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曇り空の下のパワフル【イベレポ:「note+Twitter」Meetup@大阪・アウトプットLAB」】

少なくとも、1年前は思ってすらいなかった。

インドア、人見知り、出不精の三拍子を自称してはばからない自分が、気まぐれで始めたSNS、日記代わりに始めたnoteが”きっかけ”で。

ーーーまさか大阪にまでいくなんて!!

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 嶋津亮太さんの【第二回教養のエチュード賞】に向かって、叩きつけるように書いた「私が一番書きたい世界の習作。」

 正直なところ、書き手としては「嶋津さんお一人に確実に読んでいただけた」という結果だけで十分満足している。

 まさか、そこから「千羽はる」という小さな小さな世界がうねりを上げて広がっていく一週間を、体験することになろうとは今年のお正月でさえ思いもしなかった……。

きっかけ

 嶋津さんから幸運にも「それ」を頂き、関東よりも少し温い気候の大阪に広がる曇り空を私は見上げることができた。

 その時、ふと、昔に読んで題名さえ忘れた小説の一節が、自分の言葉となって頭によぎる。

曇り空が好きだ。ギラギラした太陽も、じっとりした雨も、私は好まない。

 だから、22日は私にとって最高の日和だった。

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 イベントの内容を詳しく上手に書く人はたくさんいる。

 だから、私は詳しく語らない。何よりYouTubeがあるんだ。語るよりも見るが安し。


 ただ、何度かイベントに参加した人間としてたった一つだけ言えるのは、関東と同じか、それ以上に純粋な熱が溢れたイベントだったことを伝えておこう。

 LTというテンポのいいイベントの流れは、登壇者個々人の魅力を存分に発揮させていたように思う。
会場にいる参加者の皆さんはもちろん真剣なのだけど、そこかしこに笑顔の種が潜んでいて、ことあるごとに笑い声の花が開いていた。

 五分という時間制限の中で、パワーのある印象的な一言と、登壇者さん自身の魅力に引き込まれる凝縮された内容。

 各登壇者達が持つ【作る・書く】ことへの熱意に、参加者はみんな魅了され、説得されていたと思う。

 noteの書き方、アイデアの出し方、企画への姿勢……。

 強烈な間での魅力、エネルギー、言葉への誠意が、たった5分間に濃密に凝縮されていた。

 それに、登壇者の皆さんの魅力はもちろんのこと、会場全体の一体感がすごい。

 関西ならではの即席登壇者のジョークや、イベントの中心にいた池松潤さんの暖かいパワフルパワーが、誰にも孤立感を与えなかった。

 これはちょっとよそよそしい感じが残りやすい、関東のイベントでは感じなかったことだ。

 何もかもが「チャレンジに溢れている

 今回のイベントの骨子って、これに尽きるんじゃなかろうか。

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 私事で申し訳ないけれど、今回のイベントで一番驚いたのは「千羽さん‼️」と多くの方から予想外に声をかけられたことだ。

ーーードキドキしたぁ、だって人見知りだもん(笑)

 けれどもこれこそ、オフライン集会で一番嬉しいこと。

 文面では感じにくいその人の雰囲気の柔らかさ、誠実さ、茶目っ気、可愛らしさーー。

 この時、「あぁ、大阪まできてよかったな」としみじみ思った。だって文面じゃ、素敵な声で聞かせてもらえる関西弁や京訛りが聞けないもんね。

 繋がっていることは頭ではわかっていた。

 でも、こんなに文章を読んでくれている人がいて、名前を呼んでくれる人がいることを自分自身が信じていなかった。

 「あぁ、本当にいるんですね

これは参加者、み・カミーノさんが何度も仰っていた言葉。

 本当ですね。心の中でその言葉を噛みしめていたのは、きっと私だけじゃない。
 
 あの場にいた、参加したみんなの言葉だ。

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 今回のイベントで受けた刺激は本当にすごかった。

 運営陣の何かに挑戦していく無限のパワーと、それを現実にしてしまう行動力は、言葉通り、どんくさい私でさえ突き動かした。

 ちょうど今、自分の小冊子企画が行き詰まりかけていて、リアルの知り合いに笑いながら「今回の文学フリマに間に合わなかった。次回出すんだ」といったら。

「そういう風に次回っていう人はずっと出せないままですね」

と、バッサリ言われて、しょげていたところ。

 けど、この年齢までまともに遠出していなかった(新幹線でさえ、まともに乗ったことはない!)のに、突然、関東から大阪までいく行動力があるのだと、今回色々な人の力に支えられて証明してもらえた。

 ーーー出来ないことなんて、ない。

 ーーー挑戦していくことで、世界を、価値観を変えていける。

 「続けていく」というエネルギーを持つ人は、何にも負けることなんてない。発信し続けるという努力は必ず何かを結果にできる。

 そして、あの場にはその「続けるエネルギー」を秘めた人、もうすでにエネルギーを力強く発している人たちの集まった場所。

 分厚い曇り空さえ慄くぐらいの熱量が、そこにはあった。

 そんな万能かつパワフルな勇気を貰った今回のイベント。
 
 2回目も是非、関西で。
 
 何でも挑戦してゆきたい千羽はるは、すっ飛んでいきますよ(笑)

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LT登壇者皆さんの紹介はこちらからどうぞ

 登壇者・参加者皆さんのこの笑顔、素敵でしょ。

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