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エンジニアが不要になる未来は来るか

PIVOT R&D のマネージャーをしております、嶋田です。ビジネス担当です!

ちょっと衝撃度高めのタイトルですね(汗)

SaaS(サース)などのサービスが充実してきた今の時代、エンジニアでなくとも、誰もが簡単にコンテンツを開発できる時代になりました。

今回は、そんな時代だからこそ求められるエンジニアのスキルとは何か、についてDiscover Newしてみたいと思います。


デジタルコンテンツは誰でも簡単、自在に開発

新規事業やサービスの立ち上げに伴い、デジタルコンテンツを開発する必要が生じた時、どんなツールを使いますでしょうか?

Wix(ウィックス)やJimdo(ジンドゥー)などの無料のプラットフォーム型のSaaSを活用すれば、Webから登録するだけで、テンプレートを基に簡単にホームページを作成することができます。

決済システムと連携すれば通販サイトも構築できてしまいます。

JavaScriptを利用して多少の画面表示に演出を加えることもできますが、もっと本格的にコンテンツを発信したい企画者はWordpressを利用するのが良いかもしれません。

サーバーを契約し、Wordpressを構築することでSaaSでは実現できないもう少し細やかな設定を行う事が出来るようになります。

ここまでできれば、かなり立派で使いやすく、満足度の高いコンテンツができるのではないかと思います。

そしてついに、コンテンツ開発ツールは「アプリまで作れる」時代に突入したのです。

Bubble(バブル)とAdalo(アダロ)


なんだか、アダムとイブみたいな言葉の響き感がありますが、何のツールかご存知でしょうか?

これらは、エンジニアではなくても、アプリケーションを開発できてしまうSaaSです。幼児向けのプログラミング入門ツールに、Scratch(スクラッチ)というレゴブロックを組み立てるようにプログラミングできるアプリサービスがあります。

BubbleとAdaloはその大人版で、かつスマホアプリも作れてしまう、という表現で伝わりますでしょうか・・・?

とにかく、視覚的にアプリ(Webも含む)を簡単に作ることができてしまうのです。

スクラッチ

※Scratchの画面

アダろ

※Adaloの画面

今までアプリなどを開発する際は、ペーパーモックを作成したり、画面設計やユーザー導線を確認する為に、それ専用のツール(inVision(インビジョン)やFigma(フィグマ)等)を活用してモックアップを開発したりしていました。

しかしもう、モック・プロトタイプと実装の境目がなくなりつつある世界が目の前に来ています。

Bubbleは2012年、Adaloは2018年のローンチ。
後発Adaloの使いやすさが増しています。このAdaloはAppStoreへダイレクトにPublish(リリース)することもできますし、データベースを操作することもできます。

すなわち、会員サービスのようなことも簡単にできてしまうわけです。
無料契約版もありますが、月額50ドルや200ドルから始めることができます。

エンジニアは未来にも必要!ただし必要スキルが2極化?

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このようなアプリが市民権を得た時に、エンジニアの役割はどうなるのでしょうか?

この状況を脅威と捉え、「エンジニアは仕事がなくなる!」と思う人もいるかもしれません。

しかし、開発のプロである私は決して悲観的にとらえていません。
なぜなら、エンジニアが求められるスキルとレベルの質が変わってくると考えているからです。

スクラッチで開発ができるスキルレベルが高いエンジニアと、ツールを使いこなすUXエンジニアという、いわゆる「二極化」になるのではないでしょうか。

フロントエンド&バックエンド&データベースを横断的に理解しユーザー導線から全体を設計できるエンジニア。もはや何でも屋のような表現になっていますが、前述のようなツールが導入されることによってエンジニアはよりユーザー視点での開発役割が求められてくる

私の所属しているPIVOTではそこを更に高めていく事で、より質の高い開発につながると考えています。

ですから、「エンジニアが不要になる未来は来るか!?というタイトルに対する私の回答は「ノー」。

エンジニアは未来でも絶対に必要、かつユーザー中心設計は絶対に欠かせないスキルです!使い勝手のいいデジタルコンテンツ開発を検討でしたら、お気軽にPIVOTにご相談くださいませ!




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