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【契約】外構工事とイングリッシュガーデン

こんにちは。
お家のことが決まったかと思ったら、次は外構。
私たちはお家に関しては相見積もりをとらなかったし、こだわりある系施主の割にはかなりサクサク決まった方だと思います。

しかし、外構
かなーり難渋しました😱💦
とりあえず家をお願いしている工務店でもタイルデッキの見積もりをお願いしましたが、目ん玉飛び出そうな金額が出てきました。
🐱(私)💭ここで家から外構まですべてをお願いするのは無理だな…
とこの時悟りました。施工は下請けの別会社に頼むのでしょうし、マージンが発生するのはしょうがないのです。
時間を作って自分で外構屋さんへ足を運び、直接交渉しに行くことに。

最終的には4つの外構屋さんを見に行きました。
1つ目と2つ目は予算や提案された雑木の庭が好みとマッチせず、
3つ目は「忙しいから初打ち合わせが1ヶ月後、プラン提示はその2ヶ月後」と向こうからほぼお断り状態でした。
そして最後4つ目に行った外構屋さんで即決でした。

今回はその流れや決まったプラン、外構業者を選定したポイントなどを書いていこうと思います。

自邸のスペック

  • 北西側に玄関、南東側にお庭

  • LDKの窓に面したそれほど大きくない南東のお庭

  • 住宅街なので眺望は良いとは言えないが、幸い南側には家はなく採光はばっちり

  • 両隣には家

  • 片側の隣家との境界線にはすでに既存共有ブロック塀あり

LDKの大開口から見えるお庭の眺望
隣家との境界線上にある既存ブロック塀。綺麗とは言えない。

夫婦で考えた希望と苦悩

外構の打ち合わせでもお家の打ち合わせでも当たり前ですが、好きな雰囲気の外構は画像を用意したり、希望については書き出していく方が打ち合わせがスムーズです。

当初の希望

目標は高く!モリモリ🌳

  1. 2台分のカーポート、予備で2台駐車可能なスペース

  2. 隣の家との境目の既存ブロック塀が汚いのでどうにかしたい

  3. 訪問者がなるべく敷地に入らないよう、ポストや宅配ボックスは、道路接地面側に設置したい

  4. 西側の家の窓の視線を遮りたい

  5. リビング目の前に見える前の家の物置をどうにかしたい

  6. 季節ごとに咲くお花が欲しい

  7. 隣家からの視線を遮ることも考えて木が欲しい

  8. お庭でバーベキューができるタイルデッキが欲しい

  9. できればメンテナンスほぼフリー

  10. 住宅ローンに組み込めず、キャッシュ一括支払いなので予算は越えられない

苦戦したのが意外にも?
"6. 季節ごとに咲くお花が欲しい" でした。

外構工事が得意な業者さん」と
ガーデニングが得意な業者さん」がいるのを、4つ外構業者を回ってやっと気づきました。
基本的に外構屋さんごとに得意なテイストがあり、その雰囲気が自分の希望に合ってるところに行かないといけないわけです。

最初行った2つは前者の、外構工事が得意な業者さん。
木は入れてくれましたが、お花はかなり消極的。「メンテナンスが大変ですからね〜」と言われて、プランには1つのお花すら入らず。
🐱<で、ですよね〜…

確かにその外構屋さんの施工例にはお花は出てきません。
やはり外構屋さんごとに得意な雰囲気があるから、当たり前ですが自分の希望に合ったところに行かなければ、希望は叶いませんでした。
これが外構屋さん巡りに時間がかかった大きな要因です。

しっくりきた外構屋さん

どうしようかなと思っていた頃に現場監督さんに教えてもらったのが、
外構工事もガーデニングも得意な業者さん

👷‍♂️(現場監督さん)<前の会社に勤めてた時はよくあそこにお願いしてた!上手だしセンスもいいけど、結構お高いからね!
と脅されつつ、行ってきました。

アポなしで行った私たちの希望をサクッと聞いてくれ、次回プラン提示してもらうことに。
アーティスティックな見た目のおじちゃんが対応してくれました。商売っ気はない(笑)
よーく見たらおじちゃん、なんだかいろいろ賞を取ってるすごい人のよう……!

そしたら! なんと予算内でほぼ全ての希望が叶うプランを出していただき感動🥺✨

ここだけの話、他の業者も予算に近い見積もりを出してくれた! と思いきや…
「植栽や電気工事はまだ金額に入ってないです。」とか「デッキは別に見積もりがあります。」とかで、「え?実際いくら?」となる時が多々…
ここはそういうのがなかったのも信頼できるなあと感じました。
(どこも商売だから、まずは大きな金額を持ってくるのは当たり前だと、私も営業職なので百も承知です。)

あとは、現地に足を運んで実際にお庭に出てみたり、生活を想像してみたりすること、外構屋さんや夫と話しすることの中で、
どこが1番気になっているか、どこを重点的に施工したいのが明確になったのが、減額できたポイントだと思います。

玄関アプローチ側

  1. 2台分のカーポート、予備で2台駐車可能なスペース

  2. 隣の家との境目の既存ブロック塀が汚いのでどうにかしたい

  3. 訪問者がなるべく敷地に入らないよう、ポストや宅配ボックスは、道路接地面側に設置したい

玄関アプローチ側については、あまり広くない土地に車を4台止めようとしているので、正直どの業者さんもプランはほぼ同じ。
それほど迷うことはありませんでした。
玄関アプローチにも、木の他にお花が入ると彩りが素敵でいいな、というくらい。

カーポートから見た玄関アプローチ

植栽

「植栽は暖かくなる頃に店内に植物が沢山入ってくるので、いろいろ見て決めましょう。」とのこと。アプローチ側もお庭側も、植栽についてまだ何も決まっていません。

電気工事

ライトはタイマーで時間になるとついて、時間になると消えるものらしい。
船についてるライトみたいなやつ🛳
確かオーデリックの外構用のものです。
夜も素敵そう。
持ってきてもらったものをそのまま採用しました。

隣家境界線の既存ブロック塀

気になっていた汚い既存のブロック塀は塗ってもらうことになりました。

ブロック塀の塗りには夫が最初難色を示していました。
というのも、ブロック塀は湿気を吸うために上から透湿性のない塗料を重ねると剥げや浮きがでやすいと聞いていたからです。
また、業者さんごとに微妙に提案やその根拠が異なることもこれまで悩んでいた原因でした。
たとえば、最初の一件目の業者さんでは、既存ブロックの手前数センチ開けてハードウッドのフェンスを建てるという案でした。
しかし、二件目の業者ではその案については既存ブロック塀が古い場合には特にブロック塀の基礎とウッドフェンスの基礎が干渉しやすいことから、安全性の問題もあり採用できないとされました。

このようなやり取りもあり、一件目の業者さんがそのような安全性を考慮してくれていないのではないかといった不安も出てきて、選択肢から除外されたという経緯もありました。

最終的には、まず既存ブロック塀の上をモルタルで塗ってから四国化成の美ブロHGという商品で塗壁として仕上げる方針となりました。
確認したところ、これはブロック塀用の塗料で浮きや剥がれなどをきたしにくいようです。
塀の色については家の外壁と近い色にしたいのでそちらの施工が終わってから色を決めます。
全体的に白の中に植物で色が入るイメージを想像しています。

お庭側

4.    西側の家の窓の視線を遮りたい

5.    リビング目の前に見える前の家の物置をど       
   うにかしたい

6.     季節ごとに咲くお花が欲しい

7.     隣家からの視線を遮ることも考えて木が欲
   しい

8.     お庭でバーベキューができるタイルデッ
       キが欲しい

9.     できればメンテナンスほぼフリー

お庭の希望については、予算の関係と業者さんごとの得意不得意を見極められなかったため、なかなかまとまらずにいました。
前述しましたが、"季節ごとに咲くお花が欲しい"で大苦戦。

外構工事が得意な業者さんの施工事例を見ていると、土間コンやカーポート、デッキなどの事例は多いものの植栽についてはあまり触れられていないケースも多かったです。植栽についても提案してくれていると感じられた業者さんが2か所あり、その2か所が最初に行った業者さんでした。
アオダモなどをメインとした雑木の庭だったため、ここではの業者さんでは雑木の庭テイストでの提案を受けておりました。
外構にも強みがある積水ハウスなんかは、和モダンテイストのお家に雑木の庭がマッチしていてとても素敵ですよね。
最初はそれがいいと思っていました。それにちょっとお花が入ればいいかな〜というくらいにと考えていましたが、途中で完全にお花メインに方向転換。

お花とイングリッシュガーデン

何でお花メインにしたの? と思いますよね。
私がお花を入れたいと思ったきっかけが、いつも通っている自宅兼サロンの美容室のお庭が素敵だったこと。
(実は私が向こうからお断り状態と書いたお庭屋さんが美容室のお庭の施工業者さん。素敵だったんだけどなあ…)

季節ごとにサロンで飾れる植物が欲しい。」と希望したんだそう。
確かに1ヶ月ごとにサロンへ行くと、お花や枝物やススキなど、いつも違う植物が可愛い花瓶に飾ってあってとっても素敵なんです。
それで私もそれを真似させてもらいました。

🐱<家の外でも中でも、四季折々の植物を楽しみたい!

また、外構業者さんを探している最中に、夫の誕生日で新潟県まで足を伸ばし、山奥のリゾートホテルに泊まりに行きました。
そこのお庭がとっても素敵で…✨

あてま高原リゾート ベルナティオ

🐥(夫)<きっとイングリッシュガーデンが好きなんだよ!

と教えてもらい、そこでやっと私の"好き"が言語化されました。うれしい…!
私の好きなお庭はイングリッシュガーデンなんだ!
ここまでが長かった!逆にこれがわかれば外構屋さん選びもプラン作成も話が早い!

イングリッシュガーデンの本場はもちろんイギリス。
ですが、高温多湿な日本だとうまく育つのが難しい植物もあるとのことで、日本風のイングリッシガーデンになるのかな?

Beth Catto's Plants &  Gardens


メンテナンスフリーなお庭と入れたい植物

わかりきっていたことではありますが、

綺麗な植栽とメンテナンスフリーは共存しない!

それでもできるだけメンテナンスがいらないプランで!

多年草・宿根草をメインとした植栽に。
植えっぱなしで毎年花が咲き、肥料や水やりもそこそこでOKなローメンテナンスなお庭に。

なんてわがままな(笑)
こんなわがままな希望ででこんな素敵なプランが出てきました。
(前述した通り、植物は春に詳細を決めます。)

お庭側パース

こんなに色とりどりのパースを出してもらったことなかったので興味津々でした。シルバー系の色の葉が混在していることから花が少ない時期も寂しくなさそうです。

🐱<料理に使えるハーブが欲しい!それは家庭菜園スペースを作るべき?プランターでやるべき?
と聞いたところ、
👨‍🎨<ローズマリーやタイムは花壇に入れても変じゃないよ。
🐱<あとバジルとかミントとかも欲しいなあ〜
👨‍🎨<バジルは1年草なのでプランターで育ててね。ミントは増殖しちゃうから絶対にプランターね!
とのこと。
へえ〜!さすがお庭屋さん!!と勝手に感動。
色気より食い気の私たち夫婦(笑)

👨‍🎨<あと、イングリッシュガーデンが好きな人で入れると喜ばれるのは、ラベンダーのソーヤーズってやつ。葉っぱがシルバーグリーンで綺麗だよ。
伝えてはいませんでしたが、職場の近くに最近できた積水ハウスのお家の植栽が、ラベンダーメインで綺麗だなあと思ってたんです!
心を読まれた気分…すごっ🥺

要望だけは一丁前(笑)
🐱<美容師さんの家にあったススキみたいなのが可愛くて欲しいな〜
👨‍🎨<ススキはかなり大きくなるから地植えはダメ!硬いから大きくなりすぎると手を切ったり手入れも大変!大きなプランターに植えよう!

直径83センチ、高さ71.5センチの白の巨大プランターにパンパスグラスを植えてもらいます。
迫力すごそう…!
🐱💭パンパスグラスって家で育てられるんだ〜

KONTON より マグナスラウンド L83/K オフホワイト

まだ植栽は決まっていませんが、木だけでなく、お花の色が入ると素敵〜🍁🍂🌿🌼

花壇

花壇を仕切るレンガについても決めました。
ほんの少しクリームがかっていて、綺麗すぎないほんの少しだけビンテージ感があるレンガ。
これを2段重ねにして、花壇のゾーンを少し地面から上げることで立体感を持たせてもらいます。
このレンガと土で12〜14cmくらい底上げして、そこに植物を植えます🪴

エスビック株式会社 ロイヤルパイン・ブリック シェル

最初は1段だったのですが、あまりに下の方だとリビングのソファでくつろぐ時にみえないのかな?と。
このレンガ、7cmほどの高さみたいですが、1段だと土に埋もれてしまう部分が多くなり、ほぼフラットとのこと。
1段で5万円くらいの金額アップだったので、予算の都合上あんまり欲張れず2段に。10数cmのとこですが、ちょっとでも変わるといいなあ。
きっともう数段積んでも素敵だったんだろうなあとは思いますが、少しだけでも底上げできて満足です。


汚いものには蓋をする!

気になる障害物について。

西側の隣家の窓

恐らくリビングの窓だと思われます。
自邸の南東の面より15cmほど奥についている幅1.8m、高さは地面から1.3m~2.3mまでほどの大きな透明窓。(なぜ曇りガラスではないのか?)
キッチン・ダイニングにいれば、自邸の壁に隠れて全く見えないので気にならないのですが、リビングにいる時(もちろんお庭に出てる時も)には目が合う位置。
工事中だからか1度もカーテンが開いているのは見たことはありませんが、どうも気になる。

最初は既存ブロック塀の上にウッドフェンスをびっしり貼ってしまうことを提案されました。
隣家の窓と既存ブロック塀の間は20cmほどなので、ウッドフェンスを貼ったことにより、隣家は採光も通風も期待できなくなるのではないか…と思うと、気にしいな私はご近所トラブルが不安で不安で…
(こういうのは女性の方が気になると思うんですよ。実際夫は気になっていなかったです。)

そこで考えついたのが、

スクリーンフェンス(通称:縦シャー)

youtube:ダンディーM様より

お家作りをYouTubeで発信していた方がそう呼んでいて、真似させてもらっています(笑)
高さ2m、70cm角のハードウッドを70cmの間隔で自邸から1.3m入れてもらうことに。
完全には隠れませんがある程度は目隠しができて、ご近所トラブルの不安も解消できる、我ながらいい案!だと思うんだけど…
隣家の窓から2m程度は離して設置、完全に窓を隠すわけではないから許してもらえるかな…?
暑がりの夫はいつもパンイチなので、それを隠すためにもやむを得ず…

物置と物干し竿

南側の家の土地がとっても広いため、自邸の目の前は隣家の家庭菜園ゾーンになっており、
自邸の採光にはほぼ影響なしでありがたい限り。その代わりに、隣家の物置や物干し竿などが目の前に来てしまい、せっかくの大開口の眺めが悪い…
これは、

ハードウッドのフェンスと植栽でぼかす

これも外構業者さんごとに提案の差はほぼありませんでした。隠す一択。

南側にはハードウッドフェンス、西側にはスクリーンフェンスで視界をぼかす。


タイルデッキとウッドデッキ

最初の希望は、リビングタイルから繋がったようにフラットなタイルデッキを4〜5人でバーベキューができるくらいの大きさに作る!
でしたが、タイルデッキをフラットにするために入れるグレーチングが高い…

それに工務店側が「タイルデッキを作るなら基礎をFRP防水してくれ。」と難しいことを言うので、ウッドデッキに。
(保証の問題で万全を期したいんだと思います。)

正直流行りというだけでデッキをフラットにすることにあまり意味を感じていなかったので、そんなに諦めたという感覚ではないかも。
最近の豪雨を考慮すればとフラットデッキはリスクになりますし。

しかし、家の基礎が高くなっているので、どうしてお庭に降りるためにはステップが必要。
そのための短め90cmのウッドデッキという感じです。
ウッドデッキというより、縁側に近いものかもしれません。
庭を見ながら腰掛けるスペースという感じです。

バーベキューをするのは、ウッドデッキに腰掛けながら下のインターロッキングでします。

私がお庭で求めていたのは彩りであって、デッキはそんなに重要項目ではなかったんだなと気づきました。
どうせそんなにお庭に出てバーベキューしないもん!

植栽やブロック塀を塗る色はまだ決まっていませんが、それ以外のプランが固まり、郵送されてくる契約書を待っているところです。

外構業者・プラン詳細

お願いすることにした外構業者さん。
あと自邸のプラン詳細も載せました。
儲ける意図はありませんが、外観などを載せたのでプライバシー保護のため有料にしました。

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