東京オリンピック2020のボランティアE-Leaning研修を受けて考えたこと

東京オリンピックのボランティア研修。2020年6月末頃に予定している日本国内での実地研修前のオンライン研修が今回で最終だった。

「相手を理解すること」
「多様性」
「違いを認めること」

言うのは簡単だし、何度も聞いている言葉。これを、実社会で、異文化・異言語・異国・異社会で、毎日葛藤と摩擦を繰り返し、それでも少しずつ芽生えてくる自分の中の寛容性を意識しながら、それでも言葉で説明できる力は必要だと思うし、参加者全員の共通認識として必須な内容だった。

ダイバーシティ&インクルージョン

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ダイバーシティというのは面白い言葉だと思う。日本語では多様性と訳されるが、この「多様性」に対する考え方もまた、人それぞれだ。多国籍=多様性と考えている会社もあるが、一番大事なのは、身近な人々の中の多様性を理解することなのかもしれない。相手を理解することは簡単ではない。見えないものを理解するには、見る人の知識や今までの経験の全てが問われる。

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私は、知らなかった。オストメイトという言葉を。優先トイレを利用する方々の中には、オストメイトに該当する方々もいらっしゃること。

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否定せずに、違いを生み出す理由や背景を考えること。上記3つがコミュニケーションにおいて大事な力だとされる。今いるメコンデルタの周りのベトナム人の人々は、このコミュニケーション能力に長けている気がする。日々、学ぶことが多い。

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サポート方法

サポート方法は、人により異なるので、サポート方法を本人に聞くこと。「あっち」「こっち」という指示語を使わないこと。声をかけるときは正面ではなく、斜め前から声をかける。その際、立場や役割を名乗ること。

視覚障害と言っても見え方は異なる→サポート方法も異なる

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活動上のルール

今の、発展途上国での活動の際もよく言われるのは、まずは健康管理(睡眠・食事・運動)。そして、自ら大事にしているのは、免疫力の強化。病気にならないこと、だけではなく、何かあった際の自分と他人を助けられる体力作りと免疫力の強化。

活動時のコミュニケーションのポイント:ハラスメント、文化や習慣による価値観や慣習の違い、性への考え方の違いを理解→相手を尊重し、理解しようとすること。

当然、個人情報保護、取材対応、SNSの利用等に関する案内もあったが、今回は自分にとって考えるところがあった個所だけの抜粋。

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仕事やプライベート、今回のような祭典や自然災害、そして今拡大しているコロナウイルスの影響、全てに繋がっているものは、日ごろからの健康管理。基本を徹底して、当日を迎えられたら良いな。

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そして、余談だが、同時に届いた英語学習のE-Learning(Listening, Writing, Reading)は結構難題だった。何よりも、質問の英文がよくわからなかったのと、似たような回答が複数あった・・・。

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