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コートサイドの熱いお父さんをコーチに誘ってはどうですか?

コートサイドで熱い声をかけ続けるお父さん、あなたのチームにもいませんか?そんなお父さんにはお父さんコーチになってもらいましょう。

サッカーを始めたばかりの小学1年生の子どもたち。「サッカーしたい!」という子ども自身の思いより、「息子にサッカーやらせたい!」というお父さんの思いがきっかけで少年団に入ることが多い気がします。

試合では、子どもたちよりお父さん方の方が熱くなってきます。明らかに集中していない(ように見える)我が子を見て熱くなり、我が子が失点のきっかけを作った(ように見えた)したら、沸点に達してしまいます。

「○○(子どもの名前)頑張れ!」(激励)
 が
「○○何やってんだ!」(叱る)
 となり、
「○○ドリブル!」「縦に走れ!」(指示)
 となっていきます。

先日の1年生大会でも、そんなお父さんが。試合中に名前を呼ばれた子どもは、お父さんを見てしまいます。子どもにとっては、当然の反応ですよね、お父さんに名前を呼ばれたんですから。

プレーに関係なくお父さんを見てしまうので、試合に影響が出てきます。お父さんを見ている間はボールも仲間も相手も見れませんからね。

高学年であれば「サッカー > お父さん」となりますが、低学年の子は「サッカー < お父さん」となってしまいます。

ベンチで見ているコーチ(僕)は低学年ならではの状況に判断を迫られました。お父さんに「声かけをやめてください」というべきか、何も言わないで我慢するか。

その場では、お父さんではなく子どもに「こっち見てもボールやゴールはないよ〜」と声をかけました。子どもだけでなくお父さんにも聞こえるように。お父さんの声かけも子どもの反応も変化はおきませんでしたが。

お父さんに悪気はないし、熱い気持ちが声かけにつながっているだけ。その気持ちを無下にはしたくないし、する必要もないと思います。

そこで思いついたのが「お父さんにコーチになってもらおう!」でした。

チームの中に入って違う角度から子どもを見れば「何でできないんだ!」が「どうやったらできるようになるんだろう?」に変わる気がします。我が子だけではなく、チーム全体を見れるようになりますしね。

そのお父さんには先日「コーチになって一緒にサッカーやりませんか?」と伝え、現在はその返事を待っている状況です。どんな答えが返ってくるのか、受諾してくれたらどんなコーチになるのか、楽しみです。

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