レム睡眠、ノンレム睡眠、徐波睡眠、マイクロスリープ
睡眠は本当に大事な生理的現象です。
三大欲求の1つに数えられていますが、その中でもっとも人生を支配しているのは
睡眠(すいみん)
と言っても過言ではない思います。
なぜなら人は人生の3分の1を睡眠に費やしているからです。
8時間睡眠の人でしたら間違いなく1日3分の1寝てる事となり、
90歳まで生きたら30年間寝ている計算になります!!
30年間寝てる!と聞くとなんだかもったいない気がする私です。
でも睡眠時間は人により、長短の時間差があります。
例えば、トーマス・エジソンの睡眠時間は平均3~4時間だったそうで、
「寝るのは馬鹿だ、みんな寝すぎだ、自分は死んでからたっぷり寝る」
という言葉を残したのは有名ですが、ほぼ同時期に寝る天才が現れてしまい名言が迷言になってしまいました。
その天才とはアルベルト・アインシュタインのことで彼の睡眠時間は、
1日9~10時間と言われています。
睡眠時間の長短はどちらが健康に良いのか?については、やはり長いほうが良いだろうと科学的に解明され始めましたが、特異な体質で短くても大丈夫、または短い方が良いという人もいるでしょうね。
今回は前回の「人はなぜ眠るのか?」
で少しお話したレム睡眠とノンレム睡眠をもう少し詳しくお話しして、皆様を置き去りにしてしまった徐波睡眠とマイクロスリープのお話をさせていただきます。
前回のnoteは少し難しかったかもしれなく、人気がなかったのですが、今回は更にアレを細かくって…
ちょっと暴走させて下さい。ごめんなさい(笑)
【レム睡眠とノンレム睡眠】
前回のおさらいですが、
ノンレム睡眠とレム睡眠は90分周期でシステマティックに訪れ、
ノンレム睡眠は
「脳の活動が低下した状態であり、脳が休息状態に入った状態」で
睡眠の前半に多く、レム睡眠は
「筋肉の活動が低下し、脳の活動が高まった状態」で睡眠の後半に多く、夢をみるのはこちらです。
ノンレム睡眠はさらに、四段階に分かれています。
段階一では容易に覚醒状態になり、段階二では音刺激に反応し、血圧の増加、皮膚血流低下が認められ交感神経が刺激され、大きな音など刺激が強いときは起きます。
三、四、段階では、大脳皮質の活動は著しく低下するので、音刺激、皮膚の刺激、軽度の光刺激には反応しなくなります。
レム睡眠は筋肉の活動は低下しているものの、脳は活動が起きてる状態に類似しています。この時期には夢をみている事がおおく、耳に聴覚刺激を行うと、それに類した夢をみるそうです。
【徐波睡眠とマイクロスリープ】
前回の話にチラッと書いたこの2つの睡眠についてです。
マイクロスリープは微小睡眠とも呼ばれ、睡眠不足状態で覚醒状態の時、目を開けていても瞬間的な睡眠が発生するという現象です。
睡眠不足がある一定のレベルを超えたときの、脳の自己防衛機能と考えられていましたが、最近ではマイクロスリープ後に
「脳が若返る!!気分が冴える!」
とポジティブな意見を聞くようになりました(気になる方はググろう)
例えばサルバドール・ダリはマイクロスリープからインスピレーションを得ていたと私は思います。それはダリが考案した「カギの昼寝」という方法がマイクロスリープを取り入れた手段だと考えたからです。
手順は
①椅子に腰掛けたまま寝る
②指と指の間に乗せるようにして手にカギを置く
③リラックスして寝る
④寝るとカギが手から落ちるので、ガチャンと音がして起きる
⑤起きるΣ(゚∀゚ノ)ノキャー
どうでしょうか?完全にマイクロスリープの現象を取り入れていますね。
マイクロスリープの存在を知らずにこれを実践していたとすれば、やはり天才は違うな…っと思います。
ちなみにマイクロスリープの存在を知らずに、毎日時間があれば5分でも昼寝をしていた私はかなりの凡人です。
徐波睡眠は大脳の回復に最も関係しているとされる特に深い睡眠のことです。この睡眠は総睡眠時間の20%程度しかありません。
ですが起きている時間が増加すると反動で多くなります。
したがって、前回お話したランディーガードナーさんのように長時間起きていた後でも、短時間で回復できた
というわけです。
本来動物にとっては睡眠は大変危険な行為ですね。完全に無防備になるのですから。
なので、マイクロスリープや徐波睡眠のような、より短く睡眠をする機構が備わっているのだと思います。
次回も睡眠の話をしますね。今週は睡眠の話をするぞーっと決めました!!
すでに週の真ん中ですがw
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