汚れた血のブルース

ドニ・ラヴァンの真似しながら
真夜中にふらついている
たまにしか人のいない街
このままみんないなくなりゃいいのに

モダン・ラブをかけてくれよ
真夜中は静かすぎる
たまにしか人のいない街
あの娘だけはいてくれていいのに

背中の方で隕石が落ちる
次から次に流れ落ちてく
頭の端で思い出が溶ける
次から次に忘れられてく

歳をとれば走る足がきしむ
ろれつだって回っちゃいない
くたびれてんのも別に悪かないけど
汚れた血が指先で冷える

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?