
#6 ザンビア青年海外協力隊からNPOへ 津久井あゆみさん
ーーグローバルに、ローカルに、社会で活躍するPLASインターン卒業生。彼らの想い、現在の活動、そしてPLASでのインターン経験が彼らの「いま」にどうつながっているのかを聴きました。
いま、NPO法人シミンズシーズで働いています
みなさんこんにちは!
2013年10月〜2015年3月の1年半、PLASでインターンをしていました、津久井あゆみです。
PLASとは大学のゼミを通して知り、NGO活動について学びたくてインターンをはじめました。
PLASを卒業後、青年海外協力隊に参加し、現在は、兵庫県加古川市にあるNPO法人シミンズシーズで正職員として働いています。
それぞれが自分の役割を楽しみながら暮らしていける社会を作ることがミッションで、地域で暮らすことの楽しさや、新しい価値観や体験に出合ってもらう機会をつくるために、市民講座の企画・運営を主な業務として担当しています。
NGOに興味があった私が、なぜ今まちづくりの仕事をしているのかというと、青年海外協力隊としてザンビア共和国で活動したことが大きく影響しています。
「聴くこと」を大切にしたザンビアで青年海外協力隊
ザンビアでは私が派遣されたヘルスセンターの中で母子保健を広めるボランティアと一緒に、彼らのやりたいことを支援する形で活動をしていました。
自分が思い描いていた通りの活動はできませんでしたが、PLASが大切にしている、現地の人たちの思いに寄り添った活動をしようという気持ちだけは持ち続けました。
そうやって彼らの声を聴くことに気をつけていたら、ボランティアはみんな自分の村を大切に、少しでもよくしたい。という気持ちで活動していることを知りました。
ザンビアでも田舎の農村で、娯楽も少ない、インフラも整っていない、日々の暮らしでもいっぱいいっぱいななずなのに、地域に住む人を愛していて、自分の時間とお金を使って活動していることに私はとても心を打たれました。
彼らを見ていて、自分の故郷である群馬県を思い出し、帰国したら生まれ育った地域に貢献できる仕事をしたいと、思うようになりました。
今はこの想いを実現するため、現職で市民活動についていろいろ学んでいます。
自信を喪失していた私は、PLASで自信をもらった
(写真)クラウドファンディングを達成した時の様子。左下がわたしです。
PLASで身につけたのはスキルだけではなくて、一番はマインドの部分だったな、と今も強く感じています。
大学卒業後、国際協力のみちに進みたいと思ったとき、私には語学力も経験も覚悟も、何もかもが足りていませんでした。
けれど、人生の多くの時間を費やすことになる仕事には、自分のやりたいことを妥協をしたくない。
自分に自信をなくしていたときに出会ったのがPLASでした。
インターンでは主にチャリティーオークションを担当し、自分の企画でイベントをさせてもらったこともありました。
余談ですが、私が始めたくるみボタンのヘアゴム作成のワークショップが今でも続いていて嬉しいです(笑)
PLASインターンでは3ヶ月ごとに評価と振り返りの時間があります。
そのときに今私ができていること・できていないこと・プラスから求められていることを点数をつけながら見直します。
私にとっての成長と、組織として求められていることとを両立させるためにどうしたらよいのかを話す時間があることで、「できた」を積み重ねていることが目に見えて、自信に繋がりました。
他人から見る私の評価を客観的に教えてもらえるので、足りない部分を自覚することもでき、スキルを上げるためのモチベーションにもなっていました。
尊重し、共に考える、理想のチーム像
(写真)PLASの仲間と旅行に行ったことも!
また、スタッフ・ボランティアのみなさんからの日々の声かけがいつも暖かくて、それだけで勇気をもらえました。
お互いを尊重しながら、悩んだときやうまくいかないときには、どうやったらうまくいくかを一緒に考えてくれる。
理想のチーム像だなあと、仕事を始めた今思います。
プラスで活動した時間は、過ごす期間よりも長く感じるほどずっと濃いものになると思います。
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