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チーム内の信頼関係を強くする!リモート下におけるコミュニケーションの考え方と取り組み【レポート4】

こんにちは、PILOT SDGsチームのじゅんじゅんです。

前回は「アサーティブコミュニケーション」について、社内で勉強会を実施しました。
勉強会の内容についてはこちらの記事で紹介しています↓

■コミュニケーションに改善の余地あり!リモートワークに不安を感じてる会社が勉強会してみて分かったこと【レポート3】

今回は、アサーティブコミュニケーションを学んだ際に残った、「在宅ワーク下でのコミュニケーションの中でどのように落とし込むべきか?」という課題に向き合うため、チーム内でのコミュニケーションのとり方について勉強会を実施しました。

関連するSDGs目標は「3.すべての人に健康と福祉を」、「8.働きがいも経済成長も」になります。

今回の記事もぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです◎

リモート時代に必要なコミュニケーションとは

今回の勉強会で取り上げたテーマはこちらです。

■リモート時代のコミュニケーション「チーム内の信頼関係を強くするコミュニケーションの考え方と取り組み」

■動画について
本授業では、テレワークで陥りやすいコミュニケーションの課題を解消するための考え方や取り組み方について学んでいきます。
テレワークでは、察してもらえるという考え方は通用しません。
考え方を改め、どのように行動するべきなのかをこの授業で学んでいきましょう。
取り組みを通じて、テレワークでイキイキ働くための環境を変えていきましょう。

「チーム内の信頼関係を強くするコミュニケーションの考え方と取り組み」より

講師は株式会社メンバーズで顧問を務めている池田朋弘さんです。
動画内でご紹介されていた社内の人たちに自分を表現するためのツール、「自己トリセツ」については池田さんのnoteでもご紹介されていますので、ぜひチェックしてみてください◎

在宅ワークにおける課題

在宅ワークにおける課題を洗い出してみました。

・雑談しづらい
・様子が見えない
・連絡が遅い
・議論しづらい
・伝えづらい

これは入社して間もないころ、わたしが初めての本格的な在宅ワークで感じていたことで、ほかの社員さんも同様の悩みを持っていたようでした。
ですが、これらは在宅ワーク特有の課題というわけではなく、在宅ワークになったことで課題への「ごまかし」がきかなくなっただけ。

在宅ワークに限らず会社に出社していたとしても、基本的な「報連相」がなければ相手が何をしているのか分からないし、また、コミュニケーションをうまく取れていなかったり関係性を築けていなかったりすると、雑談も議論もしづらく、言いたいことも伝えられません。。。

ハイコンテクスト・ローコンテクスト

動画ではコミュニケーションにおける「ハイコンテクスト」「ローコンテクスト」についての説明もありました。
このふたつの意味は次の通りになります。

■ハイコンテクスト
ハイコンテクスト文化とは「空気を読む文化」と言い換えることができる。前提となるお互いの文脈(言語や価値観、考え方など)が非常に近い状態のことで、コミュニケーションの際に互いに相手の意図を察し合うことで、「以心伝心」でなんとなく通じてしまう環境や状況のこと。

「【図解】コレ1枚でわかるハイコンテクスト文化とローコンテクスト文化」より引用

■ローコンテクスト
ローコンテクスト文化とは、「言葉で伝え合う文化」と言い換えることができる。前提となる文脈や共通の価値観が少ない状態のことで、コミュニケーションの際に、言語で表現された内容が高い価値を持ち、思考力や表現力、論理的な説明能力やディベート力といった能力が重視される。

「【図解】コレ1枚でわかるハイコンテクスト文化とローコンテクスト文化」より引用

「ハイコンテクスト」は日本人のコミュニケーション文化と言われていて、暗黙のルールや「空気を読む」など、相手が察してくれるという期待感ありきのコミュニケーションになります。

例えば「子どもがいる・いない」、「働いている地域が異なる」など、働いている人の環境が異なっていたり、多様性が高まるほど空気は読めないですし、察することもできません。そのため、曖昧な表現ではなく「ローコンテクスト」ではっきりと伝えていく必要があるのです。

勉強会で出た意見を紹介

勉強会後は、いつものように社員同士でディスカッションを行いました。在宅ワークでのコミュニケーションのとり方について様々な意見交換ができ、「早速取り入れてみよう!」という声を聞くことができました◎

■勉強会で出てきた意見
・ 察する文化は根強くある。だから、伝えているつもりで伝わっていない。
・ 自分の状況を発信するように心がけ、即レスできないときは事前に伝える。
・ 自己トリセツやチャットツール(slack)での個人チャンネルは面白そう!
・slackのハドル機能(音声会話機能)を使ってみる。

中でも「自己トリセツ」やチャットツールでの個人チャンネル開設(自分の考えや仕事の進捗、好きなものの共有)、性格診断(https://www.16personalities.com/ja)は「さっそくやってみよう」ということになりました。
また、前回の勉強会よりもみんなの反応がよく、こうした「具体的に何をすべきか?」という答えや道しるべのようなものが求められていたんだと感じました。

まとめ

今回はチーム内の信頼関係を強くするコミュニケーションの考え方について書いていきました。

勉強会のあと、早速、私が所属するチームではslackのハドル機能を使ったり、作った自己トリセツの発表を行いました。

これまでの在宅ワークでは、質問や相談があるときは、「いつ連絡来るのだろう?気づいていないのかな?忙しいのかな?」と不安になってしまい、精神的な負担になっていました。また、回答をもらえるまで業務が進まないこともあったため、仕事の効率も悪いと感じていました。

しかし、ハドル機能を使えば、チーム内のみんなとつながっている状態になるため、欲しい回答はすぐに貰えるし、何よりも普段は煩わしく感じる雑音があることで、会社に出勤しているような気分になり、「一人じゃない」と思えることができました◎

また、自己トリセツは、自分が苦手とするコミュニケーション手法や、自分が話し手になるときのコミュニケーション手法を改めて考えるよいきっかけとなったと感じています。

自己トリセツをチーム内で共有したことによって、共通点を見いだせたり「こういうことが不安にさせていた?」と確認することができました。
会話ひとつにしても、「そういえばこういうの苦手だったな」というのを思い出して、相手に合わせた表現にするなど、前回のアサーティブコミュニケーションでいう「相手を尊重する」というのがより理解できたように思う勉強会となりました。

PILOT SDGsチーム
じゅんじゅん


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