老後より隠居がいい
「老後のお金はいくら必要か」というのがよく話題にあがります。
老後という言葉に、まず抵抗があります。
何歳から「老後」か。
60歳か、65歳か、はたまた70歳か、75歳か。
政府はどんどん年齢をあげて「生涯現役、一億総活躍社会」なんて言っていますが、そういうスローガンに洗脳されてしまう人のなんと多いことか。
ただ、「年寄りにはお金を払うな」という政策をしたいだけなんです。
「老後」でなく「隠居」という方が、年齢に関係なくていいなあと自分では思っています。50歳で「隠居生活」してもいいと思います。
お金があればですが。笑。
僕の友人には実際に50歳で隠居生活の人がいます。優雅です。
70歳にもなればもう服は要りません。
「衣」は足りているのです。
住むところもあるでしょう。
住宅の支払いも済んでいることでしょう。「住」もOK。
残るは「食」です。
そんなにガツガツはもう食べないでしょう。
一日いくら必要でしょうか。1000円くらいかな。
月に3万円。年間で36万円。
10年生きて80歳で死ぬとして360万円。
90歳でも720万円。90歳になったらそんなに食べないでしょう。
旅行や光熱費も入れても1000万円もあれば死ぬまで生活はできます。
人生100年まで生きる人は0.005%。
3000万〜5000万必要という人はどれほどの贅沢をしたいのでしょう。この頃そんなことを考えます。
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