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【3分で学べる偉人の名言】 「何を捨てるか」で“自分”が理解できる

何を捨てるかで誇りが問われ
何を守るかで愛情が問われる

スティーブ・ジョブズ

本日は、言わずと知れたAppleの創業者として大変有名なスティーブ・ジョブズの言葉。

本当はジョブズの違う言葉を紹介しようと思っていただが、偶然この言葉が私の目に飛びこんできたので、急遽こちらの言葉に変更することに。

昔から人間は「自分探し」ということに熱量を注いできたのだと思うが、それぐらい「自分」というものを理解し、全てを把握することは難しい作業なのだと思う。

「自分探しの旅に出ます」なんてセリフを言ってみたいと思ったこともあるが、実際にどこに行けば自分が見つかるのかもわからず、わかったところで実際に行動を起こす勇気も持ち合わせていなかったので、旅に出ることはなかった。

そんな、意気地無しな私の様な人にとって、今回のジョブズの言葉が「わざわざ旅に出なくても自分が大切にしているものがわかるよ」ということを教えてくれる気がするのだ。

「何を捨てるか」「何を守るか」に注目することで意識していなかった自分にとっての「大切なもの」を見つけ出す。

その作業は、一本の木から一つの作品を削り出すような、そんな作業に似ている気がする。

ここ最近で自分が捨てたものは何か考えてみると、私の場合は「髪の毛」が一番最初に思いついた。

私は2〜3年前から坊主頭で過ごしているのだが、その理由として私はハゲの家系に生まれたので、どうせハゲるのであれば、怯えながらハゲる日を待つのではなく、逆ににハゲを迎えに行こうという魂胆で髪の毛を捨てた。

また、散髪代を減らして少しでもお小遣いを浮かしたいというセコい考えもあって坊主にしようと決意したのだった。

そんな私だが、ジョブズの言葉を参考に、よくよく自分の心の奥底を覗いてみると

外見じゃなくて中身の「人間力」で勝負したい

という気持ちが見えてきた。

手前味噌ではあるが、昔から少々顔が整っている方なので、どうしても外見によるメリットを少なからず受けていることは自覚していた。

そうは言ってもそれは若い間しか使えない、“期間限定の武器”だということも感じていたので、どうにかして自分を磨いて、人間として魅力のある男になりたいと渇望していたのだった。

現在はこの坊主頭こそ自分らしさの象徴でもあり、私のアイデンティティーを形成する重要な要素にもなっている。

そうなのだ。ご覧の通りナチュラルにナルシストな私は、坊主頭の自分のことも大好きなのだ。

ジョブズの言葉から考えると、私は「ナルシスト」であることを誇りにしている“ド変態野郎”であることが浮き彫りになってしまった。

そして、そんな自分を愛してしまっている、救えない大馬鹿野郎でもあるのだった。

何れにせよ、この名言は「自分を知る」以外にも「他人を知る」上でも良い判断材料になりそうだ。

というわけで、今日も誇りを持って生きられる様に、自分にとって必要でない「作業」や「モノ」を積極的に断捨離し、愛情を持って一日を過ごしたいと思う。


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