ぼーっと見る「仮面ライダーウィザード」第6〜7話

第6話「キレイな花には」
第7話「思い出を買うために」

 今回のゲートは「詐欺師」マナミ(演じるのは電王の野上愛理役・松本若菜さん)。ジュエリーとか食品とか買わせるタイプの。晴人の周りのメンズが同時に被害に遭ってしまう(晴人もそうだが)。
まあそのおかげで(?)詐欺だと発覚するのだが…。

画像1

 衣装がちょっと明るめに。放映時期は秋だろうしいい感じかも。

画像2

 晴人はドーナツが好きなキャラ付けをされている(よく考えたら指輪と同形状だからか!)んだけど、周りの人物に取られたり食べようとするとファントムが現れたり…でドーナツに対して厳しすぎて笑う(これも確か、ドーナツが逃げる一般人の下敷きになるカットの表情)。いい顔するね…
それでもファントムが現れたことに気づくとスッと表情が変わるのが良い。

画像3

 ゲートはその場にいたアベック(マナミと山形)のどちらかだろうと推測し話を聞く晴人。二人は「ルネサンス」というスポーツジムで出会ったらしい。うーん金持ちが通ってそうな名前のジムだな(男の方は実際金持ち)。

画像4

 …いやよく知ってる名前だよなあ(まさかそのまま出てくるとは思わなかった顔)。

画像5

 マナミは用事があるとその場を去ってしまうが、それは他の男(チンプイたち)との約束を詰めていたため(1日少なくとも4件は持ちすぎだろうに…)。
しかし皆浮かれすぎて早めに出てきてしまい鉢合わせする羽目に。
このピンク3連の絵力よ(アホヅラコンボ)。(一応晴人もこの場にいる)

そしてファントム=ノーム再び現る。応戦するも、ファントムにもマナミにも最終的に逃げられてしまうのだが…。

画像6

 ここから7話。騙されていたと知って涙する男たちをゴミを見るような目で見る女性陣。ここ2人ちょっと仲良くなってて好き。

 まあ詐欺が絡んでいることがわかったので凛子としては動きやすい(ファントムの件に首突っ込むなと署長に言われているので)。警察設定、ちゃんと活かされるか不安だったので結構嬉しい描写だったなあ。

 マナミのアパートも突き止め、会いに行く晴人と凛子…だったがちょうどいいタイミングで再びノームが襲来していた。なんとか救出するもののマナミには逃げられてしまう。そりゃ相手は警察だからな…。

画像7

 この時の戦闘シーンのこの描写好き。

 再び逃げるノーム。マナミのアパートに戻ると、凛子が手がかりを得ていた。彼女は同じ家の物件情報ばかり持っていた。これの意味するところは…?

 その家はマナミのかつての家。父が詐欺で失ってしまったこの家は、たとえ住人ではなくなったとしても、ひとりになった彼女の心の支えだった。
しかし取り壊しの話を聞いてしまった彼女はなんとかしてそれを防ぐため、金を貯めて自分が買い取ろうとした、と。その手段が家を失った時と同じ詐欺というのがまたね…。

画像8

 家の前まで追ってきた晴人にその旨を伝え、見逃して欲しいと懇願するマナミ。それはできない、という晴人。しかしこの時、家の中から火の手が上がる…!
 もちろんというか、これはノームの仕業。マナミを絶望させようとするが、ウォータースタイルに変身した晴人に消火されてしまう(便利)。
彼女に絶望しないよう伝え、ノームとの決着をつける晴人。

画像9

 ノームといえばモグラ、モグラの敵といえば…まあもぐらたたきになるよね(最近ハリケンジャーでも見たな…?)

画像10

 少し燃えてしまった家族写真を手に彼女は思う。例え家を取り戻しても、かつての楽しかった日々は、家族は、戻ってこないと…

画像11

 それでも前に進むため、マナミは自首を申し出る。そんな彼女の前に現れたのは…。金持ちの山形さん。

 彼は薄々詐欺のことに気がついていた。しかし最初にファントムに襲われた際、マナミに手を差し伸べられた。自分なんて見捨てて逃げればいいのに、と。だから例え金目当てで近づかれたとわかっていても捨てれない。
この家は自分が買い取るから、いつかマナミが買取りに来るまで待っている、と。粋が過ぎる…。

 全体的にこの2話(ここまでの話全部当てはまるかも?)、「あぁこうなるんだろうな〜」っていう展開が多くて一周回って安心して展開を追えたんだけど、この「山形が買い取って(キープして)マナミを待つ」って展開はあぁあ〜なるほどなあ!ってなって気持ちがよかった。直前のゲートが性格的にまあまああれだった比較もあるけど…。

 最初の方で言ったドーナツに厳し過ぎる!というのと同じくらい、ゲートが晴人の地雷を踏みまくるの、本人がそこまでダメージを受けないからスルーしがちだけど厳しい世界すぎるなあ。晴人のメンタルが強すぎるというのもある(この時点では)。

次の話も楽しみですね。それでは。

画像出典:仮面ライダーウィザード (C)2012 テレビ朝日・東映AG・東映

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?