サボって海とか行った(日記)

(記事を書き終える前に寝落ちしたので、日付ズレてます。温かい目で見てね🥺)

朝、この投稿をした。

新生活に慣れてしまった事への恐怖と、今日は特別な日にしちゃおうかな〜といった内容だ。

そんな事を思いながらいつも通り大学に行く予定だったん…だけど。
友達を誘って美味しくランチを食べていたら、授業に遅刻しそう。
というか確実にする。やばい。

「え、どうしよう」
「まだ10分しか遅刻しないけど、どうする？いく？」
「うーん一回考えよう」(おい)

…お茶を啜る。おいしい。

…

(私)「ねぇ、江ノ島行かない？」
(友達)「いいね、行こう」

おまえ〜！
最高だぜ〜！💖🐢

即OKもらえるとは。流石。

元々今日は講義も制作も無い日。ちょっとした用事があって大学に行かなければならなかった。
サボってくれと言わんばかりのスケジュールだ。
フッ軽すぎる友達を引き連れて🤝いざ江ノ島へ。
突然の思いつきに乗ってくれる友達のこーゆー所、本当に大大大好き。

電車に揺られて、Googlemapを追いながら海に近づいている事をチラチラと見る。今日は曇りのち雨なので、江ノ島への電車は通常より(多分)空いている。

「ラッキーだね」
「傘さしながら海の中に入ろうね」
とにんまりしながら言い合う。

久しぶりに海に会える。それだけでワクワクは満タンなのに、友達とまた江ノ島に来れるなんて。
今日は絶対に特別な日にする。

駅に着くと海の匂いがぶわっとくる。

前回江ノ島に来たのは、卒業式の次の日。今回と同じ友達と一緒に来た。
制服で海の中に入りたくて、肌寒い中足をびしょびしょにした。(友達は入ってくれなかった😒ﾌｰﾝ)

今日もせっかくだから海の中にダイブしたかったけれど、夜に予定を作ったので断念。だけれど

海だ海だ〜！！！ひろーい！

海に来た時の感情は、これ以外要らない。

砂浜を歩く。平日の、風が強くて雨が降りそうな今日みたいな日は、全く人がいないようだ。誰もいない海は久しぶり。貝殻を探しながら、波を追いかけながら歩く。高校までの所持金は常に1000円以下だったので、こんな突発的に好き勝手に行動できるのなんて夢みたいだ。
幸福も、それに伴う責任も全部私にある。それがすっっごく気持ちいい。


砂浜に齧りかけのとうもろこしが落ちていたのでそれを眺めていたら、男の子がやってきた。
「誰かが食べて捨てちゃったんだね〜ひどいね！」
と、話しかけると
👦「あっちには魚が落ちてたよ」
と。

！！！！

魚が降ってこないかなと、今朝願ったばかりなのにもう叶った！？

男の子が指を刺す向こうを見ると、確かにでかい魚が1匹落ちていた。
走って近づくと、そこには頭がもげもげでボロボロな魚が、死んでいた。
…うーん。とってもグロテスク。
私は生きている魚が見たかったんだけどな。

砂浜は雨でぐしょっていたので、誰もいない海の家の階段に2人で腰掛ける。
やっぱり海は眺めるのも良い。

私の友達は普段ふわふわしている人なのだが、海を眺め始めると毎回深めの悩み事を話してくれる。
人間関係めんどくさいとか、どう接したらいいのとか、普段彼女から聞かない他の友達に聞かれたら少々気まずい話をしてくれる。

海を見ながら話すと、自然と本音が出てくるのはなんでなんだろう。何も言葉を包まずに私も答える。普段言えない私の黒いところを、波が外側に押し出してくれる。そのオープンすぎる会話がすごく心地よい。


私の悩み事もいつか彼女に全部話せるといいな。

気づいたら1時間半が経っていた。

やっぱりさぁ、江ノ島に来たら…
えのすい(新江ノ島水族館)でしょ！
やっぱ生きてる魚見たいよね！！！

水族館大好き。
「魚がいるだけじゃん」と言う人も居るがそれは違う。自分が海の中に入っちゃった様な体験ができる、癒しという体感タイプの価値を得る事ができる最強スポットなのだよ！

大きい水槽に交差する魚たちを遠くから見る。あのキラキラした水槽の中にどぼんと入って、魚に囲まれながら死ねたらどんだけ良いのだろうと思う。
(意識がある状態の溺死は相当辛いんだろうけどそういう話ではない)

魚を見ているお客さんを見る。
みんな笑顔で幸せそうだった。

お客さん1人1人に人生があって、悩みがあって、それを抱えてでも生きてこれたから今日ここに居る。毎日辛い事ばっかりだけど、ここにいる時はみんな少しは幸せになれているのかな。
すごいな。逆にすごく怖いな。

的な事を友達にふわっと言った。
なんて返されたっけな、思い出せないけど、その後ふと
「水族館来れて嬉しいって言ってさ、そうだねって返してくれる友達がいて嬉しい」
的な事を言われて、照れるじゃんかよぅよせやいとなった。

くらげ。生きてた。絡まってた。

イルカショーも見た。また観たいな。

実は、今日はこれで終わりでは無いのだ。
夜にまた別の友達と映画を見に行く為に新宿に行くことにした。

そもそも日程は決まっていなかったので、今日ノリで決めた。今日詰め込みたかった。またもやノってくれる友達。
突発的な私の誘いは迷惑かもしれない。けれど、ある程度迷惑を掛け合っても許せるから友達になれているのかもしれない。いつもありがとうございます。

久しぶりに会う友達に心が躍る。

『ルックバック』という映画を見る。
チケット一律1700円。
高くね？と思ったが、スクリーンに入る前に特典として映画の内容のラフが全て入った漫画を一冊貰い、これと映画を1700円で…良いんですか！？となった。

内容はまだ見てない人に配慮して詳しくは言わないが、絵を描いてきた人になら分かる感情がどっさり詰まっていた。『感動して泣く』というより、とてつもなくテンションが上がる作品だった。
序盤のシーンで、実際に持っている絵の練習本が映画内で何冊も出てきて「これこれ！最初はこれだよね〜わかる」とその時点でテンション爆上がり。

絵を描きたい欲が更に増す作品だった。見れて良かった。

帰りにご飯食べて、新宿駅西口近くの広場で、1時間ぐらい話した。やはり気を許している数少ない友達だからか、3ヶ月会っていないのに昨日会ったみたいに話せる。会話におけるストレスは0。
明日は1限だから終電までには帰らなければいけなくて名残惜しかったけれど、夏休みにまた会えるので良しとしようか。

久しぶりに海に行けて良かった。
久しぶりに友達に会えて良かった。
友達と一緒だと、行動力が加速するので有り難い。
学校サボって海とか、本当に幼稚かもしれないけれど、今の自分には多分必要な事だったんだ。
海に行けて、本当に良かった。

特別な1日にできた気がする。今日の朝の自分の願いを叶えられたことに、非常に満足感を得られた。

今の自分の行動力を無くさない様に、真面目すぎずに大学生活を過ごしても良いのかもしれない。

今日は程々に変化を見つけながら過ごそうと思う。がんばるね。