#42 ドット絵製作活動記(2021.12)
はい。新環境にちょっとずつ慣れてきたPixelflagです。
毎年一年の振り返りを続けてみて、読み返すとちょっと元気が出ることがわかったので今年もまとめていきます。
活動を始めて4年が経ち結果も自信も十分ついていくる予定でしたが、今現在は大きな結果も出せず、自信を失いつつあります。今年は少し趣向を変えて「親友を励ますように」やってみます。
人は自分事になると厳しくなり、モチベーションを削り落とす呪いをつくりがちです。大事な人にかける言葉のように丁寧に元気づければ、自分自身の言葉であっても前向きになれるのだそうです。
まあ、恥ずかしいですがやってみましょう。有効と言われていることを知らないまま長期間過ごす方がよっぽどリスクです。
今年もゲームを１つリリースできた
今年はなんといっても、ポコスカウォーズのリリースが一番のニュース。フリーゲームなので、それほど大規模ではないですが、多くの人がプレイし、いくつかリアクションも得られました。プレイ動画も見つかり、多くの学びを得られました。ゲーム制作で失っていた自信を少し上向きにできました。集団戦闘も楽しく、サウンドエフェクトも気持ちいい。みんなでポコポコして可愛い。ファミコングラフィックでスプライトがたくさん出ているというビジュアルも新鮮です。広いグリッドマップもかっこいいこの先の発展案にワクワクします。
プレイアブルのミニゲームも一つ作りました。フラッシュアイデアを1日で一気に形にするのは楽しい。頭の中で綺麗にまとまっていく過程が楽しい。ミニゲームをサクッと作れる人になりたかったので、一つ理想に近づけましたね。
パッケージデザインも実現できた
👾お知らせ👾
— よた🔫 (@yota_atsume) March 10, 2021
本日、3月10日(じゅうの日)20時より、
飾るおもちゃ『SPACE POLICE COSMO』販売開始‼️
説明書とマップも作ってみました📘
お部屋に飾ってピクセルな空間にしちゃいましょう🚀
illustration by @pixelflag
↓購入はこちらからhttps://t.co/jBo5KOuDOR pic.twitter.com/TqbeyFnd42
物理商品のお仕事をやらせていただきました。パッケージデザインも憧れだったので、作っていて大変楽しかったです。苦手と思っていたキャラクターデザインもいい感じです。ロボットガンマン渋かっこいい。主人公もとても主人公してます。とても良いキャラクターデザインができたし、架空のゲーム画面もかっこいいですね。ファミコン風取説や、マップのおまけもついていて、グッツとして最高の出来です。
今年のゲームグラフィック研究
ゲームのグラフィック研究も大きな成果を産むことができました。グラディウスのビッグコア風のなにかです。すごい頑張っています。２Dでグラディウスが進化していったらきっとこうなるでしょう。このクオリティで１ステージ全てを作ったらワクワクが止まらない映像になりそうですね。
アニメーションツールも発展させることができた。これを生かしたゲームを作ったら、みんなが驚くものを作れます。何かアイデアが降りてきた時に、次はすぐにアニメーションの実装に入れますね！
ドラクエ風マップの発展系を作れないかというテスト。ブロック遊びみたいな立体的なビジュアルになって、パワーアップした感じがよくでてる。あとはグラフィックをこねていけば手応えのあるグラフィックがきっとできる。ファミコンのようなマップデータから、このグラフィックをプログラム生成するので、現在作っているポコスカウォーズのようなゲームとの親和性が高い。今後の応用作品が楽しみです。
今年のゲームプログラム研究
ファミコンのグラディウスを１面だけ作ってみた。ゲーム制作能力のテストと、モチベーションがちょうど上がったので一気に作りました。
ファミコンのゲームならもう作れる。プログラミングスキルはもう大丈夫。あとはスーパーファミコンレベルのグラフィックを乗せたら完璧。オリジナルゲームはもう手の届く距離まで来てます。
ボンバーマンを作ってみるなど。（途中で飽きました。） pic.twitter.com/8GtX4erfY3
— フラッグさん (@pixelflag) August 29, 2021
途中まで作ったボンバーマン。今年は飽きたらやめる方針だったので、途中でやめましたが、ここまで出来ていれば完成までもうすぐ。ボンバーマンを作れるまで成長できたことを誇りに思います👍
ドラクエ１を題材にバトルのテスト画面。敵のAIや特殊魔法などは入ってないませんが、基本構造はできていて竜王を倒すところまで行ける。パラメータをどう持つか、武具の影響をどう考えるか、レベルアップテーブルはどうするか。攻撃の数式はどうするか。など、いろいろテストできました。これでRPGバトル風の何かを作れるだけのイメージができました。このシステムを発展させた案はすでにいくつかある。いいテストを作れました。
途中まで作ったものもいくつか。
これらはまだ種まきの状態。少し作ってその先の発展案をイメージできるかをテストしました。まだ、その先にあるものが壮大で、程よい目標をイメージできていないで止まっている。これらは、そのうち点と点が結びつくように意味を持ってくるでしょう。もう一息です。
今年のドット絵作品
ドット絵作品も今年もいい感じに増やせましたね。とても素敵なギャラリーになりました。一気に見てしまいましょう。
振り返ると結構書いてますね。一年あっという間でしたが、ちゃんとたくさん書いてます。絵としてまとまりが良いと感じられるものも出てきました。「自分自身が見て楽しいか？」という重要なポイントもクリアしているものもありますね。今年もいい積み上げができました。
オリジナルは少なかったですが、今後の方向をいろいろ考えるきっかけとなりました。
今年のレトロゲー集合絵
過去に書いたものに、追加して大規模化していっているもの。今年はnamcoとCAPCOMが中心でした。
いい眺めです。集まるとパワーアップしますね。数が増えてくると見栄えがでてきます。かっこいい。今年のレトロゲーは全体で91追加されました。
高解像度化ブーム
以前書いたドット絵のキャラクターをいろいろ高解像度化してみています。イラストも安定してきました。自分のゲームに添えるだけなら十分なクオリティに達したと思います。あとは愛せるキャラクターとの出会いを待つだけです。
ファミコンブーム
今年は自分の中でファミコングラフィックブームがありました。情報量が整理されて、今の大量消費されるコンテンツのスピード感に逆に合っています。これで十分メッセージは伝わりますよね。逆にオシャレ。
データ部門
数字のデータも残しましょう。未来に成長を実感するためのものです。
・Twitterフォロワー数 13425 → 17,800
・Fanboxファン数 87 → 136
・Pixivファン数 807 → 1231
・Instagram フォロワー数 1600 → 3203
・youtube 登録者数 1888 → 2563
こんなところです。毎年堅調に増えていますね。数字に特に深い意味はないので、ポジティブに捉えて心の栄養にするのが最も有意義です。
売上は主にBoothになります。Lineスタンプはもう消えたようです。
売上高 61,000円 → 158,000円
だいぶ増えました。心の栄養補給と、設備投資、活動の拡張を十分に行えています。しかしコロナが蔓延すると売れる感じだったので、特需であることは変わらないと思います。徐々に下がっていくでしょう。
目標の達成状況
年初の見通しを確認しましょうか。
ゲームのテストプログラム、ゲームイメージ映像作り、オリジナルコンテンツのキャラクターデザインやイメージボード。これを作りたいと思った順に作り、自分がどう感じて、その先どうしたいと思ったかを観察する。という方針でした。ある程度技術がついてきたので、内省中心にどうすれば自分の満足感が最大化するのかをじっくり考えていました。
結局答えはまだでないですが、見栄や世間体、経済合理性が動機にならないように見張りながら、心のままに作り進めてきて、いくつかのキラキラしている原石が見えてきたような見えないような。今はそんな感覚です。
「答えは数からしか生まれないのではないか？」というのが現在の仮説で、点と点が結びついてきて、ぼんやりと形が見えてきたようなこないような。そんな曖昧な状況ですが、この方向性で良さそうだとは考えています。
2021年おわり
さあ、こんなもんですね。今現在見返してみて、楽しい気持ちになれています。大げさなポジティブシンキングでしたが、確かにちょっと高揚感みたいなものがある気がします。未来はどうでしょうね。一年後読み返すことを楽しみにしています。
一年後もまた、素晴らしいギャラリーページができているはずです。
では2022年もがんばって。フラッグさん👍
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