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もろく強い心

小学生の頃学校の図書館で読んでた本。ブッタとシッタカブッタ。

大人になった今、私の住んでる市の図書館で再会したので読み返してみました。


10年振りに読んでみたら今でも心に響く言葉ばかり。


振られたと悲しむブタにアリが「自分のことよく知らない相手からキラわれてどうしてそんなに悲しいの?」と問いかけ、ブタが「ボクはどうして自分がステキかどうかを他人の評価で決めてるんだろう?」と気付く

私は人に嫌われたと思うととても悲しくなり私はダメ人間だと感じてしまい絶望感でいっぱいになる時があります。

でも私の事は私しか知らないはずなのに素敵かどうか他人の評価で決まるのかと考えたら少し違うのかなという気がしました。

「そーか自分が弱いというのは悪いことじゃないんだ。人はよわいとこもつよいとこも持ってるし…弱くてもボクはボクなんだから弱くても自分のこと愛してあげる方が気分はラクだよね」

人によって考える視点によって何が強いかは変わってくると思います。

ハッキリものが言える人、自分をしっかり持ってる人、前向きな性格の人、負けず嫌いな人、攻撃的な人…

私が強いと思う人はメンタルが弱いと言われる人達です。

心が病んでしまいやすい人は何事も真っ直ぐに受け止めてしまったり心が繊細で、だけどその分とても優しい人だと思うんです。

気が強かったり、ポジティブが過ぎる人より私はそういう脆くて繊細な心を持つ人の方が魅力的に感じます。


私もメンタルが弱い方の人間で何でこんなに辛くならなきゃいけないのだろうと悩んだりします。

ですが、繊細だからこそ誰かに救われたり、誰かを癒したり出来るのではないのでしょうか。

こんな私だから出会えた人、心を揺さぶられる音楽や本の出会い。

傷つきやすいが為に生きるのが辛くなる時もありますがだからこそ得られるものもあったんだと思います。


悩むことは悪いことじゃない。

カッコ悪いことは悪いことじゃない。

悲しいことは悪いことじゃない。

気が小さいことは悪いことじゃない。

そのまんまでいいんだ。

ぜんぶ愛すべき。

自分の人生なんだもん。




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