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現役プラントエンジニアが教える!プラントエンジニアなら知っておくべき知識一覧!

みなさんはじめまして。私は15年以上プラントエンジニアとして働いており、国内、海外問わず数多くのプランントを設計、現場で施工管理、立ち上げを行ってきました。

その中で思ったことが
「学校ではプラントエンジニアになるためのことは何も教えてくれない ​」
ということです。

そのため、多くの人がプラントエンジニアになってから多くのことを学ばなければならなくて苦労をしています。もちろん会社によっては社内講習会などで教えてくれるところもありますが、未だに「実務を通して学ぶ」ということが多いのも現実です。

そのため、私も完璧に知識がありどんなプラントでも建設できる人間ではありませんが
「これは知っておいたほうがいいよ!」
という知識を皆さんに共有していきたいと思います。

なお、このnoteの中の情報は私が運営しているサイト「PlanTechs」でも掲載していますのでその中の「プラントエンジニア」というカテゴリでもご覧いただけます。

配管に関する知識

プラントというものはある原料から製品を作ったり、または他の原料となりえるものを製造する物です。その中では原料をいろいろな加工(熱を加えたり、逆に冷却したり、反応させたり、混ぜたり)をすることで、目的とする製品に仕上げていきます。

この中でその原料を輸送されるのに最も多く使用されるのが配管です。しかし、配管もその使用される環境(温度、圧力、腐食性など)で最適な材料や口径を選択する必要があります。

そのため配管に関する知識が必要です。下記のような記事をまとめていますので全く知識がない人は上から順番に読んでいくことをおすすめします。

はっきりいっていきなり覚えることが多いですが、配管設計というのは非常に重要なことですので、必要であれば本を購入してでも(というか購入しましょう)いつでも参照できるようにしておくのがおすすめです!

動画でも解説しています

図面の書き方を覚えておこう!

プラントを設計して実際の現場で建築していく時に必要なのが図面です。この図面の書き方が分からないと正確な図面を書くことができません。正確な図面を書くことができなければ、設計通りのプラントが出来上がらないし、図面を読むこともできないので図面のチェックもできません。

そのため、図面の読み書きのスキルは必須です!

どうして図面を正確に読み書きするスキルが必要なのか?どのような本で勉強すべきなのか?実際に図面を読み書きできなければどのような弊害があるのか?などは

を参考にしてください!また、CADでの図面の書き方も覚えておきましょう。注意すべきなのは「CADを使用できる≠正確な図面を描ける」というわけではないので注意が必要です。

に詳しく書いてあるのでぜひ呼んでみてください!また、AutoCADが非常に多く使われていますが、私はAutoCADベースのIJCADというCADをよく使用しています。

に詳しく書いてあります。

工学の基本的な知識を身に着けておく

機械力学、材料力学、熱力学、流体力学の知識はあっても全く損はしませんというかあっても損はないです。それ以外のも回転機器やバルブなどの知識を事前に身に着けておくと良いでしょう。下記のようにプラントエンジニアが覚えておくべき基礎的な知識も解説して言います。

失敗から学ぶ

人類の歴史=失敗の歴史と言っても過言ではありません。プラント建設でも多くの失敗や事故があり、それを元に材料や安全管理や機器等が見直されてきています。

プラント建設には失敗がつきものと言っても過言ではありません。だからといって「じゃあ失敗していいんだ!」とはなりません。お金で解決できる問題であればいいですが、人命が関わる失敗となるとお金で解決できないですからね。

なので今うちに失敗から「こういう設計をしてはいけない」ということを学んでおきましょう!

動画でも解説しています。

プラントエンジニアってどんな仕事??か知っておく

どんな仕事でもそうですが外からは華やかな世界に見えても、実際にその世界で働いてみると「思っていたのと違う・・・。」というのもよくありますよね?プラントエンジニアも外から見れば巨大なプランントを建設して、社会に貢献している素晴らしい仕事かもしれません。

しかし、時には長時間の残業があったり、長期間に渡る現場駐在(国内、海外問わず)があったり、試運転で大問題が発生して連日連夜トラブル対応に明け暮れたりと、大変なこともあります。

そんな仕事を自分が本当にできるのか?私のブログでも多くの記事を書いているので参考にしてください。


動画でも解説しています!

最後に

プラントエンジニアという仕事は非常に責任重大な仕事です。時には社会のインフラにも関わるので、失敗が許されないときもあります。また、時には設計業味に追われて、時には工事工程が間に合わず、時には試運転のトラブルで深夜まで働くこともザラではありません。

しかし、大きなプラントが無事に建設され試運転が完了したときの達成感は非常に大きなものです。

そのためには机上の知識だけでなく現場経験を元にした知識も必要です。ここに書いてあることだけではなく、貪欲に知識を吸収してほしいと思います。

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