係を想起させるし、「旦那」というのはあまり品のいい言葉ではありません。
そもそも旦那という言葉はサンスクリット語で「ダーナ」であり、僧侶の金銭面での面倒を見る人という意味。つまりパトロンのことです。配偶者を旦那と呼ぶのは