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小説「宿借りの星」を読み終える

2020/05/06(Wed.)

 酉島伝法の「宿借りの星」を読み終えました。3月くらいからぼちぼち読んで、2ヶ月くらいかけて読んだことになります。話の内容には触れませんが、人間のいない生態系を人間の言語で説明するために大量の造語がでてくる点が特徴的でした。最初は造語を覚えるだけで大変でしたが、読み進めて行くにつれて造語にも慣れてゆき、最後の方は普通の小説のように読むことができました。別の世界の言語をひとつずつ読み解いていくプロセスが楽しく、別の生き物に生まれ変わったような気分になりました。
 久しぶりに長い小説を読んだので、次の小説は大前栗生さんの短編集「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」を読もうと思います。

20200506_宿借りの星

https://www.amazon.co.jp/dp/4488018343/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_VFDZEbBSARB06

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