週刊少年松山洋_タイトル_修正

お金がない!

ゲームクリエイターを目指す人、漫画家を目指す人、アニメーターを目指す人、エンターテインメント業界を目指す若者の多くがよく

“○○したいんですけどねぇー。お金がないんですよね……”

なんてことを口にされます。

“たくさんの本を読もう!”

“なるだけ多くの作品を観よう!”

“様々なゲームソフトに触れよう!”

こういった“業界に入るためにはたくさんの作品を見ておこう!”という言葉をかけると出てくるのがだいたい“出来ない理由”でその原因の多くが“お金がない!”ということ。

もちろん映画を観るのにも、漫画や本を読むのにも、ゲームソフトを遊ぶのにもお金がかかります。

だから観れない・読めない・遊べないというわけです。

“本当にそうでしょうか?”

“本当にお金がないと読めないし遊べないのでしょうか?”

私も学生時代はお金がありませんでした。

もちろんアルバイトはしてましたがそんなに大金を稼げるわけもありませんし、交友費にもお金は使ってましたし、バイクに乗ってたのでガソリン代もかかってました。

やっぱりお金なんて常に“足りない!”って状態でした。

どの時代の若者も一緒です。

若者はお金を持っていません。

けど、だから、全然アニメが観れなかったかというとそうでもないし、漫画も本もたくさん読んで、ゲームソフトもそれなりに遊んできました。

いや、それなりどころかどんでもない数の作品を観て遊んできました。

お金がなかったからこそ工夫をして作戦を立てて日々を過ごしていました。

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お金がない!

今回は私自身が若い頃にどうやって“お金がない”状態でたくさんの作品に触れて観て遊んできたのか?その工夫と戦略を紹介します。

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