ガリボリの唐揚げ
ザクザクの唐揚げを追い求めている。
(これ…竜田では)
肉を感じる薄い衣が日本で主流だが、YouTubeのASMRの定番の韓国唐揚げは衣がしっかりしていてガリボリと音がすごい。
食べたい…
あのゴリゴリと凄い音をたてながら指でハート作りたい。
しかし近所にはそんな唐揚げを作る店はなく、ウーバーイーツでもない。
大阪のコリアンタウンである鶴橋にはどうやらそういう唐揚げの店があるらしいが遠いわコロナだわで唐揚げの為だけになかなか腰が重い。
ならば自宅で作るか…とレシピを調べたのだが
片栗粉・米粉のものと小麦粉・米粉のものとでわかれている。派閥か?とにかく衣のカリカリは米粉がポイントなのはわかったが、味付けなども完全に人によってレシピが違う為、正解がわからない。何せ一回も本物を食べたことがない。
これ系のわからない料理レシピで過去一度だけ作ったものがある。それはサバの味噌煮だ。
サバの味噌煮の何がわからないのかというと、そもそも私は煮魚が最高に食わず嫌いな上、食っても微妙。焼いた方がおいしいよ。という味覚なのだ。サバの味噌煮を一度も食べたことがないまま作る…お料理バンバン。
何で作ったの?というとその時は色んな料理にチャレンジしている時期で、普通に肉じゃが茶碗蒸しコロッケなどの一般的にお料理できます!というならこれできないとどうなの。というジャンルを作っていた。
サバの味噌煮っていう響き…最高にパッション!という気持ちでトライして食べたが、正解したのかもわからないまま終わった。サバの味噌煮を作ったのはその一回だけだった。
そして今回の唐揚げもその感覚で作ったのだった。
私が選んだのは片栗粉・米粉カップルでした。
よくわからないけど卵とヨーグルトに鶏肉をつけて、しょうゆやしょうが、にんにくを入れそこに粉も入れる。
そして寝かしたのちに粉をつけて揚げる。
それで出来上がったものは…
いつもの唐揚げでした。
なんでなん?
あの憧れのガリボリにはまったくならない…
なんなら時間がたつと柔らかくなっていく…味はおいしいです。片栗粉が裏切ったの?小麦粉が正解なの?
それもわからない。単に失敗したのかもしれない。
わからないまま食べ、また作ろうとはならなかった。(悲しいお話)
韓国唐揚げはどこかでまた食べるとして、
なんだかんだ今一番食べたいのは鳥よし(漢字あってる?)の唐揚げだ。
昔阪神百貨店の鶏肉コーナーにあった鶏肉専門のお店で、粉までつけているあとは揚げるだけの唐揚げが売っていた。
私はむね肉が好きなのでむね肉ばかり食べていた。
阪神百貨店からは無くなり、おとなりの阪急百貨店に店があると人に聞いたがなぜか見つからずよくわからない感じになっている。
そもそも昔食べていたお店が本当に鳥よしなのかも謎なのだ。
兄弟から聞いただけでそう思っているがもしかしたら違うかもしれない。
唐揚げ食べたくなってきた。23時だぜ…?
鳥よしも最高金賞だが食べに行く方だと本町のテンカラもおいしい。
テンカラはランチでよく行ってたのだが、とにかく量が多い。OLのお姉ちゃんが軽い気持ちで入ると泣くはめになるだろう。それぐらい多い。
効率的にランチはむね肉を使用している。むね肉派にはもってこいの店だ。
味付けもにんにくがきいていておいしい。トッピングで大根おろしポン酢をつけると途中でさっぱりと味変ができて最高である。
そして全て食べ終わってはち切れんばかりに腹が膨れたのちに
「二度と行くものか」と思うのであった。
しかしまた食べたい…→二度と行くものか→食べたい
のまた二郎ループみたいなことになるのだった。
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