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タイムマネジメント

若手からベテランまで、
ビジネスパーソンであれば
誰でも必要とされるスキルの
一つに、タイムマネジメントが
挙げられるだろう。

日本語に訳すと「時間管理」。
しかし、この言葉は非常に
ミスリーディングだ。

時間を管理する。
そのままの訳に見える。
何がいけないのか、さっぱり
手掛かりがない、と思われる
かもしれない。

しかしながら、
「時間を管理する」
という言葉からは、
何のために管理するのか?
という目的が見えてこないとは
思わないだろうか?

時間管理は大切!
と言われたら、反対のしようもない、
明らかに正しいことだと感じる
人が大多数だろう。
しかし、なぜ大切なのか?と
自らに問うてみたときに、
スムーズに答えが導ける人が
どれ位いるだろうか?

私が考える(と言っても先哲から
学んだ受け売りに過ぎないが)
時間管理の目的は、
「自己の目標の達成」
である。
そう、「時間管理」というよりは、
「目標管理」なのだ。
目標を達成するために、時間という
ツールを活用する。
あくまでも、

時間 を 管理する

のではなく、

時間 で 管理する

のである。

こんな話を、最初の会社で
人事のプロの方から教わり、
脳みそを激しく揺さぶられる
経験をした。
以来、時間管理については
それなりに気を遣ってきた
ものの、いつしかだれていた
ことに気付き、
何度か軌道修正をした苦い
記憶が思い出される。

結局は、
目標がハッキリしていないから、
あるいは、
目標にワクワクしていないから、
下手すると、
そもそも目標を立てていないから、
だから時間管理が上手くいかない
ということなのだ。

魅力的な目標を目指していれば、
目標を考えてワクワク過ごせば、
自ずと時間が有限で貴重なことに
思いを致し、いかに時間とうまく
付き合うかを模索せずには
いられない。
いられなくなるはず。

仕事で、時間に翻弄されることが
あり、こんなザマではいかん!
と思うことがあって、ふと
こんなタイムマネジメントの
基本のきの字を思い出した。

折に触れ、基本に立ち返る。
タイムマネジメントもまた然り、
ということである。


己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。