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ドラマ”忘却のサチコ”で高畑充希さんが本当に美味しそうにご飯を食べている

ご飯って本当に良いものですよね。美味しいものを食べているときは幸せな気持ちになりますよね。あの日の嫌な思い出も、美味しい料理の前ではすべて忘れられる。そんな経験はありませんでしょうか。

そんな、そんな体験をドラマが私たちに与えてくれるのです。

『忘却のサチコ』
 
知っていますでしょうか。
 
テレビ東京系で2018年に深夜で放送されていたドラマです。


 主演は高畑充希さん。
朝ドラ『とと姉ちゃん』で主演をしていた女優さんです。
 

出版社で編集者として務めるサチコ(高畑充希)。彼女は結婚式の当日、
新郎の俊吾さん(早乙女太一)に何も言われずに逃げられてしまいます。

それから数ヶ月、すっかり元の生活に戻ったかと思われたサチコ。
しかし頭の中は俊吾さんのことでいっぱい。
 
そんな中、自分への仕事のご褒美で近江牛のお店に入るサチコ。
そこで食べたすき焼きの美味しさに圧倒され、美味しいものを食べている時だけは全てを忘れられることに気づく。サチコはそれから、ことあるごとにそれを忘れるために美味しいものを食べるようになる‥。

と、あらすじはこんな感じでしょうか。
 
 
このドラマ、何が一番楽しいかって、そりゃ一番力を込めているであろうシーンの、サチコがご飯を美味しそうに食べているさま。ですよ。
 
正味30分のドラマの中で、毎回5-10分はそのシーンに使われているのではないでしょうか。高畑充希がご飯をそれはそれは幸せそうに頬張る姿、たまりません。全力坂を走りきった後の女の子がハァハァいう姿を見るのと似た感覚でしょうか。 

ようするに”孤独のグルメ”好きな人は同じテイストだと思っていただければ大丈夫かと思います。あれに比べても食事シーンの描写は美味しそうに見えますけど。まあそれは高畑充希が好きだからでしょうかね。
 
私は以前、ディレクターに言われたことがあります。
 
『美味しいもの食べてる時、変な顔するよね』
 
それは私が本当に美味しいものを食べている顔なのです。美味しいものを食べている時の私の表情からは幸せがにじみ出ている。それがディレクターには変な顔に見えたのでしょう。
 
高畑充希のその姿、ご飯を描写した彼女のナレーション。深夜に見るものではないですね。まさに飯テロです。
 
それから、高畑充希が劇中で訪れたお店は全て実在するお店。ホームページを見ればどの店を訪れたのか紹介されています。
 
そしてこのドラマ、ご飯を食べるシーンにかなりの力を入れているのはそうなのですが、だからといってストーリーをおろそかにしているわけではありません。
 
結婚式から逃げ出した俊吾さんの真意はなんだったのかを追いかけて行きますし、サチコや編集部の同僚たち、小説家の先生たちなど個性的なキャラクターをもった人物が登場します。
 
だからといって一つ一つのセリフを全て聞き逃さないように集中して見るドラマ、というよりは、いくらか気楽に見ることができるのもポイントだと思います。
 
『忘却のサチコ』
 
美味しいものを食べている時、幸せな気持ちになれる方にはオススメです。

いまはPARAVIで配信されているようですね。


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