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臨床で活かせる!自撮り棒の超活用術ベスト3

【この記事を読むとこんなことがわかるよ】
自撮り棒を臨床に活用すると患者さんの体に対する内省力が向上します。具体的には姿勢・歩行の他に自主トレやセルフお灸などにも活用すると、患者さんが正しい方法で実践出来るようになります。

ども、てっちゃんです。

最近はブログを読んでくれた方(通称:てつらー)から感想コメントをもらえることが増えてきてとっても嬉しいです!

このブログを通じて在宅現場に興味を持ってくれ、今後の進路の選択肢として考えてもらえたらボクとしては本望です。

最近、てつらーの中にも「私もnoteを始めてみました/みたい」って方がコメントくれるのはめちゃくちゃ嬉しいです!

昨日、千葉県船橋市の接骨院で働いている鍼灸師Fさんから、公式LINEにてこんなご質問を頂きました。

こんにちは。以前の記事で、「在宅鍼灸師が現場に持っておきたいマストアイテム10選」がありました。
その中で自撮り棒がランクインしていましたが、どのように評価に活かしているのかが大変気になりました。
僕もアライメント評価や歩行動画を取りますが、自撮り棒を使ってのイメージが湧きません。
文章では伝えにくかいと思いますが、教えていただけると幸いです。
今後の評価するための道具として使いたいと思っていますのでよろしくお願いします。

Fさん、ご質問ありがとうございます!

実際の記事はこちらにあるので良ければご覧ください。

オススメした自撮り棒は8位にランクインしています✨

スクリーンショット 2021-04-20 1.26.10

自撮り棒はボクの臨床家人生において革命をもたらしてくれた最強アイテムの一つでもあります。

つい先日アップしたばかりの記事ではNo1に選出するほど、使えるアイテムだと思っています。

ただし、タイトルのように自撮り棒を手に持って撮影する訳ではなく、
"三脚として活用するもの"
として解説していきますのでご注意ください。

スクリーンショット 2021-04-20 1.34.16

今回は自撮り棒の活用ポイントベスト3をご紹介したいと思います。

では早速3位から見ていきましょう!

3位:姿勢や歩行で経時的な変化を確認

Fさんからのご質問にもあるようにこれは定番中の定番です。

自主トレの実施前後での即時的な変化は何かしら出ていたとしても
「なんとなく体が伸びた気がする」
という程度の方が多く、効果としても実感がないとモチベーションも続かないですよね。

そんな時に自撮り棒を使って変化を実感してもらうことで自主トレ継続に繋がってきます。

2位:トレーニング動画を撮って代償Check

ボクは患者さんには治療の際、ストレッチや体幹トレーニングを2-3種類指導しています。
その場では皆さん間違いなく納得されて帰っていかれます。

ただ、2週間後に再びお会いして確認すると
「自主トレのやり方が変わっていた」
なんてことざらにあります。

そんな時、以前は注意点を「ここが大事なポイントなんで意識してやってくださいねー」と指導してきました。

ですが、再びもう2週間後にお会いすると次は違うポイントが間違えている・・・

この繰り返しをしている内に患者さんも"運動のための運動"になってしまって結果やらなくなってしまうという悲しい結末で終わる。という事を何十回と経験してきました。

そんな状況に半ば諦めモードだったボクでしたが、昨年の自粛期間に自撮り棒と出会い状況は一変したのでした。

ある患者(Aさん)がボクの自撮り棒を見て
「私もこれ欲しい」
と言うんで、自撮り棒を購入してもらって、ストレッチや体幹トレーニングをしてもらったんです。

すると驚くことに、これまで何十回お伝えしても自己流の運動になっていたAさんが、2週間後に確認したら完璧なフォームで出来るようになっているではありませんか。。。

Aさんはこの自撮り棒を使って運動することで、自分自身の体に目を向けるようになり、
「あれ、自分がイメージしている姿勢となんか違うぞ」
と、そこで初めて自分の姿勢が曲がっている事に気づいたんです。

【自撮り棒を使ったストレッチによる体への気づき】
①自撮り棒で撮影しながらストレッチ
②自分で確認
③姿勢が曲がっていることに気づく
④自分で意識して曲がっているところを直そうとする
⑤綺麗なフォームでストレッチが出来る

この具体的なストレッチや体幹トレーニングの実践方法は4/21(水)のセミナーでお伝えします。

ストレッチや体幹トレーニングはめちゃくちゃシンプルなものばかりで、「え。こんな簡単な運動でいいの?」
と思うかもしれません。

めちゃくちゃシンプルな運動ですが、注意点がとっても細かいので、そこを守って出来るかどうかによって効果が出るかどうかが大きく影響してきます。

細かいポイントを自撮り棒を活用しながら行うことでシンプルでもきっちり効果を出すことが出来るので、まずは自分自身でチャレンジしてみてください。
きっと「イメージとのギャップ」に驚くと思いますよw

1位:セルフお灸やツボ押しの指導

堂々の第1位はこちらです!

お灸やツボの部位を指導する機会って鍼灸師なら誰しもが経験していますよね。

ボクはこれまではツボを指導する際にやってきたこととしては、

⚫︎紙に絵を書いてお渡しする
⚫︎ペンで患者さんの体にマークする
⚫︎動画で説明動画を撮って送る

こんな事を主にやってきました。

ただ、このセルフお灸やツボ押しって続けるのが思ったよりも出来ないんですよね。
人間だれしもサボりたくなるし、お灸やツボ押しなんて
「やりましたー」
って言ってしまえばそれで済んでしまいますよね。

ボクも必要性を感じてなければ
「何回かやった気がします。でもあんまり効いたのかは分からないですねー」
的な感じてごまかしてしまいそうですw

そんな時に、実際にお灸している動画を自分で撮影してもらい、私宛に送ってもらいます。

※この際、個人の連絡先よりは仕事用の「公式LINE」を作ってお伝えするのがオススメです

そうやって2−3週間続けてもらうことで患者さん本人も効果を徐々に感じ始めてもらえれば、あとはこちらがcheckしなくても自然とやってもらえるようになります。

以上、ボクの自撮り活用法ベスト3でした!

ぜひ、みなさんの自撮り活用法があれば教えてください。

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以下にボクが実際に使っている自撮りアイテムも載せておきますね!
どれも抜群にオススメです!

【スマートフォン用のオススメ】※外でも中でもOK

【タブレット用のオススメ】※意外に超使える!土台がしっかりしてます

【自宅用の最強スタンド】※自宅で使うならコレ!寝ても立っても使えるし、スマホ&タブレットどちらも使えます

本日もご覧いただきありがとうございました!

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