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体にやさしいスニッカーズ?

先日、コンビニで見つけた新参者を
ゲットした。
今日はランチタイムが取れず、
自席でこちらを頬張って、空腹を
しのぐことに。

この商品、BE-KINDという名の
ブランドらしい。
調べると、アメリカではKINDの
名前で、No.1売上のナッツバーとの
こと。

売っているのはMARS、あの
「お腹が空いたらスニッカーズ」
の会社である。
KIND=やさしい、という意味だが、
体にやさしいという意味合いを
かけているのだろう。
低GI、食物繊維が豊富、などを
うたい文句にしており、正に
「体にやさしいスニッカーズ」
といった趣き。

以前に、クリーム玄米ブランが
リニューアルして残念な味に
なっていたことを書いたが、
この手の「空腹しのぎ系」の
スナックが結構好き。

自分の中では、この空腹しのぎ系は
更に健康系とスナック系に分類でき、
スニッカーズのようなスナック系には
興味がない。
もっぱら健康系を漁る方だ。

健康系の元祖は、何と言っても
カロリーメイトであろう。
ただ、こちらはもさっとした食感、
口の中に残る感じがあまり好きには
なれず、ほとんど食べない。

同じ大塚製薬が出したソイジョイ、
味は悪くないし、大豆を前面に
押し出した健康志向もいいところを
突いているが、個人的にはあまりに
小さすぎて腹持ちしなさすぎると
いう評価。

健康志向を上手に押し出しつつ、
味も、量も、そしてこなれた価格も
全ての点においてクリーム玄米ブラン
が圧倒的に私のお気に入りだったの
だが、先述の通りリニューアルに伴う
味の劣化以来買い控えている。

他にも、1本満足バー、バランスオン、
GOHAN、inバーなどが出て来ており、
唯一 inバーだけはたまに買うものの、
クリーム玄米ブランを代替するほどの
パンチある商品はいまだ見つかって
いない。

そこに登場したのが、この新星
BE-KINDなのであった。

コンビニで228円。
クリーム玄米ブランの150円に比べ
強気な設定だ。
しかし、ナッツバーをうたうように、
文字通りナッツの塊なので、多少
高いのは仕方ないかもと思わせる。

種類が2つあったが、直感で
キャラメルアーモンド&シーソルト
をチョイス。

肝心の味は、スナック菓子にあり
がちな濃い味付けでは全くなく、
健康志向におあつらえ向きな素朴な
味わい。
家で食べるナッツは必ず無塩を選ぶ
私がいつも食べている味わいに近く、
栄養補助食品を摂って塩分や糖分を
摂り過ぎるという矛盾を心配する
必要もなさそう。

「全米No.1ナッツバー」を標榜
するこのBE-KIND。
No.1をうたいたかったら、この
ように、自らの戦場を小さめに
区切ることで、No.1を名乗れる
市場を見つける、もっと言えば
創ってしまうのは非常に有効な
戦い方。
とはいえ、ナッツバーという
カテゴリー自体、日本には存在
していなかったと言っていいため、
No.1の「呪文」もどこまで効き目
があるかは未知数であろう。

コンビニ大手3社には並んでいる
ようだが、コンビニの棚は極めて
競争が激しい。
しばし行く末を眺めてみようと
思う。

己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。