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「うまい話」は存在しないのか?自分が遭遇した具体例

SNSなどを見ていると、「うまい話は無いから騙されないで」という方をよく見ます。 本当にうまい話は存在しないのでしょうか? ここでは一旦、「うまい話」を「一攫千金系の話」と定義します。 僕の今までの経験から言うと ・「うまい話」はある ・但し、普通にSNSをしていて直接「うまい話」を知ることはほぼ出来ない ・当たりのコミュニティに入って計画を立てて一緒に試行錯誤したり、複数の情報から自分で推察することで「うまい話」が完成する になります。 以下、僕が経験した「うまい話」

語りすぎると作家と見なされなくなる問題とどう向き合うか

写真や映像を撮る人には大きく分けて3種類います。 ①写真や映像のみで勝負する人 ②写真や映像とその写真や映像に関する思想を語ることで勝負する人 ③写真や映像とその写真や映像に関する思想に加え、how toを語ることで勝負する人 林は明らかに③で戦ってきたのですが、「how toをやったり何かを語りすぎると作家とは見なされなくなる」という問題があります。 これが怖くて本当は色々話したいけど①や②の発信しかしていない人もいるのではないでしょうか。 ③をやるメリットはたくさん

意外と見落とされている、noteの記事の印象を変える設定

noteの設定を変えてみました。 いつもの記事と印象が違うでしょうか? どちらが良いかは少し投稿を続けてみないと分からないのですが、しばらくこの設定で続けてみようと思います。 何の設定?と分からなかった方いますでしょうか?

自分の人生を一変させた「脳の使い方」について

最近、「林さんはどうやって今の感じになったんですか?」的な質問をされることが多くなりました。 今の感じ=基礎能力+設計・写真・映像などの追加スキル だと思うのですが、基礎能力に関しては自分の場合完全に18-22歳頃に会得した2つのベースとなる脳の使い方によって作られているなと感じます。 この2つはそれ以降の自分を支え続けており、これからも一生支えていくものだと思うのでちょっと解説してみようと思います。

「写真家に資金援助する」が自分が出来る一番大きな写真界への貢献説

もうタイトルで全部言っているのですが。 僕は写真が好きなので、出来れば写真界に何か貢献したいなと思っています。 写真の裾野を広げる活動も、写真をもっと楽しくする発信も、写真に関連して生きていく方法を模索することも、すべて写真界に貢献していると言えるのですが… やはり最終的には写真表現についての世間の関心を高めるor写真表現を一歩進めるということに挑戦したいなという思いがあります。(というか最近そう思うようになってきました) となったときに今までは「まず何でもやって自分の話

言語化によって失われるものはあるか?

Arataさんがとても面白い提起をTwitterでされていたので、自分なりに返信を書いてみます。 これは写真や文章をやる上で避けては通れない議論ですね…! なので皆さんそれぞれの「答え」を持っていると思うのですが、僕の中での現時点での答えは ①言葉にする ②言葉を知る ③メタファーを用いる ④言葉をつくる の4つのアプローチがあると考えています。 例えば僕は高校の頃に友人と「異性との友情は成り立つか」という話になったときに、みんなが「成り立つ」「成り立たない」という話

この生き方しかなかった

自分は最近こそ平和な人間に見られることが多くなったけど、本来他の人よりも平和を保てない方だと思う。 とにかくキャパが小さいので、例えば明日6時から撮影だったら22時には寝れてないと焦ってソワソワしてくるし、健康・睡眠・人間関係・金銭面に不安があるとそれだけでピリピリする。 そうなると妻と何でもないことで喧嘩したりすることも増えるし、とにかくそういう状況から脱したかった。 結果として考えに考えて選んだ道が ・仕事全部辞めてTwitterで暮らせる仕組みをつくる ・稼働時間を極

【評価軸を増やす】「いいね」以外で自分の価値を見極めるおすすめの方法

これを見ている多くの方がSNSに自分の写真や文章などを投稿していると思います。 その中で自分の価値を表しているものの代表格がいいね数で、SNSでこの記事を読んでいる時点でいいね数に全く興味がないという人はいないのではないかと思います。 普通にSNSをやっていると、評価の基準はそれほど多くなく、いいね数以外に明確に自分の評価が表に現れるものはなかなかありません。 そのままだといいね数というひとつの評価が自分の評価の全てのような気がしてきてしまうので、この評価軸を増やすのがおすす

人生は「何を信仰するか?」で上手くいくか決まる説

突然ですが、あなたは何を信仰していますか? いわゆる宗教の話ではありません。 宗教だけの話ではありませんと言ったほうが正確でしょうか。 最近、人生がなんとなく上手く行っている人と上手く言っていない人の差はなんだろうと考えているのですが、 ・自分が信仰しているものをはっきり言うことができるか ・その信仰の対象がある程度「上手くいく」ことを確約されているものであるか の2点だなと感じています。 詳しく解説するとともに、林の信仰は何なのかという話ですが、

平野美宇さんの写真に対する一連の議論を見て思うこと、或いは「想像力」とは何か?

ここ数日、平野美宇さんの写真に対する幡野さんのポストを発端に思った以上の広がりを見せた議論について、自分なりの意見を書いておこうと思います。(元ポストの写真は既に削除されています) 内容的には非常に平和なことを書くので「Twitterで言えないこと」ではないのですが、元の議論が非常に加熱してしまっているので公開はメンバーシップ限定とさせていただきます。

フォロワーが少ない人は「◯◯と◯◯がずれている」

※前提としてSNSの使い方は自由でフォロワー数が多い少ないで偉さが変わるわけではないので、あくまでもフォロワー数が気になる人向けの記事です。 先々週くらいに「Twitterアカウント添削します」と言ってから実は1000アカウントくらいのアカウントをこっそり分析しています。 まずフォロワーが少ない人の定義ですが、正確に言うとSNS運用を始めてそれなりに時間が経っていてプロフィール欄にもそこそこの人が流入しているのにあまりフォローされない人ということになります。 どんなすごい人

実は「仕事を受注する」は受注側が発注側にお金を渡している

仕事を受注するとき、写真・映像系の仕事(特に広告)では発注側が受注側にお金を払っているという認識の人が多いと思います。 お金を払っていただく側なので受注側は発注側よりも立場が弱くなる、というのもあるあるですし、クライアント(雇用主)のような言葉も出てきます。 しかし実は本当の構造は全く逆で、多くの場合受注側が発注側にお金を渡しているのです。 そしてそのことを理解していないクライアントからの仕事は無茶ぶりが多かったりのいわゆるブラック案件になりがちなので、特にフリーランスのは方

リセットのすすめ

先日コロナに罹りまして、2週間くらい経つのですがまだ倦怠感がすごくて寝込んでいます。 幸い受注のお仕事をもう一部のまだ納品出来ていない写真のレタッチくらいしかしていないので、いくらでも寝込んでいられる状態です。 前述の記事の通り、収入的には毎月約100-150万円くらいの不労所得があるので、寝込んでいて新しく機材を買えない分むしろ貯金が増えて行っています。 ただ今回のタイトルはリセットのすすめでして、コロナになったことで自分の中で心境の変化があったのでそのあたりについて書

リポストが作る閉じたコミュニティ

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