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電動モビリティの世界が、もう、すぐ、目の前に!…それは、“可動産事業”の始まり!?

こんにちは。PIVOT R&Dの嶋田です。ビジネス担当です。

今日は少し、身近な世界の話をしていきたいと思います。突然ですが、このサービスを知っていますか?「LUUP」エメラルドグリーンの枠です。

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LUUPは、2020年5月 小型電動アシスト自転車 のシェアリングサービスを始めています。開始直後の2日間で2000人が利用したという実績があり、50台から始めた台数も現在は100台を超えて運用エリアが広がっています。ちょうど、私の住む近所にも、複数箇所で、小型電動アシスト自転車「LUUP」のこのちょっと不思議な緑色の枠が引かれていました。

試乗できるエリアは、千代田区・渋谷区・新宿区・世田谷区の4エリアから始まりましたが、順次拡大中で、目黒区と港区まで6エリアまで広がってきました!同心円状にドンドン広がることは間違いなく、2021は街中にこのエメラルドグリーン(ティール)の緑枠をみかけるかもしれませんね。

このビジネスの面白いところは、設置した不動産のオーナーにもメリットがあるということです。店頭にこのLUUPポートを設置すれば、その極小不動産から収益を生み出すことができます。このビジネスは、単なる自転車シェアリングサービスとして見ると…見誤ります。自販機と同じビジネスです。

つまり、ビジネスとしては、表面上はシェアリングサービスに見えますが、オーナーにとっても利益(うまみ)がある、「マイクロ可動産事業」(動く不動産+シェアリングサービス)というジャンルを確立し始めています。


話を電動モビリティに戻していきましょう!
電動自動車といえば、日産LEAFが日本で最初の電気自動車ですが、HONDAもHONDA e の電気自動車を2020年10月ついに発売開始しました!

↓写真は、PIVOTオフィスから徒歩で行ける、東京青山HONDA本社前にある、ショールームカーです。

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金額は…普通乗用車としてはちょっとお高めですが、このずんぐりむっくりした愛らしいフェイスはHONDAらしい遊び心があふれたデザインですよね!(HONDAは車をメーカーとして作っているのではなく、人が移動するパートナーという存在として、体験のデザインを常に実践していますね!)

そして、HONDAも「EveryGo」という直営のレンタカー事業を始めました。そのレンタカー事業の中に、HONDA e の電気自動車もレンタルできます。日本ではまだ10台くらいの在庫です。

そして、実際に乗ってみました!(事前に登録が必要)

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車に乗る方法は、アプリで事前予約するだけ。あとは、免許証だけで車のロックが解除されます!

このUX(ユーザーエクスペリエンス)は、カードを多く持つ現代人にとってペインリリーバー(ペインを解消)した、デザインシンキングを実践しています!仕組み上でば、免許証のICチップを利用したマスターデータ管理しておりシステムの作り込みとしてもしっかり検討されています。(免許証の仕様を理解した上で、要件定義をしていますね!)

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最近よく聞くSDGsの17あるテーマの中では “7”(エネルギーをみんなにそしてクリーンに)“11”(住み続けられるまちづくりを)にも該当しています。

2つのサービスをまとめてみると、電動という共通項はありながらも、手元のアプリで利用予約し10分単位で、電動バイクや、電気自動車に乗れる時代がすぐ身近にやってきたと言えます。そして、モビリティは単なる移動手段ではなく、IoTを活用することで不動産を動かすという価値のパラダイムにも踏み込んでいます。

こう考えていくと、とても面白いですよね!!

PIVOTでは、このような新しい事業モデルやサービスについて「デザインシンキング」のアプローチで事業開発支援を行っています。さらに、WEBサイトをデザインしたり、アプリも自社開発できますよ!

環境に配慮する時代に即し、社会が求める発想を、一緒にサービスの形にしていきませんか?

アイデアから実践まで、サービス開発からDX・WEB・アプリ実装まで、一気通貫で幅広くPIVOTでは対応しています!

ぜひお問い合わせを。


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