怪盗少女から10年。アイドル人気の寿命とは。

今、日向坂46の勢いがすごいなぁと日々感じています。

なんでかなぁって考えてみるんですけど、それはたぶん自分が今完全にハマっていて、レギュラー番組も毎週見ているし、他の番組にゲストで出ているとつい見てしますからで、単純に触れる機会が多いからなんだと思います。

それにしても今はグループアイドルの中で一番、テレビのゲスト出演をしている頻度が高いと思いませんか。まあ、そんなにテレビをたくさんみる人は今は減っているのでピンとこないかもしれませんね。

私の中ではアイドルが一番勢いのある時期というのは、テレビへの出演がめちゃくちゃ増えることが一つの指標になっていると考えています。M-1グランプリで優勝した芸人さんがいろんな番組に呼ばれまくっているさまを昔からずっと見ていたからでしょうか。

今でいうと、おばかキャラを提げてモデルの生見愛瑠さんがテレビ番組に引っ張りだこです。どこを見ても彼女がゲスト出演されています。一時期の藤田ニコルさんと同じかそれ以上の勢いを感じます。

めるるさんに比べると日向の露出は少なく感じてしまいますが、グループアイドルという範疇で見たときには一番ゲスト出演が多いと感じています。2010年、AKB48がヘビーローテーションを発売した頃のテレビ露出は異常でした。2012年頃のももクロも同様です。その勢いが今、日向坂にじわじわと来ているのではないでしょうか。

そんなことを考えていたときにふと、YouTube上でももクロのPVが目に入りました。

彼女たちのメジャーデビューシングル、”行くぜっ！怪盗少女”のPVでした。

この曲が発表されたのはもう10年も前になるようです。その頃私は高校生で、AKBの全盛期だったこともあり、そちらに心を奪われていました。

それから数年してももクロの時代がやってくることになり、私もそちらに心奪われて応援することになるのですが、彼女らの人気絶頂は間違いなく2014年の国立競技場コンサートの時期でしょう。

ももクロ、国立で宣言「笑顔を届けることにゴールはない」

それももう、6年も前になるのですね。2日間で11万人というとんでもない動員数を誇った伝説のライブ。最後のメンバーたちの言葉を聞いて涙がこぼれたのを今でも覚えています。

そして今、彼女たちをテレビで見かけることはほとんどなくなりました。じゃあ彼女たちは落ちぶれてしまったのか？決してそんなことはありません。絶頂期に比べるとさすがに勢いは少なくなってしまいましたが、今もあの時と変わらないスタンスでアイドルに邁進しています。

今年の夏には西武ドームでのライブも予定しているようですし、CMではたくさんみかけます。まだまだ根強い人気を誇っているようですね。

であれば、私の中で一つの指標であった”テレビ出演頻度”がアイドルの人気絶頂期と相関関係にあるかどうかというのは、必ずしもそうとは言い切れないということになってきます。

やはりライブ動員数になるのでしょうか。CDの売り上げは握手券商法が始まってからはもう指標として機能していませんし。

今、いちばん勢いのあるアイドルは一体誰なんでしょうか。