【EDH】大会レポ2:横晴れダスクモーンBOX争奪【統率者】

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土 千葉晴れBOX争奪
日 友人と朝から晩までEDH
祝 横晴れBOX争奪

最高の3連休をしめくくるべく横浜へ

横晴れは以前一度だけ高額カード争奪に参加したが神決top12常連の強者が多い印象。気を引き締めて行かねば。

リストは師範の占い独楽を戻して、キャノピー反射池を追加。個人的に反射池が大嫌いなのと、どうやって使うのかイマイチわかってない。2色出るアンタップイン+キャノピーの時点で入れ得なのか?暇すぎて4タップで土地置くこともあるのか?カジュアル脳だと必ずダメージ受ける土地痛いなと思ってしまう。大魔導師とアシュリングのソーサリー4マナアクションが前回の大会では重く感じ、抜くか悩んだが一旦保留。

前回は試合前にステッカー出すのも忘れてたので、今回は毎試合ちゃんと出すように気をつけよう。


R1 // アニマー→ティヴィット→ナドゥ→ステラ

正直あんまり寝てなくてプランを考え切れず、一日通してふわっとしたキープが多かった気がする。アニマーとナドゥ相手はとりあえず除去キープすればいいかなぁ。ティヴィは何をケアればいいんだ、篩触れればいいかな?

波止場、パクト、スペルシーカー、クロモ、土地2、裏面土地

ティヴィいるし波止場キープはアリかなぁと思いふわっとキープ。

1t目にティヴィが着地しファクトがバラ撒かれたので波止場からステラ置いてみるも、召喚酔い溶ける前に除去。やっぱポン置きは除去吸っちゃって良くないなぁ。アニマーいる卓なら尚更な気がした。他の選択肢としてはシーカーを出す択があったけど、こういう時ヘイトの少ないちょうど良いサーチ先ってなんなんだろ。波止場いるし、アニマー睨みますとか言いながらヴェイパー持ってくれば良かったか?

2t目どうすっかなーと思ってたらトップから変形者が降ってきたのでティヴィットコピー。よくわからんので宝物・手掛かり1個ずつ宣言。宝物4個と手掛かり1個ゲット。ティヴィットってつえー。コピーすること多そうだから宣言の仕方のセオリーちゃんと勉強しないとなぁ。

3t目のアニマーがとんでもない脅威(忘れた)を出してきたがティヴィもナドゥもパス。自分の手にはパクトしか無く、撃ったら宝物を一個でも割られると契約死する上に、ナドゥの場にはディッチャ狼男。うーん、死んだか?何も言わずにパクトを撃って消したが、ここはちゃんと撃つ前に「消すから宝物割らないでクレメンス泣」って命乞いするべきだったなと反省。ナドゥ1人ではアニマーとティヴィは見れないと判断してもらえて無事契約履行。

そのままアニマーとティヴィをナドゥとステラで受ける構図でゲームが長引き、時間的に最後の自分のターンに。見えてる妨害の枚数+4〜5枚は突破出来そうだったので仕掛ける。まずは商人の巻物から。敵対工作員が出てきたので上から動き除去やカウンターを誘う。乗ってきてくれたので対応し、置いてたアシュリングの魔技が誘発、2点オールで工作員を焼きながらルーターで手札もさらに盤石になり全方位からの妨害を回避。なんか何もかも上手くいった。

私がステラ・リーです ※出典:『BLEACH』 久保帯人

まだはたきとインスタント求解があったので、ギタ調で見たナドゥのスワンと輪作マダラも乗り越えられるはずだったがここで無慈悲の時間切れ。勝ちきれず悔しいがアシュリング強すぎわろたを体感出来た良いゲームだった。

この試合は上家がサエヂさんだったのでティヴィットの宝物・手掛かり宣言が楽(真似すればいい)で助かったし勉強になった。なるほどこれぐらいの状況だと宝物で、こうなっちゃうと手掛かりなのね〜。上手い人と一緒に卓囲み得。

R2 // ステラ→ナジーラ→ナドゥ→チュレイン

完全なやらかし試合

どういうプランでキープすればいいかわからず、土地4友石コピーパクトという何もないハンドでふわっとどころではないキープ。完全にティルトしてた。ナドゥになれたないいなとはその時考えてたが3t目まで構えなしで何もしないつもりか?そもそもナドゥになってどうすんの?

自分以外順調に展開し、さらにコピーの2枚目を引いたことと、場に友石、オパモ、アンバーがあったことで緑3つもでるやん!とカジュアルテンションになってしまい、ナドゥと牧人をコピー。クリーチャーも緑マナも全然入ってないんだからチェインするわけないのに自ターンにフルタップでナドゥ誘発させに行く荒らしプレイ。

フルタップにしてしまったことでナジーラが複数のバックから動き出し卓のカウンターが枯れ、4家のチュレインが勝利。

囲んでくれたお三方の時間を無駄にしてしまい本当に申し訳ありませんでした。懺悔。

R3 // ナドゥ→ステラ→別ステラ→アニマー

前ラウンドがメンタルに響いていたことと、初のステラ2面にアニマーとナドゥまでいて最早どんなキープをしたら良いか全くわからず。ひとまずバウンスが2枚来たのでステラとアニマーを見れてる気がするキープ。(ホントか?)

自分は土地が詰まる中、他3人は順当にプレイし3人卓の様相を醸し出す。ナドゥからレモラに加え、フルートをステラ指定で置かれ完全に手詰まり。ハンドも弱くどうしようもないなと思ってると、時間切れ間近に下家のステラが動き出す。ナドゥがフルタップになったタイミングでまずはフルートをバウンス、さらに卓の妨害をある程度吸ってくれた上で仕掛け失敗。これはワンチャンあるか?!とこちらも仕掛けてみる。1妨害を乗り越え
、ブレストでトップ3枚のうち1枚でもたなびく紺碧系統があればいけそう、、、が、ダメ!そのまま負けてしまったが、こんな完全に詰んでそうな盤面でもワンチャン生まれたステラの底力を体感し興奮。最終戦前にメンタルも回復して気力も湧いてきたあああ!

3試合をサクって気合を召喚!

R4 // アニマー→チュレイン→別ステラ→ステラ

またステラ2面、今度は別ステラの下家。分かってはいたがステラ2面は先に動いた方が負けるなと前の試合で再確認し、絶対にこちらからは動かないことを意識。

ミスチュー、たなびく紺碧、たなびく真紅、巻物の商人、宝石の洞窟、土地、何か

と何かもうすでに勝ちそうなハンドでキープ

序盤は何事もなく進行するも3t目にアニマーから生類の侍臣。アニマーについて詳しい訳ではないが、コイツと秋の占い師は必ず消せ!という知見だけあったのと、身内のフィーチャーサイトスキーさん(一体何倉さんなんだ・・・)から未来予知の強さは嫌というほど思い知らされてるので絶対に対処したい。が、優先権が最後の自分まで回ってきてしまい、フェッチ等の優先権を返す手段もなく、侍臣を打ち消すにはミスチュー、たなびく、fowまでやらざるを得ず。さらにはチュレインの場にレモラまであり、このままでは3ドローも与えてしまう。が、レモラ3ドローより流石に侍臣の方がやばいかと思いミスチューからfowをトップに。ここでアニマーからそれならレモラもあるしこのターンはもう何も唱えないから通して欲しいと交渉。だが侍臣が着地してしまうとステラたちにタフ4を処れる望みは薄く、チュレインのソープロ頼みは難しそうだなと思い何か良い手はないかと考える。そこでチュレインに侍臣を打ち消すからレモラを次ターンに破棄してくれないかと交渉。快諾してくれ、さらにこのターンはもうレモラで引かないと何とも太っ腹な上乗せ。無事に侍臣を打ち消しつつ、レモラまで処理することに成功。

しかし宝石の洞窟、ミスチュー、fowと消費が激しく、場には土地だけでハンドは3枚。ここからはゲームに全く参加出来ず、3人が順調に展開していくのを眺める。

うーん、無理っぽいなこのゲーム!

卓だけ守って終わりかーと諦めかけてたけど、まだたなびく紺碧は持ってるのでワンチャンは感じつつ。だがチュレインはレモラを回収から再設置し、場がナドゥ込みで完全に出来上がってしまったため望みは薄そうだなぁとあまり期待はせず。アニマーの終了ステップにチュレインがナドゥを誘発させ撤廃者が捲れる。次のターン撤廃者スタックで卓順的に別ステラより先に自分が動かなきゃだから負けかなぁとお察ししてると、チュレインにターンが渡る前に別ステラから《最後の賭け》!ここで動いてくれるのはありがたい!別ステラのアップキープにチュレインから沈黙。そこから激しい空中戦が繰り広げられるも別ステラは止まった模様。沈黙が解決する前にこちらも動く。稲妻からレモラ誘発、上からたなびく紺碧でステラ誘発、紺碧に打ち消しが飛んできてそこにカウンター返しつつ、レモラの上から紺碧をコピー。対応はなく無限ドローから風を撃ち解決。リバーサルコピーで無限マナと盤石にしてから歪んだ忠義で無限ルーズで勝ち。

見事ステラ初勝利!やったね✌︎('ω'✌︎ )

試合後にボーツカイ=サンさんがめちゃくちゃ褒めてくれて気分もウッキウキに。横晴れはシリアスなプレイヤーが多いからボーツカイ=サンさんのフレンドリーな雰囲気にだいぶ救われてましたありがとうございます!

結果 1-2-1

決勝には届かなかったけど、初白星をあげて引き分けも減らせたからよかったよかった。

採用カードについての学び

ステラの風はあまりにも強すぎるからカワウソも追加した方がいいなと思った。ワンチャン無限マナも狙えるし、魚バウンスは撤回のらせんに変えよう。妨害バウンスで使いたい時に自分にクリーチャーいなくても人のクリーチャーに付与すればいいし、魚バウンスより強い気がしてきた。

あと瞬速コピー系は3枚も入れる必要なさそう。ナドゥになるのは全然無しだった。stunt doubleだけでいいかな。

ステラのプレイについての学び

対戦相手のハンドが何枚あろうが、パーマネントが何枚出ていようが、デッキにある打ち消しは10枚前後の思考が大事。絶望的に見えても確率計算して常にワンチャンを見逃さないように。

ステラはいかに何ももってないと錯覚させるかが重要なので、無暗に墓地確認したりして仕掛けを匂わせないようにする。公開情報のカードはすべて覚える。

基本的に卓の除去を減らすだけの時はステラ出さない。ステラより除去りたいものが場にあって、ガーシーとはたきを意識させることが有効な場合はステラポン置く。

盤外戦術(聞こえ悪すぎぃ!)についての学び

今日は他人のプレイを見ていて学びが多かった。カードのプレイはもちろんだが、観戦してて特に感じたのは勝ってる人はみんな口プが上手いということ。口プが上手いというのは、嘘をついてシャクるのが上手いという意味ではない。たくさん喋ることによってヘイト管理、自分に対して対戦相手が受ける心象をコントロールするのが上手いということである。(まぁ人によってはシャクってるかどうかの判断や度合いは様々だが笑)

統率者始めたころから上手い人ほどよく喋ると感じていた。
実際よく喋ることによって得られる効果はいくつもある。

卓の状況を逐一口に出して共有することで、いま誰が一番危険なのか、何をケアした方がいいのか、プレイヤー全員の認識を統一する。今日の大会で自分が言われたシンプルなとこだと、自分のターンのメインで悩んでるときに「まぁまだステラが動くような時間じゃないか。」と上家がボソッと呟いた。実際にほぼフルタップにしてジェスカの意志を撃つか悩んでたので、この呟きを聞いて思いとどまった。これは「今お前が動くと俺の妨害をたくさん吸うだけで、その下まで仕掛けたら止められないからやめとけやめとけ」って意味だったんだなと今なら分かるし、直接的に言わずに独り言のように呟くことで自分の手に妨害がそこそこあることをステラ以外のプレイヤーになるべく悟らせない良い口プだなと思った。

また我々も人間なので、よく喋ってくれる人に対しては心を開いてくれてると感じ、安心してしまう。ゆえにその人のお願いなら聞こうかなと思うし、気付いたらその人の良いように盤面もプランもコントロールされてることもある。

このように卓が荒れないように正しく進行することも出来るし、味方を増やすことも、上手くいけば操り人形を確保することも出来る。喋ることにはメリットしかないなと感じた。

例えば今日観戦してて上手いなと感じたシーン

その1

ナドゥ「ドレイクにナドゥ取られるのだけ嫌なんです〜泣」

と森を護る者をプレイ。実際手には他にアクションはないけど、ただ出し得置いた。だが無言で置くよりもこう言っておくだけで、別に勝つから置いてるわけじゃありませんよ、ドレイクで他にナドゥ取られたらそれこそ厄介ですよ?と僅かでも森を護る者のヘイト下げてるように感じた。このように自分にとっては現段階でそこまで有用なカードじゃなくても、他者目線では充分脅威になりうるカードを置くしかないとき、無言で置くより絶対に一言添えた方が良さそう。

その2

アニマー「まぁ、、戻さない理由もない、、か。(しぶしぶ」

対戦相手のハンドに厳しい説教が見えてるのに、アニマーのプレイヤーは《夢で忍び寄るもの》をハンドに回収。観戦者目線だと、特に今は使い道ないけどまぁいつか仕掛ける時に使うから一旦回収しときたいのかなと思い、そのプレイヤーの手札を覗いてみるとなんと波止場と剣歯虎。なるほど、波止場を通したいから、夢で忍び寄るものは厳しい説教を吐かせるために絶対戻さなきゃいけなかったのか。実際にそういう展開なったし、そのアニマーのプレイヤーが今大会の優勝者となった。自分が厳しい説教を構えてるプレイヤーだったら、夢で忍び寄るものさえ消せば大丈夫だろう、とアニマーの口ぶりから安心してしまうだろうなぁ。

このような口プ、嘘をついてるわけではないが真意の50%のみ発言することで手の内を晒してると相手に錯覚させ安心させる、ヘイトを下げるプレイがみんな上手い。

さながら術式の開示のような ※出典:『呪術廻戦』芥見下々

実際強いプレイヤーほどこれを実践してると思うし、統率者神のタカハシさんに至っては試合中に自分の思考を常に喋り続けている気がする。だが実際には自分の思考の50%だけを喋り続けることはかなり難しいと感じていて、実践しようとしてもなかなか出来ない。かなり高度な技術だと思うし、それを素でやってるのか意図的にやってるのかは分からないが常に実践しているタカハシさん。マジック自体ももちろんめちゃくちゃ上手いし、何より彼は楽しそうにプレイするのが素敵だ。そりゃ5回も統率者神になりますわ。

自分は普段から対戦するときにずーっと黙ってることが多く、自分目線では大したことないが卓的にはヘイトの高い自分のカードに妨害が飛んできたとき、「こんなのに妨害吐いてたらあそこの盤面崩せずに負けちゃうよ?!それでもいいの?!」と上から刺々しく言うことが多く、心象が悪くなって結局卓の妨害を吸ってしまい、突出したプレイヤーの牙城を崩せず共倒れしてしまうという事案をよく抱えていた。こらからはなるべく沢山喋って、交渉するときは下から下から、卓にとって危険なカードを出すときはなるべく心象良くプレイすることを心掛けよう。

そう、たくさん喋ることで得られる最後のメリットは、「卓が明るく楽しくなる!」です!(最後に小学校のスローガンみたいな感じで申し訳ない笑い)パーティーゲームなんだしみんなで気持ちよく楽しまなきゃね!

長くなりましだか最後まで読んでくれたありがとうございます。執筆中に波止場、クリプト、ジュエルが禁止になり今後のEDHは大荒れの予感。ステラ・リーは環境に付いていけるのか?それではまた次回。

※ちなみにステッカーは初戦以外は出すの忘れてました。

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