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DTMの魅力

パソコンなどを使った音楽制作、その名もDTM(Desktop Music)。

昨今の世界情勢から、ここ日本でも自宅で楽曲制作を楽しんでいる人が増えているのですが、実は今回がはじめての盛り上がりではなく、YAMAHA DX7(=シンセサイザーの名器)登場時にDTMの第一次ブーム、初音ミクの登場時に第二次ブームがあったようなのです。

というわけで、第二次ブームでボーカロイドに触れ、現在はトラックメイカー/エンジニアとして活動している筆者が、DTMの魅力についてたっぷり語ってみたいと思います。それではどうぞ!

1. 自分だけのワールドを作れる

個人的にめちゃめちゃデカいDTM(=パソコン等での音楽制作)の魅力のひとつ。

YouTubeやTikTok、Instagramなど、自分の世界観を表現できるメディア/ツールは多いですが、そのほとんどが視覚優位のメディア。一方DTMは、聴覚(音の世界)で世界を表現できる数少ない趣味・仕事です。

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画像は、私が愛用している音楽制作ツールのCubase。

ドラムやベース、ギター、ピアノなど各楽器ごとにバーチャルなトラックを立ち上げ、メロディーをパソコン(DAW)に記録していきます。

一方、ヒップホップ音楽の場合は、DAWベースではなくフィジカルコントローラーやハードウェアサンプラー(音を取り込んで編集する装置。Akai MPCシリーズが有名)で曲を作っていく人も多いです。

例えば次の動画は、私の親友でもあるプロデューサー/ラッパーのLASU ZINSEIIによるもの。

Native InstrumentsのMaschine MKⅢを使ったビートメイキングの様子がわかりやすいですね。

他にも、音源すべてを往年のハードウェアでまかなう「パソコン音楽クラブ」など、コンセプトから面白いアーティストも多数いるので探してみては!

2. 機材を買い足していく面白さ(RPG風に)

ドラクエ/FFの世界が、無料や格安の武器だと攻撃力が低いように、DTMの世界でも、無料の音源やDAWの内蔵音源は音がショボいです!!(笑)

またソフトシンセと同様にハードウェアの機材も、例えばモニタースピーカーは高い値段のほうが出音が正確だったり音が良かったりしますし、MIDIキーボード(パソコンにつなげて使う鍵盤。これだけでは音が出ない)も、高価な方がタッチが良かったりします。

これらの機材をそろえて、自宅スタジオを充実させていくのもDTMの醍醐味です!

良い曲は良い環境から!スタジオ・DTM部屋 画像まとめ【part.1】

3. 曲を公開して、反応をもらう楽しさ

古くはMyspace、SoundCloud、現在はYouTube、Twitterやストリーミング配信(Apple MusicやSpotify)など、多くのアーティストが作品をインターネットを通じてリリースしています。

私Piano Flavaもその一人。代表曲になるであろう「ネオンの泪(Piano Flava & Saint Vega名義)」は、公開当初こそ話題になりませんでしたが、Vega君のアルバムがリリースされてから徐々に口コミで広がり、5/14現在YouTube、Apple Music、Spotify合算で15万再生に達しています。

曲を聞いてくれた人すべてに感謝。

4. 音楽(楽曲)の聞き方が変わる!

これも個人的にめちゃめちゃデカいです。

おそらくほとんどのリスナーって、歌の上手さやリリックが共感できる・できないなどの視点で音楽を聞いていると思うのですが、DTMが上手くなるにつれ、次第に各楽器に注目して聞くようになります!

例えばこのベース格好いいなとか、このドラムパターン面白いなとか(笑)

そして!さらにDTMがうまくなっていくと今度は作品(アルバム・EP・シングルなど)のクレジットが気になり出します(笑) 私は一番先にマスタリングエンジニアの名前を探すようになりました。

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STERLING SOUNDのChris Gehringer氏の名前が。

マスタリングエンジニアとしてグラミー賞に13回ノミネートされている猛者ですが、日本のメジャー音楽シーンとも関わりが深く、milet「us」のような、レーベルが自信を持ってリリースする「ここぞ」という曲を担当することが多いようです。

5. 他のアーティストとコラボしたくなる

DTMが上手くなると自分以外のアーティストの凄さがわかります(笑) 僕も最近ようやく他の売れっ子プロデューサーさんの凄さがわかるようになってきました。

そうすると、自分よりすごい人と一緒に曲を作りたくなるわけで…

というわけで、ここからは妄想記事!勝手に私がコラボしてみたいアーティストを発表してみます!!(敬称略)

tofubeats(プロデューサー・DJ)

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日本を代表するプロデューサー・DJのtofubeatsさん。ネオンの泪のRemix希望。

岩里祐穂(作詞家)

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個人的にとても好きな作詞家さんのひとり。リリックが優しいんです。是非共作したい。

TIYOKI(イラストレーター)

めっちゃイラスト書いてほしいです!!!

ピンクじゃなくても(映像制作)

ヒプノシスマイクやSILENT SIRENなど、メジャーアーティストの映像制作に携わっている制作チーム。MVをお願いしたい。


+α:稼ぐことも可能

これは本当にプラスアルファとして捉えてほしいのですが、うまくいけばDTMでガッツリ稼ぐことも可能です。

でも最初は、お金を稼ぐことよりもDTMの楽しさを感じてもらえたらなと。楽曲制作がうまくなれば自然とお金もついてきますし。

まとめ

というわけで、DTMの魅力を5つ(+α)紹介してみました!

数ある趣味の中でも、自分の上達具合に気付くとますます面白くなる趣味のひとつだと思います。

それでは皆さんが素敵なDTMライフを送れますように!!

執筆:Piano Flava

※本文一枚目の画像は島村楽器さんのWebページよりお借りしました。

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サポートしていただいた売り上げは、ラッパーとのコラボ曲制作など、トラックメイカーとの活動資金とさせていただきます。

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ヒップホップのトラックメイカー(作曲家)やってます。小さい頃から音楽が好きで、最近は声のミックスなどエンジニアリングも。大阪府堺市出身。 https://piano-flava.com/

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