採用活動で、Pittaをどう使っていったらいいの?
こんにちは。Pittaカスタマーサポートチームです。
いつもPittaをご利用いただき、ありがとうございます。
今回は、企業の採用目的でPittaを使っている/使いたい皆さま、特に人事を担当されている方に向けた内容です。
採用目的でご利用中の方や、導入を検討されている方から、よくこんな質問をいただいています。
・Pittaをどう使ったら成果につながりやすいのか
・採用にダイレクトにつながるサービスではないと理解しているけど、どこにゴールを置くのがベストなのか
・どういう募集を立てたらいいのかわからない
そこで、今回は採用活動でPittaをうまく使いこなしていただくための考え方と、募集ページの作り方のコツをお伝えします。
特に、以下のような悩みをお持ちの方にはお勧めしたい内容です。
そもそもPittaはどういうサービスなのか?ということについては以下の記事に書いていますので、先にお読みいただくとスムーズに理解いただけるかと思います。
転職潜在層の実態、見えていますか?
昨今の応募者優位の採用市場においては、求人を空けておけば良い候補者との接点が取れるということはほとんど無く、転職潜在層にも積極的にアプローチしていくことが必要になっていると思います。
そのアプローチ方法を考える際には、転職潜在層の方々がどのような状況に置かれているか?ということを理解することが大切です。
例えば、Pittaの利用ユーザーや直近で転職活動をされた方にインタビューをさせていただくと、エンジニアであれば転職サイトに登録するだけで日常的にスカウトが届き続けていたり、ある程度情報発信してる方であれば、X (旧Twitter )のDMにもお誘いが届いている状況です。
市場からの評価が高い方であればそれだけ誘われ慣れていて、キャリアに対して困っておらず、不安も感じていません。
そのような方たちに対して、いきなり面接・選考を前提にしたアプローチから入ろうとするのは危険です。むしろ、逆効果になってしまうかもしれません。
応募者のニーズを考える
先ほどのインタビューに戻ると、この方はキャリアに対して困っていなかったとしても以下のようなニーズを持っていることがわかります。
ということは、企業がこのようなニーズに応じた情報提供をしてあげることができれば、接点を持つこと自体は難しくないはずです。
つまり、応募者の視点に立って、ニーズに応じた情報提供をしてあげることが、転職潜在層とうまく接点を作っていくためのポイントになります。
採用したい企業からすると、直ぐに成果に結びつけたい気持ちはもっともだと思いますが、転職潜在層と接点を持つには段階的なコミュニケーションを考えることが重要です。
キャリアに困ってない応募者を最初から「面接・選考」のステップに乗せようとしても、そもそもニーズがないので応じてもらうことはかなり難しいです。
それどころか、応募者のニーズとズレたコミュニケーションをとろうとすることで、その企業への悪い印象を与えてしまう可能性もあります。
応募者の気持ちを考えると、最初の接点の印象は非常に大事です。
一方で、最初の接点の持ち方次第では選考に進んでもらえる可能性もありえます。ズレてしまっているのはアプローチの仕方だけで、「違うやり方で出会えていたら全然話を聞けたのに」ということが、実は起きていたりします。
応募者にとって初回の体験が良いものであればあるほど、その企業への興味がわいてくるものです。もっと話を聞いてみようかな、と思ってもらえるかもしれません。
中長期的に会社のことを知ってもらい、ポジティブなイメージをもってもらう=会社のファンになってもらうようなアプローチを意識することで、結果的に企業の採用活動にとってプラスになっていくのではないでしょうか。
Pittaで募集を作るコツ
Pittaで採用がうまくできている企業は、応募者との段階的なコミュニケーションを意識したコンテンツを複数用意することで、ニーズに応じた情報提供をしています。
Pittaをうまく活用している企業の使い方は、このような感じです。
”Pitta浅め”というのは、Meetupや勉強会のテーマになるような「技術・ノウハウのシェア 」や「同職種での交流」といったコンテンツを指しています。
応募者がまだ転職を考えていない段階・企業に興味を持っていない段階でも、以下のようなニーズを持っている方は多いと思います。
”Pitta浅め”コンテンツは、応募者のこのような「学びたい・繋がりたい」というニーズに対応することができます。
ここでは、応募者と接点や関係をつくることをゴールに考えましょう。
【 ”Pitta浅め”コンテンツの例 】
また、"Pitta深め"は、会社の情報を織り交ぜた「事業・組織の紹介」や「仕事内容の紹介」などのコンテンツを指しています。
応募者がある程度その企業で働くことに興味を持っていたり、以下のようなニーズを持っている場合に有効です。
”Pitta深め”コンテンツでは、企業のファンを増やすことや訴求機会を作ることをゴールに考えましょう。
【 ”Pitta深め”コンテンツの例 】
このようにコンテンツを作る目的とゴールを明確にすることで、どんな募集を作ればよいのか考えやすくなるのではないでしょうか。
加えて、社内のメンバーへPittaを使う意図の共有もしやすくなるかと思います。
Pittaは「話せるネタ」があればいくつでも募集を作成できるので、色々な切り口から募集を立ててみることをお勧めします。
トークテーマさえ用意すれば簡単に募集を作成でき、編集もすぐにできるので、「試してみる」という感覚で使ってみていただきたいです。
そして、人事・採用担当の方になによりお伝えしたいのが、これらの運用を「自分の力だけで実現」しようとしないことです。
人事の方でも例えばキャリア相談や会社の紹介など、話せる領域はあると思います。
ただこれまで説明してきたように、応募者には同じ職種や領域の人と話したいニーズがあるので、人事だけで対応するのは難しいと思います。
長期的な目線で採用活動を行っていくためにも、現場の方を巻き込んだ採用体制を作っていく、そのためにPittaを活用するという考え方をしていただけると、成果に繋がりやすいと思います。
現場をうまく巻き込んでPittaを使っていただくコツについても、今後noteで詳しく取り上げる予定です。
おわりに
今回は採用活動でPittaをうまく使いこなしていただくために、転職潜在層へのアプローチ方法と、募集コンテンツを作る際の考え方をお伝えしました。
まずは、最初から正解を出そうとせずに、「試しにやってみよう!」と思っていただけると嬉しいです。 Pittaを通じてよりよい出会いが生まれていきますように。
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