ボートレース平和島であの娘の涙の訳を知りたくて。
あなたは好きになったモーターはありますか?
あ、ご挨拶が遅くなりました。
ボートレース平和島の前検情報を誰からも頼まれる事なく勝手に書いている者でございます。
皆様、日々お仕事お疲れ様です。
平和島ウオッチャーのよねと申します。
ボートレースではボート、モーター、ペラ(2年に一度の所もあった)は1年使用すると使い納めになるのですが、ボートレース平和島では昨年2021年6月18日から使い始めて2022年の5月26日をもって1年間の使用期限を迎えます。
今回、書かせて頂こうと思ったのが、今回2021年シーズンに使用されたワシ(よね)が好きになったモーター3基をランキング形式に書いてみたいと思います。
それではさっそく書いて参ります!
よろしいですか?
第3位
38号機
このモーターのイメージはとにかく出足が良い!忍者が小走りで走り抜けたと思ったらその後、機械的にスッーって氷の上を滑るようなイメージがある。
いやぁ、このモーターは目展示ではいつも「おっ!今日もスイスイ進んでるねっ」って感じで抜群に良く見える事が多いのです。
一番良かった時期は7月29日~11月20日までの期間になるだろう。
まずは7月に乗った故小林晋選手の2日目4コースから差して1着になったレースが印象的だ。
(Twitterでは誰もワシを認知していない頃)
忍者が走り抜けて一人だけスッーってバックストレッチを駆け上がったんだよね。
展示からグイグイ走ってたのに。
でも選手の名前で買われない。
モーター評価もまだ定まって無いので当然人気が無かったんだよね。
4コースから差して勝った。
その1回!たった1回勝っただけでワシをその気にさせた。それぐらい凄かった。
その後は永田秀二選手、三浦敬太選手、松山将吾選手、白井英治選手他とネームバリューがある実績のある選手が乗って6節連続優出の素晴らしい実績がある。
が、しかし!
優勝戦まで進出回数が9回に対して最後まで優勝回数は0(ゼロ)で終わりました。
(書いてる時期はまだ優勝する可能性は0じゃなかったがあれじゃダメだ)
優勝するにはあと1つ勝つだけなのに・・・。
それが叶わなかったからまた美しいのかもしれない。
優勝まで手が届かなかった38号機。
何か自分に対してメッセージとしてこんな言葉を残したい。
諦めるな!この街を、この街の人々を守るのがお前の仕事だろ!
叶わぬ恋をテーマにした方が良かったか?
次!
第2位
22号機
これはちょっと選手ありきな話しになるのですが高橋二朗選手がワシの魂を揺さぶるレースをしてくれた。
登録番号が2538。今の現役選手の登録番号がだいたい4000番台で最近の新人選手だと5000番台になっている。
二郎さんは2022年4月で73歳の大ベテランだ。
仕事だと年数を重ねてキャリアを積むとお給料やギャラの単価は上がるだろうが、選手の場合はピークを過ぎたら優勝賞金や1着の賞金から今まで手にしてきた物から少しずつ手が届かなくなっていくだろう。
それは自然の事だと思う。
それでも未だに現役として走り続けるのは凄い事だ。
そんな晩年を迎えている高橋二朗選手が最高の輝きを放った一節間を間近で見た。
初日から得点を重ねて迎えた3日目の後半レース。道中戦、着を落としながら5着争いの中、3周2Mの直前でまさかの落水をしてしまった。
予選9位に付けていた得点率ランキングも24位まで下降してしまった。
あれだけ成績良かったのにもったいなかったなぁ・・・。
迎えた翌日のレース。
予選突破に向けて上位の着が欲しい高橋二郎選手。いや、一着条件だ。
6コースから二朗選手が前づけして1コースまできた。(ボートレースの進入は進入固定戦以外動いてOK)
本気でインを取りに来た。
73歳の大ベテランが勝負に出て来た。
モーターの出足は十分あるが一人だけ100メートルの起こし位置。
大丈夫か?
多くのファンは隣コースの①に捲られると思ったハズだ。
映像を用意した。こちらをご覧ください。
展示からお見せするのがこのレースに対しての礼儀だと思う。(リアルタイムでご覧になられていた方も展示までは覚えていまい。)
結果は3着だがこれだけ気持ちの入ったレースを見たら魂が震えた。
ちょっとだけ感想を書くなら出足に寄せているからノビが無いんだよね。でもね、これだけ出足に寄せてきたって事はすなわちインコースを取るつもりで調整しているわけでしょ?
そんな事を道中考えながら見たから感動したんだよね。
舟券の当たり外れを超越した応援がそこにあったわけよ。2周1Mで万事休すかと思った所で舟がグッと反ってくる辺りが最高潮だ。
二朗さんの挑戦を22号機が前に前に押し続けてくれた。
感動した。
ありがとう22号機。
その後は3連勝と22号機が噴いていると認識された瞬間でもあった。(出足◎ノビ◎)
今まででお前の力を一番引き出してくれた人が最後に使ってくれてるんだぞ。
良かったなぁ。幸せじゃないか。
また、生まれ変わって番号変わっても絶対見つけ出すよ!
だからどうか最後に二朗さんを勝たせてあげて。
次!ラスト
1位 18号機
これからも一番近くで応援しているよ。と言いたくなるぐらい好きになってしまった18号機。
別れるのが辛い。
18号機の特長は大外の6コースからでも1人でドラマを作れるノビ足に惚れてしまった。
平和島に限らず6コースから勝つには選手の技術はもちろんだが間違いなく、モーターが良くなければ6コースからは勝てない。
一番外枠を走る不利なコースだからだ。
だが、このモーターは1人で内側の5挺を飲み込む。これをどう表現すれば良いか悩ましいがとにかく3コースから6コースでの勝つシナリオは捲って勝つ!だ。
そんな18号機をしっかり自分で見るポイントを作って温めていたら、急に舞台の主役になった。
節間で1度も負ける事なくパーフェクトで優勝したのだ。
ここで、ハッキリと書いておきたいのがこの前操者の吉村誠選手がキッチリ仕上げてくれたのが本当に大きかった。
出始めから良いモーターだって事は再三ブログで書いていたのでそこは嬉しかった。
振り返ると当時、25号機が2連対率が50%あってもワシの目は騙されない。25号機が良かった時期を知っているが遥かに18号機や19号機が良かった。
ブログでは適当な言い回しやふざけた事は書いても25号機が良いと書いた事は無い。
それが現場で見てきている人間のプライドだ。
番記者さんだってそれっぽい事しか書けない時を知ると愛が足りないなと思う。
アナタハ~ジュウハチゴーキノコトヲコレカラモアイセマスカ?
よね「はい!愛せます。」
見ている方を赤面させる程恥ずかしい事を書いているのは百も承知。
しかし、そんな約束をしたハズの自分のパートナーが急に売れっ子アイドルになってしまったような喪失感を覚えた。
もう少し近い位置にいたよなぁ。
感覚的にもう少し近い感じは自分の娘が結婚する感じなのかな。
あっという間に成長するんだな。
モーターの使い納めの最終節。
平和島ウオッチャーは最後に18号機とならギャンブルを楽しめる。
優勝するだけの足は確認できた。
あとは応援するファンの為にいつも通り走ってくれれば大丈夫。
きっと多くのファンが喜んでくれるぞ。
金子選手。18号機の事よろしくお願いします。
おしまい。
2021年シーズンの活動報告(一部抜粋)
展開予想は当たらなくても、気持ちの入るレースは当てに行こうぜ!
平和島を愛してもワシの事は愛すなよ😏
これからも仲良くしてください😊
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