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ゲームにおける「自由度」ってどう?

まずは上の動画をご覧ください。昨今のゲーム業界というかゲームソフトにおける「自由度」について考察された動画となっております。

こういった「ゲームの持つ特性について考える」というテーマをもって様々な考察を行うあたりが実にオートマトン(automaton)というゲームニュース記事媒体らしい試みであるとも言えます。

せっかくなので私なりの意見も踏まえて考えていきたいと思います。

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ゲームにおける「自由度」ってどう?

確かにゲームソフトの中の一つの定義でもある「自由度」について考えることは非常に大事なことだと思います。

そもそも自由度とはなにか?ということについては上の記事内の動画の中でもまとめられていますのでそちらをご確認いただくとして。

自由度の定義に関しては私も概ねその通りだと思いますし同意見です。

その上で、という前置きになってしまいますが。

私はこの「自由度」という遊びがあまり好きでは無いんですよね。

身も蓋も無いですが。

攻略法がひとつではない、ということは確かに楽しい要素でもあるのですが私は同時に「どうすればいいのかがわからない」のと同時に「自分は人よりも損をしている(正解がわからないがゆえに非効率な方法を行っているのでは?と考える)」という思考に陥ってしまうんですね。

RPGなどの装備変更やパラーメーターやスキルの入手順番などもある程度はプレイヤーの自由に任せて良いと考える部分もあるのですが、やっぱり攻略するヒントというよりも攻略手順が示されないのはちょっと苦しく感じてしまいます。

要するに「暇じゃない」ってことなんです。

「ゆっくりじっくりといろんな方法を試してみたい!」

そう思う人にとっては自由度はきっとウェルカムで有難い話なんだと思うのですが、私はあまりそっちは求めていなくてですね、ということなんです。

(一応、言っておきますが。別に自由度を求めるタイプの人やひとつのゲームソフトをコツコツと長時間遊んでいる人のことを「暇人だ」とか言ってるわけではありませんからね。スタイルというか好き嫌いの話ですよ)

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凝縮された刹那の瞬間を感じたい!

私はそれぞれのエンタメ作品には、とびっきりのカッコいい!とかイケてる!とか爽快感とか物語演出などを特に重視して期待してしまいます。

誰かが考えて作ったとびっきりのアイデアやカッコいいを凝縮して楽しみたいですし、楽しんだら次のエンタメの時間を割きたいんですよね。

だからダラダラ長時間遊び続けることが前提のゲームソフトは(必ず遊びますが)極力ある程度で切り上げるようにしています。

まぁ、世の中のゲームプレイヤーの全てのニーズに応えることは土台不可能です。

私は限られた時間の中で楽しめるエンタメが好き、という話ですね。

だから映画や漫画が好きなんだと思います。(所要時間がハッキリと決まっているので)

それこそ人それぞれだと思いますが。私は「そう」だという話です。

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家庭用ゲームとスマホゲームの継続性

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