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週刊少年松山洋

家庭用ゲームソフト開発を行うゲーム会社・株式会社サイバーコネクトツー代表取締役・松山洋の継続課金マガジン。ゲーム・漫画・アニメ・映画などエンターテインメント業界の話を中心に毎週記… もっと読む
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2020年11月の記事一覧

第287号『ゲーム会社の役員年収ランキング』

第287号『ゲーム会社の役員年収ランキング』

ファミ通ドットコムにこんな動画がアップされました。

バンダイナムコエンターテインメントの『鉄拳』原田勝弘のバラエティ番組ですが、動画の中で同社長の年収に触れています。が、ファミ通が気を使ったのか動画内ではピー音が入っておりその金額まではわからないようになっています。

が、これも番組内で語っている通りで「ちょっと調べれば出てくる」と言っているそのままの意味で実は公開されている情報なのです。要する

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第286号『知りたいか?教えてやる金を払え』

第286号『知りたいか?教えてやる金を払え』

先日、とある大学向けにオンライン講演を実施しました。

ゲーム系の専門学校と違って大学では比較的ゲーム開発について専門的に勉強しているところは少ないのが現状でして。

一部、プログラムだけ勉強している大学もあれば、CG(コンピューターグラフィックス)を勉強している大学もあるという印象です。

で、もちろん普段はそうやって専門的に勉強してゲーム業界を志望している学生向けに講演を行うことが多いのですが

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第285号『いったい何歳まで漫画やアニメを観るの?』

第285号『いったい何歳まで漫画やアニメを観るの?』

「周りのお友達を見なさいよ、みんなとっくに卒業してるでしょう?あたなはそんな歳にもなって一体いつまで漫画やアニメやゲームなんてものを遊び続けるの?何歳になったら卒業するの?みっともない」

これは私が中学生くらいの頃に親や学校の先生に実際に言われたことです。

確かに小学校くらまではみんな「クラスで流行っているものが全て」という感じでした。

みんなが『ポケモン』をやってるから自分も欲しい・遊びた

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第284号『だから僕は教育を選んだんだ』

第284号『だから僕は教育を選んだんだ』

私は年間だいたい100回くらい講演をやっています。

講演と一口に言ってもゲーム系専門学校や大学に向けたセミナーだったり特別講義だったり、高校生・中学生・小学生向けの授業だったり、企業や社会人向けの講演だったりと様々です。

ざっくり分けるとこんなイメージです。

ゲーム系専門学校&大学=40回
高校生・中学生・小学生=15回
企業・社会人向け=15回
海外の専門学校&大学=30回

全体の70%

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第283号『関係者なんだからPS5貰えるんじゃないの?』

第283号『関係者なんだからPS5貰えるんじゃないの?』

いよいよPlaystation5が発売となりました。皆さんは購入できましたか?

弊社では福岡&東京のスタッフが200人で抽選に挑んだ結果2台だけ購入することが出来ました。なので福岡本社と東京スタジオにそれぞれ1台ずつ設置しました。共用部に設置してPS5とXBOX-Xを並べて比較しながら遊べる状態にしてあります。

さて、よく

「え、開発者なんだから貰えるんじゃないの?」

なんてことを言われま

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特別編『ゲーム業界志望者の不合格理由2020年版』

特別編『ゲーム業界志望者の不合格理由2020年版』

ゲーム業界を志望される方がいったいどういった理由で不合格となってしまうのかをサイバーコネクトツーの各セクションのマネージャーにインタビューして2020年最新版の不合格理由一覧を作成しました。

ゲーム業界を志望される方には非常に参考になる情報ばかりを集めていますのでぜひ就職活動や面接の際に役立ててください。

ゲームプログラマーの不合格理由
ゲームデザイナーの不合格理由
アーティストの不合格理由

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漫画には戻れず文芸に走った老人たちへ

漫画には戻れず文芸に走った老人たちへ

たぶん今回の記事はそれなりに物議を呼ぶ話題になりそうだってことを先に宣言しておきますね。

また同時にこれも私が個人的に感じていることであり文字通りに個人的意見ということであることも出来ればわかっていただけると助かります。

特に『スタジオジブリ作品だったらなんでもこよなく愛しているようなタイプの方』はきっと気分が悪くなって喧嘩腰になりかねないのでこれ以上は読まないでくださいね。

警告はしました

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