デッキ紹介【獣聚鳥散】🦅
せっかく画像作ったのに、トプ画だけじゃ勿体無い。貼るぞ貼るぞ。
はじめに
春なのに羽毛布団が手放せない。ぴちょです。
初めましての方がほとんどだと思いますので、名前だけでも覚えて帰ってください(芸人魂)
今回はこの遊戯王ブログ文化を通じて「遊戯王の世界を広げてみよう」と思ったのがきっかけです。見苦しい点はご了承をば。
事の発端
事の発端はー。(物真似)
「ミソのデュエルのミソ」という動画をご存知でしょうか?
現在はYoutubeを拠点に、ミソ氏はじめ、ドリルフィールド氏、アスラギ氏が中心メンバーとして活動しているあの「ミソのデュエルのミソ」。
チャンネル登録、しよう!(ダイマックス)
私がファンデッキ(コンボデッキ)を好きになったのも、当時ニコニコ動画で活動されていた「ミソのデュエルのミソ」がきっかけでした。
その中でも、ひときわ印象に残っているデッキがあります。
社長氏(左)が使用する「ラヴァブラックレイン」。
読んで字の如く〈ラヴァ・ドラゴン〉の効果で〈ドラグニティ-ブラックスピア〉を2体場に揃え〈聖鳥クレイン〉を2体特殊召喚するのがコンセプト(だと思っている)のデッキです。
時は7年過ぎ、カードプールも当時の比ではないほど増えているなか、「ラヴァブラックレイン」を現代で再現したいと考えたのが、はじまりになります。
メインギミック(やりたいこと)
「できたらいいな」というメインギミックは上記「ラヴァブラックレイン」の流れと同じです。そのための準備は以下のとおりです。
(状況イメージ図)
①〈聖鳥クレイン〉が2体墓地に居る
②〈ドラグニティーブラックスピア〉が手札と墓地にそれぞれ1体ずつ居る
③〈ラヴァ・ドラゴン〉の効果が起動できる
それぞれの条件をどうやって満たすか、考えていくこととします。
・①〈聖鳥クレイン〉が2体墓地に居る状況
カードゲーマーたるもの、皆ドローが大好きなのだ(断言)。
〈聖鳥クレイン〉を特殊召喚しながら墓地に揃えれば、デッキを回しつつコンボの準備ができるので、そんな方向性で。
...余談ですが、ほぼ同じステータスのモンスターがいましてですね。
〈灼熱ゾンビ〉くんの特徴
・墓地からの特殊召喚のみ対応
・DEFは爆発圏外の400
・ゾンビ(炎族)
聖鳥クレインと同期のゾンビ(?)。
当初のカードプールこそ差があまりなかったかもしれませんが、各所からの特殊召喚が可能になった令和の時代。随分と差がつきました。
悔しいでしょうねぇ
〈灼熱ゾンビ〉くんの悪口はこれくらいにして、話を戻します。
〈聖鳥クレイン〉をどう特殊召喚するか。〈スワローズ・ネスト〉や〈召喚僧サモンプリースト〉など様々ですが、今回採用したのがこのカード。
↑〈霞の谷の巨神鳥〉製造マシン
こいつを維持できれば、複数回〈聖鳥クレイン〉を特殊召喚できるチャンスがあります。
〈聖鳥クレイン〉が必要なくなった後でも、戦線維持ができるという点から、こいつに任せることにしました。
どうやって立てるかは、おいおい。
・②〈ドラグニティーブラックスピア〉が手札と墓地にそれぞれ1体ずつ居る状況
上記動画でも使われていますが、やはりこのカードが使いやすい。
・〈ドラグニティ-ブラックスピア〉が手札に居れば、1体を捨てつつ1体を手札に用意できる
・場に残れば1回目のコンボ起動だけでなく、次ターン以降も「ドラグニティ」モンスターを手札に用意できる
最近サーチも効くようになりましたし、このデッキとは相性が良いです。
・③〈ラヴァ・ドラゴン〉の効果が起動できる状況
場に守備表示で存在するときのみ〈ラヴァ・ドラゴン〉の効果を起動できます。
通常召喚では用意できない…どうやって用意しようか?
と、以前考えていたところ、下級ドラゴン族に希望の光が。
リンク先さえ用意できれば、デッキから〈ラヴァ・ドラゴン〉を守備表示で用意できる天才モンスター。
「ドラグニティ」を採用するので、下級ドラゴン族はいつでも用意できる...
...はずだった...
...かの有名な「ドラゴン族を主体とした連続リンク召喚デッキ」が暴れすぎたため〈守護竜エルピィ〉が懲役を食らいましたので、新たな手段を考えざるを得なくなりました。
エルピィロスが酷かったので、代用カードとして以下を採用。
〈守護竜ピスティ〉
エルピィが使えた時の動きが気に入っていたので、特殊召喚できる範囲は違えど、採用
〈星遺物の守護竜〉
直接〈ラヴァ・ドラゴン〉を守備表示で用意できるほか、余ったら〈ドラグニティ-ブラックスピア〉を特殊召喚するだけでも強いなと思い採用
以上、やりたいこととその準備3点を軸に、デッキをまとめました。
デッキレシピ
デッキ紹介記事で「各カードの採用理由」はとても重要かと思いますが、文字で書くのも長くなりそうですし、まずはパワポを用意しました。
全体の主な動き
まず心がけたことは
・初動で〈聖鳥クレイン〉を特殊召喚しつつ、墓地に2体揃える
ことです。ドローで渓谷とか引けるでしょう(楽観)。
そのために「鉄獣戦線」から「剣闘獣」につなげる流れを採用しました。
-初動-
(後攻の場合)
後攻が条件ではありますが、〈鉄獣戦線 フラクトール〉1枚あれば、〈聖鳥クレイン〉を2回特殊召喚しつつ〈王神鳥シムルグ〉+〈RR-アーセナル・ファルコン〉まで到達できます。
ドローで妨害札も引き込むと美味しいですね。
(先攻の場合)
〈スレイブパンサー〉をリンク召喚し、〈再起する剣闘獣〉を手札に加えてそのまま発動すれば、(パンサーの入れ替え効果を使いつつ)〈王神鳥シムルグ〉まで行けます。
-中盤〜終盤-
墓地に〈聖鳥クレイン〉2体を用意した後は、「ラヴァブラックレイン」コンボを狙います。
特にフィニッシャーを決めていませんので、ちょくちょく大型モンスターを出しつつ戦います。
想定している動きは以下のとおり。
①「ラヴァブラックレイン」コンボ→〈零鳥獣シルフィーネ〉
②「ラヴァブラックレイン」コンボ→〈剣闘獣ガイザレス〉
③〈亡龍の戦慄-デストルドー〉+〈守護竜ピスティ〉→「ラヴァブラックレイン」コンボ〈RR-ブレード・バーナー・ファルコン〉
特に③が気に入っています。
(動きは下記)
・〈デストルドー〉を自分のライフを削りつつ特殊召喚
・〈スレイブパンサー〉のリンク先を利用して〈デストルドー〉でリンク召喚した〈守護竜ピスティ〉の効果を使い、「ラヴァブラックレイン」コンボをする。(ピスティのドラゴン縛りが邪魔なので途中で〈スリーバーストショット・ドラゴン〉に変換します)
・〈RR-ブレード・バーナー・ファルコン〉をエクシーズ召喚して攻撃力を上げつつ、殴る。
ひとまず、全体的な動きはこんなところで。次に、カードの大まかな採用理由に触れていきたいと思います。
カードの採用理由
○「剣闘獣」シリーズ
初動に必要なモンスターと、それ以降戦っていくうえで必要そうな面々を数種類入れました。
・〈エクイテ〉
鳥獣族☆4の剣闘獣。回収効果で〈再起〉を拾えるとよい。
・〈ベストロウリィ〉
鳥獣族☆4の剣闘獣。融合素材になる。
・〈オクタビウス・ウェスパシアス〉
初動札。ウェスパシアスは引いても強い。
・〈ダリウス〉
剣闘獣を蘇生できる。パンサーに繋がったりする。
・〈アウグストル〉
手札に抱えたオクタビウスを特殊召喚する用。初手で見えると泣く。
・〈サジタリィ〉
ドローできて鳥獣族。〈底力〉捨てて発動したい。
・〈ムルミロ〉
困った時にモンスター破壊できるマン。相手バトル終了時にノクシウスから出てくることが多い。
・〈ノクシウス〉
クレインでドローしていきたいモンスター。うまく使えれば後続を残せる。
・〈底力〉
墓地へ送られた後は〈ドラガシス〉の再利用や〈竜の渓谷〉の手札コストに。
・〈再起〉
〈スレイブパンサー〉でサーチできる蘇生札。バグ。
○「鉄獣戦線」シリーズ
大事な初動を担います。序盤、中盤、終盤まで隙がない。
・〈ケラス〉
通常召喚権を使わずに〈スレイブパンサー〉のリンク素材になることもできれば、初動になることもできる。
・〈ナーベル〉
〈ドラグニティ-レムス〉を捨てて〈竜の渓谷〉をサーチしていれば、〈レガトゥス〉+〈レムス〉=〈ガジャルグ〉で墓地に落とせる。
・〈フラクトール〉
1枚初動。
・〈キット〉
ビーストかさ増しモンスター。
・〈凶襲〉
リンク素材増やしたり、好きなビーストを墓地に送ったりできるヤツ。
その他カード(ざっくり)
・〈霞の谷の巨神鳥〉
〈王神鳥シムルグ〉で1妨害立てられる。困ったときに。
・〈ゼピュロス〉
〈星遺物の守護竜〉や〈竜の渓谷〉を再利用することができる☆4鳥獣族。
・〈嵐征竜-テンペスト〉
主に〈レムス〉サーチ用。困った時の打点にもなる。
・手札誘発野郎共
うさぎ・レッドリブート・星槍。クレインで引きまくった後、強くしたかった。明確な根拠はない。
伸びしろ
以上がこのデッキの概要となります。
...とまあ、長々と書いてきたわけですが、もっともっと詰めていきたいです。
と言うのも、動きをしっかり記述していくことは今のデッキを見つめ直せる機会になると思ったからです。
途中「特定のカードに頼りすぎてるなあ」とか思いながらも、そのまま書き続けることにしました。
改めてデッキを見つめると、色々発見ができていいですね。最初から完成していたらつまらないでしょうし。
というわけで、以下伸びしろ。
①〈ラヴァドラゴン〉の用意がいまいち
(〈竜の渓谷〉に頼りすぎている構築)
②「星遺物」を活かしたい
(〈星遺物の守護竜〉がサーチできると良い、〈星遺物を巡る戦い〉で戦線維持とか)
③誘発野郎共の精査
(とりあえず感が否めない)
④「ラヴァブラックレイン」コンボ以外の動き
(〈ラヴァ・ドラゴン〉が用意できない時はどうするのか?)
せっかくだから、〈聖鳥クレイン〉のドローでさらに一歩先につながるような、そんなデッキを目指していますが、まだまだ満足できません。
他人の知恵も借りたりしつつ、精進していきたいと思います。
ここまで見てくださり、ありがとうございました。
初めて書きましたが、結構時間がかかるものですね。数回に分けないと...
自分のデッキを見つめ直す機会として、気が向いたら次もやっていきたいです。
それでは!
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