ピエール中野 凛として時雨

ドラムとピヤホン(イヤホン)とDJと埼玉。凛として時雨、ZiNG、VIVA LA J-…

ピエール中野 凛として時雨

ドラムとピヤホン(イヤホン)とDJと埼玉。凛として時雨、ZiNG、VIVA LA J-ROCK ANTHEMSに所属。番組MC、審査員、音楽監修、関ジャム、ゴッドタン出演、ブランドコラボなどなど。e☆イヤホン公式アンバサダー。

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  • いや、ほんと音楽が好き。

    ピエール中野が監修のアーティストが「音楽」をテーマに語る、全記事無料のマガジンです。ピエール中野・ピヤホンと縁があるアーティストのお話を更新していきます。

最近の記事

自分がファンとして聴きたいと思う最強ソングを作りたい。数多の楽曲提供をしてきたANCHORの制作プロセス

作編曲家やサウンドクリエイターユニットZiNGのメンバーとして活動する、ANCHORさん。大森靖子やZOCの編曲を担当したり、役者育成ゲーム『A3!』へ楽曲提供したりと、さまざまな作品のサウンドに携わってきた。 10代の頃から音楽活動を続けてきた彼は、どのような思考で楽曲を制作してきたのだろうか。楽曲制作のプロセスやメジャーデビューを経て起こった変化、活動を続けるためのモチベーションなどを伺った。 <文:伊藤美咲 / 編集:小沢あや(ピース株式会社)> 学生時代から音楽

    • 雑談時の相手の息遣いも音楽表現に取り入れる。堀江晶太が楽曲制作前の対話にこだわる理由

      PENGUIN RESEARCHのベーシストであり、ボカロP・kemuでもある堀江晶太さん。作編曲家としてLiSAやベイビーレイズJAPANへ楽曲提供のほか、「ウマ娘 プリティーダービー」などのゲームキャラクターソングの制作なども行う彼は、日本を代表する音楽家のひとりだ。 これまでにも多種多様なアーティストとタッグを組んできた彼は、楽曲が完成するまでにどのような思考を繰り広げているのだろうか。楽曲制作への取り組み方やインプットの仕方、また自身のキャリアの原点となったボカロシ

      • 「探さないと聴こえないくらいの音が実は一番重要」サウンドエンジニアが教える、音楽をより楽しむ聴き方

        楽曲の音の調整を手がけるサウンドエンジニア。音源やライブ映像のリリースには欠かせない存在だが、一般の音楽リスナーにとってあまり身近ではないかもしれない。表に出ない職種がゆえ、サウンドエンジニアがどんな役割を果たしているのかよく知らない人も多いだろう。 今回はももいろクローバーZやKEYTALKをはじめ、多数のアーティストの楽曲、また国内外のアニメやゲーム楽曲の制作に携わってきたサウンドエンジニアである戸田清章さんに、仕事内容や音の調整の仕方をインタビュー。「音のプロ」の立場

        • 「音楽だけに集中できる環境に感謝しています」345が語る、凛として時雨が20年以上続く理由 

          本マガジン『いや、ほんと音楽が好き』を監修するピエール中野が所属するバンド、凛として時雨のボーカル&ベースを担当する345(読み:みよこ)さん。 345さんは幼少期からさまざまな楽器に触れ、19歳で高校時代に出会ったTKさんと凛として時雨を結成。2008年にメジャーデビューしてからも、歩みを止めることなくここまで着実に実績を積み重ねてきた。音楽と一緒に人生を歩んできたと言っても過言ではない彼女は、これまでどのように音楽に向き合ってきたのだろうか。 今回は345さんに、自身

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        • いや、ほんと音楽が好き。
          21本

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          「SNSは満遍なく使いこなす時代」ヤバT こやまたくやが語る、広く作品を届ける技

          今や音楽フェスに欠かせない存在となり多数のタイアップ楽曲でもお馴染みの大人気バンド、ヤバイTシャツ屋さん。 こやまたくやさんはギター・ボーカル、作詞作曲だけでなくSNS運用も担当し、バンドのプロモーションまで手がけている。さらに、「寿司くん」名義で多数のMVやアニメーション作品を手がけてきた映像クリエイターでもある。 幅広く活躍する彼は、作品制作、ライブ、プロモーションにおいてどんなことを意識しているのか。また彼の思考の軸は何なのだろうか。  <文:伊藤美咲 / 取材・編

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          イヤモニメーカーの担当者が語る、音楽体験と聴覚保護を両立する方法

          ミュージシャンがライブ中に演奏の音を拾うために耳につけている、インイヤーモニターシステム(以下、イヤモニ)。中でも、数々のアーティストが使用する「FitEar」を取り扱っているのが、須山補聴器だ。 近年ではミュージシャンだけでなく、一般のリスナーが使うことも増えている。今回は須山補聴器の須山さんに、イヤモニの役割や仕組み、音楽を楽しむための聴覚保護について伺った。 <文:伊藤美咲/編集:小沢あや(ピース株式会社)> イヤモニの役割は演者の耳を守り、パフォーマンスを向上さ

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          漫画家・桂正和が語るオーディオ愛と創作。AIの時代に、クリエイターはどう生きるか?

          『ウイングマン』『電影少女』『I”s』『ZETMAN』など、各年代でヒット作を生み続けている漫画家の桂正和さんは、無類のオーディオ好きとしても知られ、近年はイヤホン・ヘッドフォン専門店『eイヤホン』にイラスト提供も行っている。 そんな桂正和さんに、オーディオやイヤホンとの出会いや魅力を語ってもらった。話は創作論にまで広がり、昨今話題のAIについてや、AIが普及した後のクリエイターに何が求められるかといったテーマにまで発展していった。 <文:山田宗太朗/編集:小沢あや(ピー

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          「音楽は物語を追い抜いてはいけない」岩崎太整の考える、ベストな劇伴の在り方

          作曲家の岩崎太整さんは映画『モテキ』や『竜とそばかすの姫』、Netflix『First Love 初恋』など数多くの映像音楽を手がけてきた。   日本アカデミー賞 最優秀音楽賞を受賞の経験も持つ彼は、どのように映像音楽を作っているのだろうか。映像への向き合い方や音作りにおける作品解釈、視聴環境の音質に対しての考えを伺った。 <文:伊藤美咲 / 編集:小沢あや(ピース株式会社)> 自然と辿り着いた作曲家の道作曲家として活躍する岩崎さんが音楽活動を始めたのは、20歳の頃のこと。

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          大沢伸一が語るコラボ相手から受けた刺激、注目の若手との交遊

          大沢伸一さんを迎え、音楽制作についてのみならず、現代社会を生きる上で考えていることを伺う本企画。インタビュー前編では、現代社会における音楽の消費され方、そして近年心惹かれる音のあり方について伺った。 前編:大沢伸一が「音楽に興味がないなら無理に聴かないで」と語る理由 後編では、日常生活で"インスピレーション"を得られる環境を作る方法について伺った。また、これまでコラボレーションしてきたアーティストに感じる魅力の考察や、自身が運営しているコミュニティでの出来事を通して、現代

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          大沢伸一が「音楽に興味がないなら無理に聴かないで」と語る理由

          大沢伸一さんはソロアーティスト、DJ、またMONDO GROSSOの主宰として活動している。CM曲などのクライアントワークを手掛けることもあり、複数のチャンネルを同時並行して音楽と向き合ってきた。 長年の活動から得られた多角的な知見は、音楽家としての技能の洗練だけでなく、現代を生きる上での指針となる発想にも繋がっているという。そんな大沢さんに、音楽の消費のされ方、社会のあり方、また近年心惹かれている"ある音"について伺った。 <文 ヒラギノ游ゴ / 編集 小沢あや(ピース株

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          「長年聴かれ続ける楽曲」をどう作る?BOOM BOOM SATELLITES 中野雅之の場合。

          BOOM BOOM SATELLITES、THE SPELLBOUNDのメンバーであり、アーティストへの楽曲提供も手がける中野雅之さん。中でもBOOM BOOM SATELLITESの楽曲は、活動が終了した今でも、多くのリスナーに愛され続けている。 10年、20年と長く愛され続ける楽曲はどのように作られてきたのだろうか。音楽家としての軸や、音作りへのこだわりについて伺った。 <文:伊藤美咲 / 編集:小沢あや(ピース株式会社)> 音楽を聴く環境や楽しみ方が変わっても、良い

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          「何にでもなれるわけじゃない」緒方恵美が「その瞬間生まれる声」に込めるもの

          『幽☆遊☆白書』蔵馬役、『新世紀エヴァンゲリオン』碇シンジ役、『美少女戦士セーラームーン』天王はるか/セーラーウラヌス役など、さまざまなキャラクターを演じ続けてきた緒方恵美さん。今年で声優活動30周年を迎えるほか、ロックシンガーとしての音楽活動や朗読劇への出演など、幅広い活動を続けている。   声優として、アーティストとして、緒方さんはどのように「声」と向き合っているのだろうか。キャラクターと自分自身をどのように重ね合わせてきたか、そして音作りに対するこだわりについて伺った。

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          水曜日のカンパネラ・ケンモチヒデフミが語る、良い音・良い曲の作り方

          水曜日のカンパネラでほとんどの楽曲を手がけるトラックメイカーであり、さまざまなアーティストへの楽曲提供やサウンドプロデュース、さらにはCM音楽や映画の劇伴など、活躍の場を広げているケンモチヒデフミさん。彼の音作りのこだわりや「良い音」の定義とはどんなものなのか。制作方法や考え方、そのルーツについて聞いた。 <取材・執筆:山田宗太朗 / 編集:小沢あや(ピース株式会社)> 「組み合わせの暴力」が持ち味のトラックメイカー2000年代にはガットギターを軸としたクラブミュージックを

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          「クリエイターに喜んでもらうことが一番の喜び」凛として時雨・ピエール中野が振り返る、ピヤホンと音作り。

          「音楽」をテーマに繋がる場所を作りたい、という想いで本マガジン「いや、ほんと音楽が好き。」を始動したピエール中野。凛として時雨のドラマーとしてはもちろん、様々なミュージシャンのライブやレコーディングに参加するほか、ドラムチューナーやDJなど、幅広い活動を行なっている。多様な音を聴き、さまざまな環境で演奏してきた知見を活かし、2019年にはイヤホン「ピヤホン」シリーズも立ち上げた。 今回は7月18日、ピエール中野の42歳の誕生日を記念し、本人へのインタビューを実施。現在特に意

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          声優として、歌手として。花澤香菜の、声と言葉へのこだわり

          唯一無二の澄んだ声を特徴とし、様々なキャラクターを演じる声優・花澤香菜さん。歌手としても6つのフルアルバムをリリースし、その活動が広く注目されている。   声優として、歌手として、花澤さんはどのようなことを意識して作品づくりをしているのだろうか。キャラソンと自分名義の音楽の違いや、複数の言語で歌うことで生まれるもの、歌詞へのこだわりなどについて聞いた。   <取材・編集 小沢あや(ピース株式会社)/構成 山田宗太朗>   声優としてのこだわりは、自分の声を活かして芝居するこ

          声優として、歌手として。花澤香菜の、声と言葉へのこだわり

          亀田誠治が目指すベストとは。アーティストとクリエイターのこだわりを同時に叶えるために

          プロデューサー、ベーシスト、作詞家、作曲家、編曲家、イベント主催など、様々な立場から音楽に関わる亀田誠治さん。多くのアーティストやクリエイターとのコミュニケーションで大事にしているのは「良かれをシェアすること」だと語る。 多様な人々のそれぞれ違うこだわりをひとつの音楽に結晶させるため、そしてそれをリスナーに届けるため、亀田さんはどのようにサウンドプロデュースを行っているのだろうか。その意識と心がけ、自身が実行委員長を務める「日比谷音楽祭」の音作り、そしてミュージックラバーと

          亀田誠治が目指すベストとは。アーティストとクリエイターのこだわりを同時に叶えるために