クラファン【誰一人取り残さないために】本日開始

満席を目指して準備を重ねていた「その探偵の名、～2人の名探偵と3つの謎～」。

いつも観に来てくださるお客さま
今回初めて作成したマーダーミステリーを通して予約してくださったお客さま

3月末には、これまでにないペースでご予約をいただきました。
感謝と喜びを噛み締めていました。

しかし、増えたのは予約だけではなく。
国内での新型コロナウイルスの感染者も日に日に増えていきました。

まだ緊急事態宣言も出されていない頃。
対策を打ったり、無観客での公演も打たれていた頃。

わたしたちは公演の延期を決断しました。

何が正しいのかはわかりませんでした。

ただ、
稽古を続ければ感染のリスクがあるし、
知らぬ間に感染者拡大に力を貸してしまっている可能性もあります。

ギリギリまで粘って中止や延期となれば、
損失に対応できるのか。
急に予定を失くしたお客さんに対して何の楽しみも提供できなくなるのではないか。
遠方から来るお客さんの宿泊費や運賃のキャンセル料が高くついてしまうのではないか。
そんな心配もありました。

自分たちが魂込めて作った作品を届けられなくなるのは悲しい。
せっかく生まれて育てたものなのに。
演劇が、インプロがしたい。

それぞれ想いを抱えながら、個としても葛藤がありながら、わたしたちはみんなで話し合って決めました。

延期による赤字額は150万円。
劇団の存続を揺るがす金額です。

目の前が真っ白になりそうな気分でしたが、
今回劇団員だけでなく、ゲストさんやスタッフさんにも、通常通り上演した際と同じ額の報酬をお支払いします。

内部も外部も関係なく、同じ船に乗った船員として、誰も取り残したくはありません。
演劇界全体が、社会全体がダメージを受けている今。
全員でオールを漕いで乗り越えたいです。

わたしたちは乗り越える手段として、「#探偵150万事件」と題し、クラウドファンディングを実施することにしました。
リターンには劇団員だけでなく、共に戦ってくれる客演さんも協力してくれています。
ただ頑張るもの、辛いものにしたくないから、支援者がワクワクできる物はなんなのか考え抜きました。

わたしたちだけでは、絶対たどり着けないゴール。
どうか船を後ろから押してください。
そしてコロナが収まったとき、行き着いた先でまた笑顔でお会いしたいです。

いよいよ本日が船出の日です！
この航海で1番大切な日。
応援よろしくお願いいたします。

★クラウドファンディングページ★

https://camp-fire.jp/projects/view/253173