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交渉上手との出会い

今日は往診日だったのだが、午前中にセンサーシステムの業者さんが入るとのことでボスと一緒にその方々と打ち合わせをする。

単なる見守りシステムと表現してはならない。うまく言えないけれどリハビリ業界とIT業界の合作を施設に導入することになった。道のりは遠かったけど。

ただの直感で仕事をする必要があるときもあり、それが正しいこともある。そうそう、もちろん直感が無ければダメだ。

でも、直感と経験だけではダメということもある。

AIは、うちの介護主任3人のスキルをグングン吸収して行った。およそ半年くらいかけて私たちはとある子機を持たされて行動を分析されていたのだ。
最初は意味もなく気持ち悪いなー、こんなの持ちたくないなーと思った。

しかし、AIのシステムのおかしなところに意見をすると、ただちに修正してくれたりと、あちら側も優秀な社長と社員の軍団だった。

毛嫌いしていた気持ちもどんどん溶けて行く。おまけに、相当なオプションがついた。ほとんど無償の親切としか言いようがない。

この半年で、まったく畑違いの方々の仕事ぶりを見て「仕事ってこうやってやるんだなあ。」と感心することが多かった。真似は出来ないけど。

この施設もずいぶん変わって来た。

AIとも仲良くしていただこう。目的はぶれず利用者さんたちのため。

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