作曲収入、月20万円達成したのでやり方を書いてみる
こんにちは。Hip-HopトラックメイカーのPIANO FLAVAです。
いきなりですが、世の中にはいろんな作曲家さんがいらっしゃいますよね!?パッと思いつくだけでもJ-POPの作曲家/アレンジャーやゲームのサウンドクリエイター、ドラマや映画の劇伴作家、BGM系の作曲家などなど。
で、前から思ってるのが「BGMの作曲家」として音楽で稼ぐやり方はネットにちらほらあるのに、それ以外のフィールドで稼ぐやり方はあんまり載ってないな~と。
というわけで、私PIANO FLAVAがヒップホップのトラックメイカーとしてどのように活動し、収益を上げているか書いてみたいと思います。
それではどうぞ!
概要
得意ジャンルを見つけて、その分野で勝負する、というのが基本となります!
具体的な流れでいうと、
無料で誰でも使える曲(BGMなど)を作って公開する=認知度を上げる
↓
はじめは無料~謝礼程度で依頼を受けて、きちんと納品する。
↓
実績を作る
↓
単価を上げる
という感じ。
そもそもトラックメイカーってどんな人?
一言でいうとダンスミュージックの作曲家です。DJを兼業している人も多いですね!
トラックメイカーという職業について
https://note.mu/piano_flava/n/n5f8c87849828
収入の内訳について
①トラック提供:12曲 (193000円)
②ミックス・マスタリング:3曲(9000円)
③オーディオストック(約2900円)
3月はこんな感じでした。ひとつずつ説明していきます。
①トラック提供について
ほとんどの作曲家さんは、クライアントさんからの「こんな曲が欲しい!」という求めに応じて、オーダーメイドで曲を作る感じだと思います。
Hip-Hopトラックメイカーの場合も、これが中心です。
それプラス、ストックのビートを売っています。いわゆる「作り置き」の曲ですね。
時間をみつけて作ったビートをこっそりラッパーに聞いてもらったり、YouTubeで公開したりしています。トラックメイカーならではの方法ですね。
②ミックス・マスタリング
エンジニアリングもやっています。ラッパーさん自身がミックスまで行うこともありますが、声のミックスをトラックメイカーにお願いする人も多いです。
先月は、3曲とも他の方のビートのミックスおよび声のミックスを担当しました。
③オーディオストックについて
こっそりオーディオストックもやっています。BGM系の作曲家さんにとっては主戦場になると思います!
3月はBGM2曲と効果音1つが売れました。
合計204900円
収入を増やすために私が行ったこと
①音楽家としての知名度を上げる
とても大事なので、これについては後でくわしく述べますね。
②直接依頼の単価を上げた
トラック提供:1曲1万2000円→2万円
声のミックス:1曲3000円→5000円
去年の夏頃は1曲8000円でやらせてもらっていました。
1曲あたりの値段は上がりつつも、月あたりの依頼の数は特に減っていないのがありがたいです。
ただ、いまの値段でも他の作曲家さんなどからは安すぎるとよく言われるので、どうしましょうか…
③YouTubeをテコ入れした
いわゆるストックの販売。
3月はじめに
・チャンネルアート
・チャンネル名(PIANO FLAVA→PIANO FLAVA BEATS)
・アイコン(キャラクターのイラスト→文字のロゴ)
を変えました。
YouTubeでビートを上げてからはなかなか売れていなかったのですが、1曲売れて(SOLD)になると、他のビートもすぐに売れました。
コンスタントに動画を投稿するのももちろん大事です!!
④Twitterのフォロワーを増やす
大前提として
「Twitterでは何か一つのテーマについてインプットし続ける姿や楽しんでいる姿が応援される」
というのがあります。
それを踏まえて
・音楽、トラックメイクに関することのみツイート
・ネガティブなことはつぶやかない
・Twitterのプロフィールを充実させる(何をやってる人か、フォローするとどんなメリットがあるか)
を意識してTwitterを使っています。
今後は「話題になること」を考えて実践していきたいなと考えています!
音楽家としての知名度を上げるために
①フリーBGMなどを作って公開する(YouTube)
いろいろな方法が考えられますが、ネットベースで活動する場合、「曲を作って無料で公開する、使ってもらう」というのが初期段階では有効なように思います。
ヒップホップの場合は、ラッパーが自由に使えるフリートラックですね。
自分は2016年の3月からコンスタントに、主にニコニコ動画にフリートラックを上げていました。
https://www.nicovideo.jp/mylist/55539755
②わかりやすい(=覚えやすい)名義にする
わかりやすい名前超大事!
2017年9月頃まで、現在の名義とは違う名前(SNOWDROP)で活動していたのですが、他のアーティストと被っていたりエゴサしにくかったりしたので、いまの名義(PIANO FLAVA)に変えました。
だいぶ覚えやすくなったはず…
プラス、アーティスト名が自分のやりたいことや作風とつながっているのがベストです。自分の場合は「ピアノ系ヒップホップ」ですね。
③ガンガン情報を発信する
音楽家としての情報発信。SNSだけでなく、自分のサイトを持つのがオススメです。
「新しい情報は、情報を発信している人に集まる」のが基本です。
④人と会う
依頼をもらうのに一番大切なのは「信頼度」なので、直接会って話をするのも大事です。
信頼度を上げるために人と会う、というとサバサバしすぎていますが、普通に同業者やクライアント(になりそうな人)と話をするだけでも刺激になりますし、ネットには上がっていない貴重な情報が得られたりします。
⑤クライアントワークだけでなく、自分名義の曲も作る
頼まれて作るのは名誉なことですが、自分の作った曲をクライアントさんが公開しなければ、まわりから見ると何も作ってないのと一緒です!!!
趣味で曲を作ってSpotifyに配信する、なども有効だと思います。それが仕事につながることもありますし。
自分はいまSynthwaveのアルバムを作っています!
⑥いい曲を書く
届け方も大事ですが、素敵な曲があってこそです!
聞いた人に化学反応を起こすような、何かが伝わる楽曲制作が大事ですね。
まとめ
というわけで、こんな風に私は作曲で稼いでるよ!というのを書いてみました。
一番わかりやすいのは、大きな実績を作って「○○の○○さん」と呼ばれるようになることだと思うのですよ!
ただそのためには、いきなり大きなところを攻めるのではなく、目の前のことに集中して取り組むのがいいのかなと思います。
そして、最終的には「人間性」が一番大事だと思います…笑
長文でしたが最後まで読んでいただきありがとうございました!
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