読む理由(ワケ)


「本が好き」っていうと、
「頭が良いんだねー!」って言われます。

頭は良くないです。笑

小学校二年生のとき、筆算ができなさすぎて
「たし算もう一回やろうか」って
予習しにいっているはずの塾で一年生のプリントを渡されたときの衝撃は今でも忘れられないです。笑

中学に入学して最初に受けた理科の授業では
「お姉ちゃん成績良かったもんなあ。妹もがんばれよ」って先生に圧を掛けられて学校に行きたくなくなった記憶もあります。

美術の授業では紙粘土で野菜とかフルーツを作ることになって、居残りしてまで作った苺が鼻血を拭いたティッシュになったことで技能教科も得意ではないことに早めの段階で気付いていました。

でも一年生のときから絶対に行きたい高校があって。

筆記試験を突破するのはきっと難しいだろうから、内申と面接でいける制度で絶対に受かろうと決めました。

授業中の態度、テスト前に範囲ぶんだけ死ぬ気でたたき込んで臨むテスト、提出物、地頭の良さじゃなくて努力で成績をもぎとって、どうにか第一志望に合格できたときの喜びは半端じゃなかったです。

スーパーポジティブなのに受験前日は不安で母親に縋り泣いて、当時は人生で一番苦しかったけど、今思うと可愛かったなあ、と。笑



本を読むようになったのも大学生になってからです。

中学生くらいから国語の成績だけはそんなに勉強しなくても取れていたけど、みんなが苦手な作文がちょっと得意だったことで成績に繋がった部分が大きいと思うし、小論文を書いて入学した大学で「あなたは日本語が壊滅的に下手くそ」と言われたときは「私ってなんにもできないじゃん!」とひっくり返りました!!


そこから勉強の意味で本を読むようになって、へし折られた鼻先を横目で見ながら自分もまた書くようになって、溢れる言葉や文章に好みや光るものを見つけられるようになって。

今でも書くことは得意ではないけど、好きです。

本を読むことは大好きなので、「書ける」ことに対してずっと憧れがあります。自分もいつか、小説なりエッセイなりを書いて出版できたら、とも思います。



このお仕事をさせていただいていると自分の話したいことを話すよりも求められて初めて話すことの方が多いので、そういったときも誰かの言葉を借りるのではなく、自分らしい言葉で話せたらと思うので、これからもたくさん本を読んで勉強したいと思います✊


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ゼミの先生からいただいた本が難しくて
読むのにめちゃくちゃ時間がかかっているぴて🐱📚

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