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Sexy Zoneを吹奏楽部に召喚したら

お正月に家でぼーっとしていると、BOSSの新CMの動画が目に入った。

サムネに釣られた。
神木隆之介×チューバ、親和性高すぎ高杉くん。

神木くんはチューバ、ユーフォニアム、ホルンあたりが似合うと思う。
管体のフォルムが丸く、まろやかな中低音。
「手で持つ」楽器ではなくて「体で抱える」タイプ。

あまりに似合いすぎている。
ぜひこのまま練習を続けてくれないだろうか。
あと神木くんのコミュ力は吹奏楽部で絶対にモテる。

ついでなので(?)、私の脳内でケンティーこと中島健人さんにいろんな管楽器を吹いてみてもらった。
しかしどの楽器もしっくりこない。

中島さんちょっと脚が長すぎて、楽器を構えたときのバランスがイメージできない。
バランスがよくても、楽器の音やキャラと合わない。
フルートは似合うけど、フルートキャラではないような。

ついでのついでなので、Sexy Zoneの皆さんに私の脳内吹奏楽部へ、仮入部いただくことにした。
中島さんは保留、しばらく弦楽部でVn.を練習しててください。似合う。

■菊池風磨さん

絶対にトロンボーン。持ってよし、構えてよし、吹いてよし。
ちょっとトロンボーンを持って、片足重心のゆるっとした雰囲気でホールのロビーの隅に立ってみてほしい。はい似合う。
ご本人の声と楽器の音もイメージが近い。
普段は周りとハーモニーを作って全体を支える役割がメインだが、ひとたびソロに回ると色気が爆発する。トランペットやサックスなどの花形楽器がモテると思われがちだが、リアルにモテるのはトロンボーンである。
木管なら、ほぼ同じ理由でテナーサックスが良いと思う。でもやっぱりキャラ的に金管だろうな。あと風磨さんも脚長なので、スタイルを隠してしまうサックスよりはトロンボーンの方がいい。
あと菊池風磨のグリッサンドは絶対にエロい。スライドにオイルをさして馴染ませる動作も見たい。やっぱりトロンボーンの方がいい。

■佐藤勝利さん

トランペット。申し訳ないが顔採用である。
直管隊の華やかなファンファーレが聴こえてきたとき。あるいはトランペットのハイトーンがパーンと当たったとき。ひな壇をパッと見て、勝利さんが座っていたら「あ~、あの子が吹いてるんか」と思うことだろう。実際は隣の子が当てたハイトーンなのかもしれないが、そう思わせるくらい「顔が強い」。
ただ、勝利さんの性格的にはトランペットよりも、映画「ハルチカ」で吹いていたホルンの方が向くだろうと思う。声のイメージもホルンに近い。
トランペットをやっている以上、どうしても「ドヤ」ったプレーが求められる場面は避けられない。ホルンは、自分から「見て見て」とアピールせずとも、上達すればするほど注目される。吹奏楽において「上手いホルン」はそれだけで目立つ。それはトランペットの「目立つ」とは違う、「隠れられない」「見つかっちゃう」といった類の目立ち方である。
職人っぽいところがある勝利さんなら、きっと見た目の華に頼らずとも実力で魅せてくれる。

■松島聡さん

アルトサックス。聡ちゃんのスタイル&ファッションを思い浮かべたとき、おのずとアルトサックスを手渡していた(脳内)。吹かなくてもアクセサリーのように、ファッションの一部としてめちゃくちゃ映えている。
木管ながら華があり、時には「いい子」でシンフォニックなメロディーを楽譜通りに奏で、時にはジャズやポップスのアドリブソロなんかでイケ散らかすこともできる。誰でもそれなりのレベルまでは上達する楽器だけに、センス次第で頭一つも二つも抜けるので、持ち前の芸術性もいかんなく発揮できる。
クラリネットに挫折したことがあると雑誌で話していたが、クラよりはサックスの方がマウスピースが大きくて鳴らしやすいので、ぜひリトライしてほしい。

管楽器ではないが、パーカッションも同じくセンスを発揮できるので向くと思う。
ティンパニやバスドラムよりはスネアドラム。それからラテン系の楽器はどれもハマりそう。ボンゴやティンバレスでイケ散らかしてほしいし、タンバリンやウッドブロック、ギロなどの小物職人も極めてくれる気がする。
ただし「持ってる男」なので、シンバルやビブラスラップを任せるのはちょっと怖い。

■マリウス葉さん

バスクラリネット、あるいはバリトンサックス。
柔らかく包むような声と、木管低音の音色がシンクロする。長身に長い管体も似合う。
何より、木低にマリちゃんがいてくれれば、どんな曲でも崩れない安心感がある。難曲であちこち事故ったとしても、メロディ楽器が多少暴走しても、きっと冷静かつ優しく軌道修正してくれる。
正装してバスクラリネットを吹いていると貴族オーラが出そうだし、モード系&オールバックでキメて、バリトンサックスでイケ散らかすのも様になる。こんな感じ↓。

さかなクンが吹いているのはバスサックス。彼も各種サックスとバスクラリネットの両刀使いで、自身のYouTubeチャンネルで演奏動画を複数アップしている。とても器用な人。

■中島健人さん

さて、弦楽部まで呼びに行って戻ってきてもらった中島さん。
一周回って考えてみると、スタイル的にはもう何持っても似合うんじゃねーか説も出てきた。声の印象から近いのは、トランペットとフルートだろう。金属系の高い音域がイメージに近い。
一番お勧めしたいのは、専属の(持ち替えではない)ソプラノサックス。中島さんの場合、同じ楽団に同じ楽器を吹いている人がいない方がいいような気がするのだ。複数人で音色を揃えて同じ旋律を吹くとか、1stとか2ndとかそんなちまちましたこと言ってると、彼の持ち味を生かしきれない気がする。かといって打楽器は違う。
特徴的な音色という意味ではオーボエも向きそうだ。中島さん本体に対して楽器の線が細いのと、黒い管体というのが地味かもしれないが、ハマればむしろ異様な雰囲気(褒めてる)が出て良いかも。オーボエ吹きは大体みんな中島さんと張り合えるくらい癖が強いので(偏見)、相方のオーボエ奏者と2人でバチバチのハモリを聴かせてほしい。

我ながらなかなか良い布陣ができた。

今日の仮入部はこれで終了です。お疲れさまでした。
本入部後に正式にパート決めをしますので、第3希望まで考えておいてくださいね~。

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