【GWの徒然】第2話 ウクレレを始めたあらましとオンラインレッスンの話

ウクレレを始めてもう5年目に入る。

当初は、無趣味な自分から自分へのクリスマスプレゼントとして島村楽器で購入した。


・楽器は中学のアルトリコーダーが最後

・楽譜は音階なら読める(休符?なんぞ?)


こんな人でも、続けてるだけで、それなりに弾けるようになってる。それがウクレレの凄さだ。そこは強く主張したい。




ウクレレを購入した最初のきっかけは、「家で1人で練習できる」ことだ。

ギター、ピアノ、ドラム等、楽器を始めるならどれがいいか・・・と色々検討した結果、もっとも初期投資が少なく難易度も低くて、すぐに始められそうだと思ったのがウクレレ。

YouTubeには演奏動画が上がっているし、練習には困らないだろうという考え。



太字にした部分、決して間違ってはいない笑


ただ、一通り簡単なコードが弾けるようになってくると見えてきたのだが、

・普通の楽譜はギター向け(私が弾きたいJ-POPはマイナーコードやらセブンスコードやらオーギュメントやら音が多彩すぎる)

・ウクレレが得意な音が分からない(他の楽器との比較ができないし、そこまでウクレレのことも知らないので、代替しても差し支えない音が分からない)

・自分が弾きたい曲の演奏動画がウクレレで上がっているとは限らない(色んな曲が弾きたいのに・・・)

・このカッコいい弾き方、真似してるつもりだけどできない(リズムの根本を分かってない)



始めたての頃、割と早々に「風になる」が弾けるようになって調子に乗っていたものの、同じストロークで弾ける曲はそう多くもなく。


コードが弾ける=曲が弾けることではないということに気付いた。そんなこんなで、はじめて1年以内には既に伸び悩みを感じていた。



応用を利かせるための音楽の素地がない


そう。そこがぶち当たった壁である。

上達を実感したり、色んな曲にチャレンジしたりする上で、やはり無視してはいけない部分が基礎なのだ。

とはいえ、当時大学生だった自分は、楽器を買う、弾きたい/弾けそうな曲が載ってる楽譜を買ったまま時間だけが過ぎてしまったのも事実。

それから2年半前に引っ越したのをきっかけに、より趣味に没頭できる環境になったお陰で、打開策を考えることにした。




人に教わろう。





・・・最初からそうすれば効率良かったのでは?と思う方もいらっしゃるだろう。ただ当時は大学生、アルバイトで捻出できる資金なんてレッスン代ですぐ消えてしまう。外食や服飾、ゼミの本代にお金を使ったら月1回レッスン受けられるかどうかだし、当時は経済的に自立したくて、人に教わるという部分に投資はできなかったという背景がある。



で、教室に通うことで、自分の分かってる(つもり)は一回取っ払って、得意な人にコツを聞くことで変な我流の癖を直すことを決めた。

その他に、通い始めた理由がもう1つ。それは、「人前で演奏できるようになりたかった」こと。




矛盾していることにお気づきでしょうか笑



そう、1人でできることが当初の狙いだったのに、結局、「誰かとシェアしたい」「音楽は簡単じゃない」という思いに至っていることに!!

4年続けて分かったのは、音楽ってそういうものなんだなと。1人で曲作って楽しいってなる人がいないことはないと思う。一方で、多くは誰かと楽みたい、または楽しませたいって気持ちがあるから音楽やってるんじゃないかなって。

今はコロナの影響で行けないけど、1人カラオケも大好きだし、ウクレレじゃ表現しにくいなって曲を聴き込むのも好き。でもそれも結局、そのアーティストの聞いてほしいをシェアしてもらってるからこそできる行為だって考えると、音楽って偉大だなと思うわけだ。


今は月3回くらいレッスンを受けている。先生はギターもベースも弾けるので、音楽に対して向き合ってきた経験値が全然違うのは一目瞭然だし、何よりも私自身が最短で弾けるようになる方法として、今のところ最適解だなと実感している。


普段は教室に通っているものの、コロナの影響でオンラインレッスンを暫定的に開講するということで、先日受けてみた。ツールが変わるだけで、こうも思い通りに理解が進まないとは笑

動画見て曲マスターするって意気込んでた自分はどこにいった?って感じだが、ちゃんと曲を理解した方が、結局良い加減じゃないだけ身につくものは多い。ただ、オンラインレッスンは正直ちょっと厳しい。

オンライン会議はしゃべるだけだから全然ありだけど、普段のレッスンと同じように進めてもらってるのに、理解度がいまいち上がらないのが、画面越しに見える動き、音に頼らざるを得ないせいだからなのか、若干違和感はある。もう何回か受けてみるつもりだけど、生配信とか一方通行でやるものじゃないと音楽系はキツいような気がしている。


そんなこんなでウクレレという楽器を手にしたことで音楽の楽しいの幅の広さに気づけた今日この頃。




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