見出し画像

缶詰の乱雑さが増大しました。 (展開図08)

缶詰の乱雑さが増大しました。

画像1

画像2

撮影した写真をphotoshopで加工するみたいに。
常識的なモノを写真に納めて、介入して、もう一度現実世界に戻したら、超常識的な現実が見えてこないかな という、ナンセンスの練習。

先週と先々週は、スキャンに失敗してびよーんとなった感じを3次元化してみたいなと思ったのですが、今週は出力側で。プリントしてみたら 画像が粗くなっちゃったりCMYKがズレちゃったりして あー!しまったー!!ってなる感じを3Dにしてみたくなりました。

画像3

通常の缶詰

画像4

画像が粗くなった缶詰

画像5

CMYKがズレた缶詰

画像6

画像が粗くなった上にCMYKもズレた缶詰

粗くしたり、色をずらしたりすると、立体なのになんだか平面的に見えてくるのが不思議。

画像7

この色がズレる感じって、「プリントゴッコ」でもありがち…と思いつつ、「プリントゴッコ」が通じるのはごくごく一部の世代らしいということを最近知った… (プリントゴッコ、今思うと いいネーミングだなぁ…)

グレー

3Dですが、今回は”ペーパー”クラフトではありません。

普段はペーパークラフトばっか作ってますが、今回使ったのは、こちら。

画像9

懐かしのOHPフィルムです。(私の卒論発表の時は、なぜかパワーポイントでスライドを作り、それを全てOHPシートにプリントして発表するというスタイルでした…)

OHPシートの上に、CMYK各色で展開図を刷って…

画像10

重ねる。

画像11

ドットでも刷って…

画像12

重ねる。

画像13

色が干渉しないように、背面・底面は今回は入れませんでした。

グレー

展開図です。

通常の缶詰(A4でプリントすると、実物大です。)

画像15

画像16

画像が粗くなった缶詰(A4でプリントすると、実物大です。)

画像17

画像18

なんだか、もっともっと乱雑さが増す方向にしてみたいな。

グレー

※ これまでにつくったものは、こちらのマガジンにまとめています。


最後まで読んでいただきありがとうございます。良かったらサポートいただけたら嬉しいです。サポートいただいたお金は 記事を書くための書籍代や工作の材料費に使わせていただきます。