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給与

ずっと給与明細を保存してあったので引っ張り出し、新潟県の「福利厚生のしおり」「賃金必携」と照らし合わせてみてみました。

次のことを知りました
・退職手当の概算(給与体系が変わらず、最後まで務めた場合、の条件付きですが)
・昇給区分の適応基準

2つ目の昇給区分が気になったので見てみました。
昇給区分には勤務成績が良好な順からA~Eまであり、それぞれ昇給する号給が8,6,4,2,0と設定されていました。D,Eは勤務している日数が少ない場合や懲戒処分を受けた場合などに該当するようです。それゆえ、「勤務成績が良好」とされるのがCの4号昇給で、これが基準とされているように考えられました。

自分の号給を追ってみると、C区分が多く、ときおりB区分の年があることがわかりました。この差による月給の差は私くらいの勤務年数の場合は4000円前後のようです。

その金額よりも気になったのは、
①誰が評価しているのか
②何をもとにその成績が評価されているのか
という点です。

①の「誰が評価しているのか」については学校長かと思います。が、これまでその評価について開示されたことが少なかったので不気味に感じます。
②の「何をもとに」という部分についてはますます不気味に感じます。
というのも、自分が「積極的に研修を重ねた」「学級経営や授業経営をよくやった」「校務分掌で影響の大きい部分を担った」という時期と、昇給するタイミングが一致していないからです。

長々と書きましたが、給与制度を批判するとかという意図ではなく、評価をする以上は適切なタイミングと内容の評価が必要なのではないかということです。

しなければならない「評価」で私たち教師は学習者の評価を求められますが、それが時として機能しないどころか、疑念を生む構造になりうるということにもっともっと自覚的であるべきだと感じました。

ほんと適切な自己評価をできる力をつける、ことに尽きるなと思います。

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