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恋愛小説家

ジャックニコルソンが主演している映画、恋愛小説家の中にこんなセリフがあります。

"You make me wanna be a better man."
「キミといると、僕はもっといい人間になりたいと思えるんだ」

恋愛映画ですから、女性に対して男が言った台詞ですが、恋愛に限らず、人と人とのつながりにおいて、大切にしたい考え方です。

あなたといることで、あなたと出会ったことで「より良くなろう」と思える。「より成長しよう」と行動を促せる、そう思わせるような存在でありたいものです。

結局、手法やテクニック云々ではなく、ボディワーカー(の人間性、存在すべて)がすべてなのです。ヨガでもピラティスでも太極拳でも、本当はなんだっていいのです。

例えば、仮にあなたが、ヨガのインストラクターだとします。
あなたの目の前に「ヨガをするとスタイルが良くなるらしい」と週に2回、レッスンに通い始めた生徒がいたとして、その生徒のスタイルは良くなっていくでしょうか。

週5回、自堕落な生活をしていてはその恩恵は微々たるものになるわけで、良くなるかもしれませんが、そうならない可能性もあります。

「この先生から学ぶことで、私はより良くなる(よりスタイルが良くなる)」とその生徒が思ったときに、本当の意味で改善していく、より良くなっていくのです。

もちろん、ヨガやピラティスのインストラクターであなたがなかったとしても、人と関わる誰にでも、どういった立場の人にでも当てはまることです。

愛想笑いの薄っぺらいビジネスコミュニケーションではなく、本気で目の前の人と向き合うことで、人間としてはじめて関わり合えて好きになってもらえる可能性が生まれるはずです。「キミといると、僕(私)はもっといい人間になりたいと思えるんだ」、そう読んでくださっているあなたに思って頂ける私でありたいものです。

ちなみに僕は、ほとんど新しい映画を観ることがありません。いくつかの気に入った映画を繰り返し、繰り返し観ます。その中の1つだから、まだ観たことのない人がいれば、古い映画ですが是非。

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