滑琴のトラック製造に関する相談

2019/09/05(Thur.)

今日は京都のLiQビルにあるキャステム社へ滑琴の金属部品の加工に関する相談をしました。キャステムは広島に本社を持つ金属加工(CTスキャンや鋳造)の会社で、京都のLiQビルに金属加工を体験できるFab施設を所有されます。キャステムとはマテリアル京都にて開催されたトークイベントでご一緒した機会があり、滑琴のトラックと呼ばれる金属部品の加工について専門家の立場からご意見をいただけると考えました。
実際に滑琴の試作品と動画をお見せすると、エレキギターとスケートボードが合体した姿に興味を持ってくださったようでした。ただ実際に改造したいトラックをお見せすると、ボルトピンを一緒に鋳造する加工の難易度が高いらしく、技術的にキャステムでも実現できるもののコストがかかりすぎるとのことでした。そこで数個程度の試作であればアルミ溶接での加工が適しているのではないか、とのアドバイスをいただきました。

鋳造での製造に至るには試作段階ですが、今回の開発プロジェクトがプロダクト化の段階まで進んだら再びキャステムさんに相談して、滑琴の製品化を実現したいですね。
まずはアルミ溶接での加工に関して、IAMASの卒業生の廣瀬周士さんが運営されている金属加工を専門としたFab施設に相談してみます。
あと3ヶ月で展覧会ということなので、だんだんと活動を活発化させていきます。

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