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書き込み魔になって練習の質を上げよう!メモ力は音楽力に直結だ!

梅雨が明けたと思ったら、今度は猛暑の毎日。
今年は、マスクもしなきゃいけないし、辛〜い夏を迎えておりますが、皆さまいかがお過ごしですか?
音楽の仕事は再開しつつあるものの、いつまた止まるかわからない状況なので、まあもう今年は仕方ない!と開き直り、毎日お歌の練習をして、片付けをして、晴れたら農作業をやって、夜は動画を作ったり、作曲の作品をたくさん書きだめたりしています。
こうやって改めて歌う身体や自分の生活や音楽の仕事と徹底的に向き合えるのも、今しか出来ない有意義な時間かもしれませんね。
未来に繋がる、前向きでポジティブな自粛期間になれば素敵ですよね。
ご一緒に頑張りましょう〜!乗り切りましょう〜!

さてさて。
今日の音楽塾は、僕の練習方法について書いていきます。
僕は練習するとき、何か気付いたり、反省したりしたら、
とにかくすぐメモ!速攻メモ!忘れないうちにメモ!
メモ!メモ!メモ!
昔から、音楽に関してはメモ魔、ポストイット魔なんです、僕。

なぜ練習でメモを取るのか?

「メモなんかしなくていいから、体で覚えなさい!」という先生もいますが、ハッキリ申しましょう。
僕はそんなに賢くない!(笑)
人間、一回言われてすぐに覚えられるようなら苦労なんてしない。
思い出してる時間は、もったいない。
特に、音楽の練習なんて、何回何十回何百回と言われたって、なかなか出来るようにならないものです。
僕も、歌のお師匠先生から、同じことを何十年、何万回言われ続けていることやら・・・とほほ。

なので、レッスンの隙を見ては、なぐり書きになっても、ミミズが這い回るような字になっても、ガンガン書き込みをしてました。
学生時代の楽譜なんて、「こ、これ音符どこ?」という感じで、何も見えないくらい真っ黒でした。
それでもです。それでも出来ないものなのです!

ボイトレでも練習でも、一番重要な要素はしつこさです。
しつこくしつこく、諦めず諦めず、繰り返し繰り返しやり続ける(レッスンをする立場であればやらせ続ける)ことが大切ですから、僕は目に見える場所に反省点をペタペタペタペタ書いたり貼ったりしています。
そうすれば、ピアノに向かったら即、楽譜を開いたら即、昨日の反省点が丸わかりで、そりゃあ毎日落ち込みますよ。(笑)
でも、その分グッと練習の効率が良くなるのです。

だっていきなり昨日の続きからスタートです。
言わばコンティニューです。
ゲームと同じで、昨日の練習がそっくりセーブされています。
なので、ガムシャラに書いてあることを克服すべく、さっそく動き始めたら良いのです。
そして、今日もまたメモが増えてゆく・・。
また反省する・・なんて下手くそなんだー・・チクショー・・バカヤローコノヤロー、何回書いたらわかるんだ?・・くやしいよお〜・・ようし明日こそ!!・・の連続!
練習って、きっと一生終わらないんです。

歌の練習の書き込み例

では、実際に僕の書き込みをご覧ください。

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こうやって写真でマジマジ見ると、ホント汚いなあ、僕の楽譜。
歌の練習部分に、チマチマと書き込みがたくさんあります。

《おおきく〜》《ちいさく〜》→昨日までの歌はメリハリが無かったのでしょう。
《忘れるな!ハナ》→ははーん、口でブレスをしていて呼吸が浅くなるから、鼻呼吸にしろということだな。
歌っていて響きが落ちる箇所は、丸で囲ってあるみたい。どうやら、顔の形が変わりすぎるのが原因のようです。
《形keepしろって!》→めっちゃ怒ってる、昨日の自分(笑)よほど悔しかったのでしょう。

書き込みがない状態で歌ったものと、書き込み通りに歌ったものを動画にしてみました。

★書き込みなし↓

★書き込みあり↓

確かに、滑らかに、メリハリある歌には仕上がりつつありますね。
ただ、もう少し練習が必要ね・・ほらほら響きが落ちてるよー!
あーあ、また書き込みが増えそう。(汗)
あと、髭が伸びたな。←これも書き込もう

ピアノの練習の書き込み例

ピアノの練習でも、書き込みは欠かせません。
間奏部分の演奏で、どうも気に入らない箇所があったようです。

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《入り印象的に》と書いてあるから、昨日までぬる〜っと入って、ぬる~っと弾いていたのでしょう。
《うたってうたって》と2回も書いてあるからには、昨日までのっぺらぼうの演奏だったに違いない。
PPは、ピアニシモ(すごく小さく演奏しなさい)ということ。雑に演奏していたのだな。
最後は、《こうだな》と、なぜか納得しています。(笑)

こちらも、書き込みがない状態で弾いたものと、書き込み通りに弾いたものを動画にしてみました。

★書き込みなし↓

★書き込みあり↓

強弱のメリハリや、そこから出てくる音色の違いが表面に出てきましたね。
このように、ものの10分書き込みをするだけでも、全然違うのですよ!

ほんじつのまとめ

この書き込み例でお役に立つとは思えないけれど、ひとつの例としてご覧いただきました。

僕は常々こんなことを思っています。
「音が取れている」のと「歌が歌える」は、全く別物であーる!!
「指が動く」のと「ピアノが弾ける」は、全く別物であーる!!

ただの音から歌にする、ただの運動から演奏にするのは、こういう書き込みから生まれる人間味、こだわり、そして(繰り返しになりますが)しつこさ、執念なのです。
メモを一つ克服すること=また一つ音楽に血が通うことなのだと思っています。
だから、メモ力=音楽力!
さあ、色鉛筆か三色ボールペンを手に持って、ご一緒にメモ!メモ!メモ!
素敵な音楽を奏でる夏にしてくださいね♪

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音楽修行note。歌、声や身体、作曲や作詞などについて記事を書いています。 作曲家、編曲、シンガーソングライター、ゴスペル指導、ボイストレーナーなどマルチに活動中。 活動の詳細・プロフィールはhttps://pwmusic.jp